11月23日(土)
日帰り大阪出張に行ってまいりました。
向かった先はタイトルの通り、JAM(レトロ印刷/SURIMACCA)さん!
ご存知の方も多いかと思いますが、リソグラフの印刷代行を先駆けてやられている印刷会社さんです。
また、私たちのスタジオでも導入予定のシルクスクリーン「SURIMACCA」を開発・販売もされています。
今回の訪問の目的は主に3つ。
❶JAMの代表取締役・山川さんへご挨拶
❷レトロ印刷の工場見学
❸SURIMACCAの研修
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❶JAMの代表取締役・山川さんへご挨拶
JAM創業から現在に至るまでの会社の歴史、ビジネス目線・社会貢献目線でのリソグラフとシルクスクリーンの今後のビジョンなどを「熱く」お話しいただきました。
そんなJAMさんのシルクスクリーンへの想いに共感し、私たちSTUDIO tuuliも「SURIMACCA+」に加盟することになりました!
SURIMACCA+とは?
シルクスクリーンのおもしろさを拡げていくため、SURIMACCAが使える印刷の遊び場を全国につくるプロジェクト。
JAMさんの心強いご支援のもと、地域に根づいた作業場を目指していきます!
❷レトロ印刷の工場見学
私自身、普段からよくお世話になっているレトロ印刷さんの工場を見学できる!ということで、日程が決まったときからこの日をずっと楽しみにしていました。
いくつかの印刷会社さんでシェアしている建物の一室に入ると、リソグラフ印刷機がずらり!
1日30件〜多い日では100件ほどの注文を印刷しているのだとか。
印刷機以外にも裁断機や角を落とす機械、製本用のミシン、無線綴じ製本機…
他にも沢山の機械が揃う、クリエイターには夢のような空間でした。
特に興味深かったのがツヤプリ印刷の機械!
印刷したインクの上に専用の粉を振りかけて、オーブンのようなベルトコンベアで熱せられ、出口から出てくるとツヤっとプリっと。
思わず「パン屋さんみたいですね。」とコメントしてしまいました。
社員さんからアルバイトの学生さんまで、ぱっと見10名ほどが黙々と作業されていて、私も学生のときにここで働きたかったなぁと羨ましく思いました。
❸SURIMACCAの研修
今回の1番の目的であるSURIMACCAの本社研修。
電解マーキングの体験や、特殊インクでの印刷、グラデーション印刷などの小技を教わりました。
実はこの日、新幹線の大幅な遅延で到着が1時間半以上も遅れてしまいました。
限られた時間の中でも丁寧に、そしてわかりやすくシルクスクリーンを教えてくださった担当の伯田さんに感謝感謝です…!
シルクスクリーンだけでなく何事もそうですが、「体験者」として携わるのと「指導者」として携わるのでは、必要な知識&経験の量が桁違いだなと。
私たちもシルクスクリーンをより多くの方に楽しんでいただきたいので、丁寧に、そしてわかりやすくレクチャーできるよう、日々精進していきたいと思います。