10月も20日が過ぎ、今週末まであと数えるほどの日数となりました。今ごろ、エントリーした高校では、各チームが最後の練習に励んでいるころなのかな。。。?と想像します。
本日、フライヤーが出来上がってまいりました。
こちらの裏面は ↓↓↓
全国高校生花いけバトルは、観客参加型です。こちらの面は、観客のジャッジ札にもなる者なんですよ。
さて・・・、今回のTOP画像をご覧くださいましたよね。
華奢な高校生が大きな竹をまさに生けようとしている姿です。
花いけバトルにチャレンジしてくれる高校生・・・を「花いけバトラー」と呼んでいるのですが、この姿のように果敢に大きな花材を使ってダイナミックに、なおかつ、美しく生けようとみんながチャレンジします。その間、たったの5分。花を選ぶところからのスタートです。
自分の生ける花器が決まると、多くの花材の中から生けあがった姿をイメージして、それに合った花材を手にするところからのスタートですから、花材を選び、自分の生ける場所まで持ち帰る一秒でももったいないので、みんな走ります。選ぶ花材も重なってしまう場合もあるので、早く決断して選んで持ち帰らないといけない。もし、さきに生けたい花を他チームにとられてしまうと、描いたイメージを組み立てなおし。。。ということも。
自分の背丈よりも大きな花材もダイナミックに生けこんでいく姿に、観ている方もハラハラドキドキするのです。
余りに果敢にチャレンジすると思ったように生けられないことも。花器が倒れたり、落ちたりすると大きな減点となるのですが、それにもかかわらずチャレンジしてくるバトラーもいます。
採点は、最終的に出来上がった作品もさることながら、それを生けあげていく過程も審査の対象です。たった5分の間にドラマチックな光景を目の当たりにすることもあります。
こうして出来上がった作品を昨年の大会の作品からご紹介しましょう。
いかがでしょうか?かなりダイナミックでしょう?
これを高校生たちが5分で生けるんです。
そして、どの作品の周りにも葉っぱや切った茎などは散らばっていませんね。各テーブルに残っているものは、すべて作品とみなされてしまうので、どのチームも最後の2-3秒で作品台の上もきれいに片付けます。
今年もたった5分の間に繰り広げられるドラマが展開されます。
戦いの会場は、イオンモール広島府中。時間は午後一時から。
是非、一度、一生懸命に花に、そして、作品に向き合う5分間をできれば生でご覧になってください。