ご挨拶
初めまして、「知多ぶる/CHITA ble」プロジェクトリーダーの中川砂織です。日本酒をこよなく愛する日本酒大好き人間です。このページをご覧いただき、ありがとうございます!
愛知県・知多伝統の酒造り、醸造文化の継承を応援するため、始まった「知多ぶる/CHITA ble」プロジェクト。
今年も、地元・愛知県知多の日本酒を造り続けてもらうべく「知多ぶる/CHITA ble」を作ることになりました。日本酒の新たな魅力に溢れる新感覚の日本酒「知多ぶる/CHITA ble」を特別な体験とともに皆さまにお届けします。
プロジェクト立ち上げの背景
私たち株式会社中日メディアブレーンは、1998年の創業以来「環境」「高齢者活性化」といった社会的なテーマに特化した、情報紙の出版を中核事業としてきました。
出版事業の他、シニアを対象とした会員クラブ運営、セミナー・イベント事業、自治体・非営利団体との連携事業も積極的に展開しています。
関わるすべての方に「夢と幸せ」をお届けし、分かち合い続けるという企業理念を全うするため、あらゆる経営資源を活用し、人、地域、社会、環境に役立つ事業を創生し継続していくことを私たちの使命としています。
コロナ禍に開催したイベントで、偶然参加していた愛知の酒蔵の杜氏(醸造責任者)と出会いました。
減少の一途をたどる日本酒国内消費量、愛知県の酒蔵の現状について杜氏から直接話を伺い、愛知の醸造文化を応援したい、「知多で作った日本酒のおいしさを多くの人に味わってもらうことでファンを増やし、酒米農家や醸造文化の持続的な発展を手伝いたい!」との想いで、日本酒醸造・販売と全く違う業種でありながら、2023年から日本酒造りに携わり始めました。
日本と知多が誇る酒造りと醸造文化のサスティナブルに願いを込めた「知多ぶる/CHITA ble」プロジェクト
知多の米、知多の水、知多の蔵で、より高度な技法で極みの日本酒造りに挑むことで、日本酒の魅力を広め、日本の、知多の、酒造り、醸造の文化と技術を未来に繋げようと始まったプロジェクト。
このプロジェクトから生まれたのが、新感覚の日本酒「知多ぶる/CHITA ble」です。愛知県・知多が誇る醸造文化のサスティナブルに願いを込め、「知多+サスティナブル」から「CHITA ble/知多ぶる」と名付けました。
知多で作られた愛知県が開発した酒造好適米「夢吟香(ゆめぎんが)」と全国有数の軟水である知多の水、知多の酒蔵にこだわり、香り、味わいともに、今までにない新感覚の日本酒を目指して作った限定生産のこだわりのお酒です。
知多とは、愛知県西部にある知多半島一帯のことです。昔から日本酒をはじめ、醤油やみりん、味噌造りなどが盛んで、醸造、発酵の郷ともいえる地域です。
しかし近年では、日本酒の消費量の減少にともない、1968年には16蔵あった知多の酒蔵も、現在では、わずか7つの蔵が残るのみです。
酒米を作る農家も減り、知多の酒蔵、知多の米、知多の水を使った、愛知県・知多の酒造りの将来が危ぶまれる状況となっています。
このプロジェクトで実現したいこと
地元・愛知県の酒造りに挑戦することで、愛する地域の醸造、発酵の文化を守り、少しでも地域の振興に役立ちたいと思っています。
国内の日本酒の消費量は年々減少し、現在では全盛期のわずか4分の1にまで減少してしまいました。
また「日本酒はオヤジが飲むもの」「酒豪が飲むもの」とのイメージが定着し、女性や若い世代に敬遠されているのも消費量減少の一因かもしれません。
そこで、大好きな日本酒をより美味しく、より多くの日本酒ファンを増やし、継続的に酒造りをすることで、酒米農家も含めた地元の醸造、発酵文化の振興、発展をお手伝いしたい!
