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池子小の子どもたちの挑戦「夢見るツリーハウスをつくりたい!」プロジェクト

2024年12月中旬までに、池子小学校の園芸コーナーに「夢見るツリーハウス」をつくりたい。子どもたちの創造性を育む遊び場を作ることで、地域全体で協力して学校とコミュニティを結びつけるプロジェクトです。エディブルスクールヤードやパーマカルチャーの理念を取り入れ、自然と共生する学びの場を実現したい。

現在の支援総額

3,370,400

112%

目標金額は3,000,000円

支援者数

231

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/09/26に募集を開始し、 231人の支援により 3,370,400円の資金を集め、 2024/11/10に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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現在の支援総額

3,370,400

112%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数231

このプロジェクトは、2024/09/26に募集を開始し、 231人の支援により 3,370,400円の資金を集め、 2024/11/10に募集を終了しました

2024年12月中旬までに、池子小学校の園芸コーナーに「夢見るツリーハウス」をつくりたい。子どもたちの創造性を育む遊び場を作ることで、地域全体で協力して学校とコミュニティを結びつけるプロジェクトです。エディブルスクールヤードやパーマカルチャーの理念を取り入れ、自然と共生する学びの場を実現したい。

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ツリーハウスが出来るのは、小学校の校門を入ってすぐ右隣り。

そこは、草木や果樹が茂る「池子グリーンアースラボ」という名の美しい庭園です。


今回お話を伺ったのは、池子グリーンアースラボ部員の藤島さん、中嶋さんです。

写真左:中嶋さん 写真右:藤島さん


■まずは、現在の活動内容について教えてください

中嶋 :現在、26名の保護者が在籍して、校門付近のガーデンで月1回、ガーデニング活動をしています。

 他にも、ガーランドや毛糸の装飾を作ったり、不定期でハーブコーディアルやキムチ作りのワークショップを行ったりしています。

 ママ・パパを中心とした保護者や子どもたち、時には烏骨鶏も参加して和気あいあいと活動しています。



■以前この場所は、何も植栽がないはげ山だったと伺いました。活動のきっかけはなんですか?

藤島 :池子小学校の中に、子ども達の情緒を豊かにするような五感を刺激できる潤いある場所が欲しいと思っていました。

 四角い教室が苦しい子どもや、仕事に疲れた先生方、保護者や地域の方も立ち寄れて、少しホッとできるスポットを創りたいと考え、北欧の自然享受権に倣って、誰もが収穫できて楽しめるような果樹園を目指しました。

 また、授業に使ってもらえることで先生の教材研究の役に立つのでは?とも思っております。コロナの息苦しい時代に何か記念になるものを創りたかったのもあります。


 最初はなかなか学校側の理解が得られず、協力頂くまでに時間がかかりました。いまでは理解者も増え、一緒にガーデンを作っている仲間です。


■どういう風に、いまのお庭になるまで作っていったんですか?

藤島 :まず、レモンやブルーベリーを植えるにあたって、カチカチの地面を耕すところから始めました。

 活動するにあたって倉庫も必要だったのですが、予算がないので廃材を集めて、園芸部のお父さん達を中心に手作りしました。それから、大きな石や丸太の寄付があり、それを元に花壇をつくり、お花屋さんの廃棄苗の寄付もいただけることになってお花が増え、毎年チューリップを植えることにしました。

 逗子ガーデンさんのご協力もあり、草置き場も廃材を組み上げて設置しました。


■緑が豊かな環境になるまでは、時間も労力もたくさんかかったと思います。その中で、大変だったことと嬉しかったこと、それぞれを教えてください。

藤島 :大変だったことは、土地が痩せすぎていて何を植えてもすぐに枯れてしまい土の改良をすることに苦心しました。暑い夏にはすぐに土も乾いてしまい部員で毎日水やりをしていました。

そんな中でも、植物たちは育ち、彩り豊かなお花や香りの良いハーブ、そして果樹はたわわに実をつけてそれを子ども達が楽しんでくれる事が一番の喜びです。


 食べられる植物を植えているのはこだわりのひとつで、私たち人間も含めて自然循環の中にいるのだと実感してもらいたいのです。落ち葉や生ごみなどの有機物が土に還りチューリップやレモンに生まれ変わることを実感してもらいたいなぁと願っています。



■今度はこの場所にツリーハウスを作る予定です。この計画を聞いたときにどう思いましたか?

中嶋 :以前活動中に、「ここにツリーハウスがあったらいいのにね、そこでおやつとか食べてさ」と、話していたことがあったんです。子どもたちの発案でツリーハウスを作る計画があると聞いて「ついに来たー!!」といった感じでしたね。今まで様々な障害を乗り越えてここまでやってきたことが、さらに発展する手応えを感じました。



■コンポストも導入予定と聞きました。どうして整備しようと思ったのですか?

中嶋 :藤島さんの話にもあったように、自然の循環の中で生きているということを実感するという点で、野菜くずや生ゴミを堆肥にする、その堆肥でまた野菜や果樹を育てる、それを食べる……といった循環を感じられると思ったからです。

 ゴミの排出を減らすという点でも、ご自宅よりも、もう少し大きなグループや地域でもコンポストが運用できるのかという実験的な意味合いもあります。



■お庭、食育農園、ツリーハウス、コンポスト。いろんな機能が一つの場所に集まります。

場所を通じて、子どもたちに感じてほしい、学んでほしいことがあれば教えてください。

中嶋 :自分たちの発案でツリーハウスができたという成功体験や、四季折々に移り変わる木々や草花の姿、自然の循環など、いろんなことを感じてくれるとは思うのですが、そこから何を学べるかは子どもによって本当に無限大なんじゃないかと思っています。

 それぞれの気になること、好きなこと、興味関心の赴くままに自由な発想を育む場になってくれたら良いなと思います。


■今後のアースラボをこうしていきたいという将来の希望があれば教えてください。

中嶋 :今は主に在校生の保護者が活動の中心ですが、子どもたちがお花を育ててもいいし、卒業生や卒業生の保護者など、仲間が広がっていったら良いのではないでしょうか。

 つい先日、ご近所の方がガーデン内のあまり生育の良くないぶどうの苗を見て、ぶどうのお世話を申し出てくださったんです。これぞ理想の形!と感動しています。


■みなさんそれぞれの、お庭のお気に入りポイントを教えてください

藤島 :私は、やっぱりレモンが1番のお気に入り。どこかの国では果樹の木の下では罪が赦されるとも言われていて、小学生は学校でたくさん失敗してレモンの木の下で赦されて(笑)、色々なことを学んでいって欲しいなと願います。


中嶋 :私は地味なところで、土留めですかね……。ガーデンには高低差があるので大雨などで土が流れ出してしまうことがあったのですが、適切な場所に丸太やレンガで土留めをしてあげるとそれがピタッと治まったり、そういったガーデン内の立体的なデザインが面白いなと思っています。

 ツリーハウスができたら、その立体感がさらに際立つのではないかと思ってワクワクしています。


■最後に、クラファンを検討している方々へのメッセージをどうぞ。

中嶋:クラファン期間も残り少なくなりました。これまでおひとりおひとりのご支援で大きな夢へ近づいていると感じています。子どもや先生、保護者や地域の方が集えるような今まで以上に素敵な空間になるように活動していくますので、ご支援よろしくお願いします。



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