今日も小学校の理科「太陽とかげ」の単元の続きの授業を紹介します!
第1校時目では、かげふみをして遊び、影の法則についての気づきを得ました(影は同じ方向にできる、影の大きさは物の大きさで変わる、地面から離れるとものと影も離れるなど)。
第2校時目では、第1校時目の「影のできる向きが同じ」という法則から、影のできる方向についての法則を検討し、太陽と反対側にあるという事実を見出しました。
第3校時目では、影の向きが時間によって変わるという事実から、影の向きを決める太陽はどのように動いているのかを、実験により予想しました。
第4校時目では、3校時目で記録した実験結果をもとに、懐中電灯を太陽として、「かげの向き」「かげの長さ」に注目し、天球上の太陽の動きを検証しました。
そして、第5・6校時目は、太陽の光と温度の関係に迫っていきます。
今回紹介する第5校時目では、日なたと日かげの違いを共有し、その違いを実際に確認する実験デザインを考案します。児童から出てきた気づきから、日なたは暖かく、日かげはつめたいという素朴な概念を確かめるべく、実験を立案します。自身の予想が成り立つには、どんな結果になればよいかを考えさせ、次回の授業で行う実験デザインを考えます。
繰り返しになりますが、やはり理科は身近な現象に疑問を抱き、そこに潜む法則について予想し、実験を汲み、検証するというプロセスに面白さがあります!
素朴な考えを実験で確かめるための方法を扱う授業になります。ぜひ読んでみてください!
「日なたと日かげの違いを探る授業ー予想から実験計画の立案までー(太陽とかげ:第5時)」(https://co-knowledge-corporation.com/posts/FVk4NmY)