子どもたちの活動報告
TSMの子どもたちの中から、このイベントに「盛り上げ隊」として、また「先導役」として参加するために、愛知県から代表で7人が参加しました。能登半島の子どもたちに運動メニューをスムーズに習得してもらい、今後の運動能力向上のきっかけとなることを願って、コーチ陣と先導役のTSMの子どもたちはこのイベントに臨みました。
7人のTSM子ども盛り上げ隊は、能登半島地震復興支援のプロジェクトの意義を心から理解し、イベント成功に貢献する精神で全力を尽くしました。イベントの先導役と盛り上げに関するミーティングは、コーチとの間で何度も繰り返されました。子どもたちは泣き言を言わず、前向きに「提案や改善」を行う姿を見せ、指導の枠を超えた成長を見せてくれました。「世の中に貢献しよう」という強い思いは、子どもたちの成長に際限がないことを実感しました。TSMスタッフと子どもたちにとって、掛け替えのない素晴らしい経験となりました。
イベントに参加した7人の先導役の子どもたちの中の1人、「くるみ」さんは、イベントに参加した皆さんに贈り物をあげたいと言い、2週間ほどかけて220個もの贈り物を手作りしてくれました。この贈り物は、くるみさんが心を込めて作成したものです。(参加された皆さまにはお帰りの際、コーチから手渡された袋の中に入っています。)
「どんな思いで作っているのかな?」と尋ねたところ、「能登半島の子どもたちや被災地の方々に元気になってもらいたい」「一緒にがんばろう」「なんか心が癒やされたらいいな」「早く復興が進んだらいいな」という気持ちで作ったとのことです。驚くことに、私たちTSMスタッフが作成した「缶バッジ」と同じ思いで作られていました。誰からの指示もなく、彼女自ら発案し、行動し、自由に作成したものです。ここに紹介します。きっと彼女の思いは叶うことでしょう。
また、くるみさんは装飾品が得意で、将来は「心癒やされる」「人々を幸せな気持ちにさせる」「世の中に貢献する」ものを作り出す人物になるかもしれません。
「りんな」さんもTSMコーチに贈る装飾品を作成してくれました。「このイベントが未来を照らす鍵になってもらいたい!」思いで作ってくれましたのでここに紹介します。出陣の熱意が更にあがりました。感謝します。
写真はイベントの次の日(11月18日(月))TSMの子どもたちの代表として参加したメンバーから仲間たちに報告会をしました。子どもたちの発言から貴重な経験と素晴らしい体験をしたという内容が含まれていました。改めてこのイベントが尊く意味深い物になったと感じました。
TSMの子どもたち、コーチ陣、そして関わった全ての皆様に感謝いたします。今回の経験を活かし、今後も継続して活動を続けていきましょう。最後に、一日でも早く復興が進むことを心からお祈りいたします。