今日は文化の日の振替休日ですね!
ちなみに、文化の日は日本国憲法が公布された1946年11月3日を記念し、「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として定められたそうです。
発端といえば、日本の公教育制度の発端は1872年に頒布された学制です。黒船来航に象徴される欧米先進国の脅威に対し、欧米列強から日本が独立を保ち、近代国家として発展するためには、欧米先進国に対抗する力をつけることが必要でした。そのため、知識と能力の育成に加え、国民意識を涵養すべく、バラバラに各々の教育を行う学問塾や手習塾ではなく、欧米先進国に追いつくための機関という目的の統一された公教育の学校がつくられました。
公教育制度も、今ではあるのが当たり前と思える制度ですが、約150年しか歴史のないものなんですね。
■記事の紹介
さて、今日は小学校1年生の授業教材を紹介したいと思います。
自分以外の相手に自分の考えを文章で伝えることは大切です。今日紹介する授業は小学校1年生の小学校で初めて文章で考えを伝える授業です。
相手に何かを文章で伝えるためには
・伝えたいものをもつ(かつ明確にする)
・伝える相手を想定する
・論理的に文を並べる
ことが必要です。
この授業では自分の伝えたいことを考え、相手を想定し(おうちの人)、文章を構成します。
1年生でも取り組めるように、短冊を作り、言いたいことや情報を端的に書きだしつつ、それらを論理的に並べます。
なお、相手に自分の考えを伝えることは、他者とのコミュニケーションの側面に加え、自分の頭の中での言葉による考え(内言)と他者とのコミュニケーションとしての言葉(外言)の相互作用により個人の認知能力の発達としても重要です。
そんな重要な内容ですが、一斉授業でやみくもに「相手に伝わる文章を作ろう」と言っても、なかなかその実現は難しいでしょう。
ぜひ本記事を読み、小学1年生が他者に自分の考えを伝える活動を実施させる際の参考にしてみてください!
「短冊の利用で文章マスター!ーはじめての文章をつくる指導の工夫ー」(https://co-knowledge-corporation.com/posts/MSmAQhM)