台湾嘉義の梅山に位置する琥珀社珈琲荘園に訪問しました。
琥珀社珈琲荘園は元々はお茶農家でしたが、2013年からコーヒーの木を栽培し始めました。
2017年、2018年には台湾の珈琲豆品評会で二年連続優秀賞を受賞しており非常に優れたコーヒー豆です。
農園は梅山の標高1200mに位置するため、害虫が少なく良質な豆が収穫できるのが特徴です。農薬や化学肥料は一切使用しておらず、未熟な豆や豆を収穫した後のコーヒーの果実は肥料として再利用されておりました。
農園主の陳夫妻はコーヒーとお茶の栽培に情熱とこだわりを持っており、コーヒーの収穫には完熟の状態である紫色のチェリーしか手摘みしていないと仰っておりました。完熟の状態の豆は焙煎した際に甘みがより一層ますそうです。
実際に飲んでみると琥珀社珈琲農園のコーヒーは酸味があり甘みがありフルーティなコーヒーでした。アイスにして飲むとまるで果物を摂取していると錯覚するほどのすっきりした味わいです。
また台湾産コーヒー特有のまろみがあり、飲み疲れしないコーヒーです。
元々はお茶農家ということだけあって、紅茶のクオリティも非常に高いです。
紅茶も今後は仕入れてこちらの農園を応援していきたいと思います。