前回は、形成外科での私の体験談をお話しました。
本日は、車いすでダンスをされている方々の素敵な記事をご紹介したいと思います。
広島県呉市に住む阿田光照さん(39)
中学生の時、トランポリンから落下して首の骨を折り、下半身麻痺の障害を負った。
阿田さん:毎日が真っ暗で何を考えていいのか分からなかったですね。
『もう死にたい』と思って。
でも、自分で死ぬことすらできなかった。
母親に当たりました。
狂ったように…
その後、陽子さんという女性と知り合い、2人は車いすダンスを知りのめり込んでいく
やがて、心と体が変化してきた、と光照さんは振り返る。
阿田さん:音楽に合わせて動くことによって、すごくリハビリ効果にもなって。
明るく楽しく、性格もちょっとずつ前向きになった。
2人で大会やイベントに出よう、と。
その目標に向かって進んでいく。
すごくプラスになりました。
阿田さんペアは2014年、韓国・仁川の「アジアパラ競技大会」で4位入賞を果たし、翌15年の「車いすダンス世界選手権大会」では9位に入った。
今や、日本を代表する競技者だ。
阿田さん:僕達大した踊りはできていないんですけど、障害を持たれた方とか、人生
真っ暗で死にたいとか、何をやっていいか分からないとか、そういう方も
たくさんいると思うんです。
そういう方に僕たちの姿を見てもらって、『車いすダンスというものがあ
るんだな、こういう人がやっているんだな』と知ってもらえたら、と。
ちょっとでも、そういう方の励みになればうれしいですね。
障がいを負い苦しい時期を過ごしてきた阿田さん。
車いすダンスに出会い、目標をもつ事で前向きになれたのはすごく素晴らしい事だと思います。
キラキラした笑顔が本当に素敵ですね。
これからも自分の人生をダンスと共に楽しんで頂きたいと、心からエールを送りたい。




