半分まで来ました
1月8日で、目標金額の半分に到達しました。
みなさまの温かいご支援に感謝申し上げます。
引き続き頑張って参ります!
かまど蒸かし
餅の製造工程に欠かせないのが、「蒸かす」「蒸す」という工程です。
この工程、最近の家庭用の餅つき機では、電気が熱源となります。また、ほとんどの餅屋さんや和菓子屋さんでは、家庭用よりは多い分量のもち米を蒸かす必要があるので、設備が大きくなり、ガスやボイラーが熱源になると思います。
私が引き継いでいる伝統製法では、熱源は薪で焚くかまどの火になります。
この熱源の違いも餅の味や香りに影響してくるのではないかと感じています。
市販の餅には自分の知っている餅の味や香りがあまり感じないのですが、最近、かまどで蒸かして機械の杵つき製法で作った餅を購入したので、試食してみました。
自分で作ったものほどではありませんが、今まで市販の餅にはあまり感じてこなかった香りを感じました。この香りが釜の香りなのだとこの時改めて感じました。また、この餅は、市販の餅よりも味も良いように感じました。
この経験から、餅の味を決める大きな要因となるのは、この「蒸かす」「蒸す」という工程で、薪焚きでかまど蒸かしすることなのではないかと感じています。
※今回のお話も、科学的な根拠があるわけではなく、あくまでも自分が自分の味覚と嗅覚で感じることから推測したものです。
私は、自分の一番好きな食べ物は何か?と聞かれたら、「かまどで蒸かしたもち米」と答えます。
そのことについては、こちらのブログに書いてありますので、ご興味がありましたら、読んでいただければと思います。
また、かまどで蒸かしたもち米を召し上がってみたい方は、現地でしか体験できませんので、ぜひこちらの現地にお出かけ頂きたく思います。
今回のプロジェクトのリターンでは、茶餅作りの体験もご用意しておりますので、そちらをご選択いただければ味わうことができます。