今回のリターンのひとつである、「jojoniの木のケース」を作っている盛木材さんを紹介します。
盛木材さんは、伊那市高遠の木こりさん。広葉樹の魅力を知って欲しい、というところから広葉樹の板や商品を販売するショールームをされています。
3年前はじめてショールームを訪れた時に購入したオニグルミの板は、机として我が家の窓際にたたずんでいます。
広葉樹は一般的に曲がりが多く、建材などには使いにくいことから薪にされることが多い木。ですが、針葉樹にはない個性的な魅力があります。その魅力を伝えるために、盛さんはセルフビルドでショールームを立て、板だけじゃなく加工した商品や、炭焼き窯で焼いた炭などを販売しています。
その後、「山暮らしkikori塾」というイベントで、私いぶきが運営、純也がカメラマンとして、一緒にイベントを行いました。
森を歩き、山や木について教えてもらい、チェーンソーで伐採まで行えるようになるkikiro塾。スタッフという立場ながら、盛さんからたくさん山について教えてもらいました。
今回、宿の開業にあたって、盛さんからクルミの板をプレゼントしていただきました!皮を剥いて磨いて、脱衣所の棚にする予定です。
盛木材さんではjojoniというブランドでまな板やえんぴつ軸、木のケースなども作られています。jojoniとは「ジョジョニとユックリ」という絵本から来ているそうです。(宿にも置いています。)
リターンの木のケースはアクセサリーケースやピルケース、アロマディフューザーなど好きな使い方で使っていただけます。
今の家やオフィスを見渡して、どれだけ本物の木があるでしょうか。靴の裏に泥がつかないアスファルトの道路も、機能的な新建材の壁も先人たちが努力してつくりあげてきた便利で快適なものたち。
でも私たちはやっぱり数十万年慣れ親しんできた木や土が恋しい。本物の木はそこにあるだけで、手に触れるだけで温かみを感じます。
ぜひお家やオフィスに森を持っていきませんか。
●盛木材
●盛木材さんが運営している古民家ゲストハウスおんまし