との思いで、日本酒を愛する飲み手の皆さんと杜氏、蔵人、日本酒コンシェルジュと手を取り合って始めたプロジェクトで、今年も継続的な酒造りをしていきたいと思っています。
このプロジェクトで日本酒を造って、購入していただくことで、酒蔵や米の生産者へ継続的にお金を支払うことができ、日本酒造りを安心して続けて行ってもらいたい。それが、地元の醸造、発酵文化の振興、発展を手伝うことになると考えています。
知多ぶるのこだわり:杜氏の技術の粋を尽くした酒造り
新しいタイプの日本酒を造るため、杜氏(とうじ)の神谷尚宏さん(盛田金しゃち酒造)に依頼し、技術の粋を尽くした日本酒を設計しました。
通常日本酒は1種類の酵母で醸されますが、知多ぶる純米大吟醸「薫酒(くんしゅ)」は、一つの酒母に3種の酵母を使う、類(たぐい)まれな一酒母三種酵母の技法で造られた日本酒です。
知多ぶる純米吟醸「ワイン酵母」も、独自の技法で、日本酒には珍しい白麹とワイン酵母を使い醸造されています。
知多ぶるのこだわり:こだわりの農家が作る知多の酒米「夢吟香」
水とともに、酒造りに欠かせないのが「米」。
「酒造りは米作りから」というほど、原料になる米は酒にとって重要です。
「知多ぶる」は、酒米にもこだわり、神谷杜氏が直接、知多の農家に足を運び、グランクリュとも言える厳選した田んぼから収穫された愛知の酒造好適米「夢吟香(ゆめぎんが)」を使っています。
「夢吟香」は、精米時の割れが少ない、心白が小さく高度精米が可能で、吟醸酒に適した品種です。
「知多ぶる」の原料米「夢吟香」は、愛知県常滑市の土居ライスで作られたものを使っています。
土居ライスの土居佐吉さんは、50年以上こだわりの米作りをしている、頼もしいパートナーです。
「いいものを作ろう! と思って作るのと、収量を優先して作るのとでは米の出来上がりが違う」と、田んぼの土壌や使用する肥料、収穫後の米の処理までこだわりをもって米作りに取り組んでいます。
米の出来は努力した部分が実を結ぶと、粒の大きさやタンパク質の含有量などの知識を、酒蔵や研究機関から学び、自身の米作りに反映しています。
こだわりの米、杜氏の斬新な技術でできた新しい日本酒
愛知の酒造好適米「夢吟香(ゆめぎんが)」と知多の水を使い、知多の酒蔵・盛田金しゃち酒造で醸しました。
洗米・麹・仕込のほとんどを手作業とし、繊細に、優しく、手間とコストをかけてつくった限定生産、シリアルナンバー入りのこだわりの逸品。
日本酒が好きな方にも、あまり飲まない方にも喜んでいただける、爽やかな香りとバランスのとれた酸味と甘味の絶妙なハーモニー。
新しくてフルーティーな日本酒「知多ぶる」が出来上がりました。
2024年の「知多ぶる」は、神谷杜氏の技術、土居さんのこだわりの米、関わるすべて方の応援のおかげで、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024 プレミアム大吟醸部門」「第2回美酒コンクール2024 フルーティー部門」にて、金賞をいただくことができました。
■知多ぶる/CHITA ble 薫酒(純米大吟醸)
日本酒造りでは、通常使われる酵母は1種類か多くても2酒類ですが、「薫酒」は華やかな立ち香と味わいに艶を出すため、発酵の状態を見ながら1つの酒母に3種の酵母をブレンドする新たな技法で醸造されました。
香りの重なりや変化を味わう楽しさを持つ日本酒です。まず洋梨、メロン、青リンゴの様な立ち香から、口に運ぶとふくよかなフレッシュジューシーな味わいを楽しめます。
薫酒は「香りのおいかけっこ」がテーマの日本酒。香りの違う3種類の清酒酵母をブレンドして、口に含む前から飲んだ後の余韻まで、いろいろな香りを楽しんでいただけるように設計しました。グラスに注いだ時に香る「立ち香」、口に含んだ時、飲んだ後の余韻で香りの広がりを楽しめます。
薫酒は「香りを楽しんでいただけるお酒」です。小さなお猪口や酒器よりも、ワイングラスなどで楽しんでいただくのがおすすめです。
原材料名 : 米(国産)・米麹(国産米)
愛知県産夢吟香100%使用
精米歩合 : 50%
アルコール分 : 14%
日本酒度 :± 0
酸度 : 1.5
アミノ酸度 : 0.8
・「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024 プレミアム大吟醸部門」 金賞
・「第2回美酒コンクール2024 フルーティー部門」金賞、特別賞・客室乗務員/CA賞
■知多ぶる/CHITA ble ワイン酵母(純米吟醸)
通常の日本酒造りでは珍しい白麹とワイン酵母を合わせる技法で、言われなければ日本酒とは気付かないほど、おしゃれにワインの装いを演じています。
果実味、柑橘系、樽香、スパイスなど次々と変化する味わいがお楽しみいただけます。通常、日本酒に使う「清酒酵母」ではなく「ワイン酵母」を使い、清酒酵母ではあらわれなかった酸味や、香りの成分がでてきます。
麹も白麹を使用することによって酸味の感じられるお酒になっています。ワイン酵母と白麹の方向性の違った酸味をお楽しみください。
原材料名 : 米(国産)・米麹(国産米)
愛知県産夢吟香100%使用
精米歩合 : 60%
アルコール分 : 12%
日本酒度 :- 10
酸度 : 2.5
アミノ酸度 : 1.0
・「第2回美酒コンクール2024 フルーティー部門」金賞
※「知多ぶる ワイン酵母」2025年分はラベルが変更になります。鋭意デザイン中です。
作り手、アンバサダー紹介
■杜氏/醸造責任者
盛田金しゃち酒造/神谷 尚宏(かみや なおひろ)
1984年1月生まれ
<受賞歴>
平成26年酒造年度
越後流酒造技術選手権大会 第3位
全国新酒鑑評会 金賞受賞
平成27年酒造年度
越後流酒造技術選手権大会 第1位
全国新酒鑑評会 金賞受賞
平成28年酒造年度
越後流酒造技術選手権大会 第2位
全国新酒鑑評会 金賞受賞
愛知県清酒きき酒研究会 純米の部 第1位
平成30年酒造年度
全国新酒鑑評会 金賞受賞
令和 1年酒造年度
全国新酒鑑評会 入賞
令和 2年酒造年度
全国新酒鑑評会 金賞受賞
愛知県清酒きき酒研究会 吟醸の部 第1位
令和 3年酒造年度
全国新酒鑑評会 入賞
愛知県清酒きき酒研究会 吟醸の部 第1位
令和 4年酒造年度
全国新酒鑑評会 入賞
■コアアンバサダー
今井 久美子(いまい・くみこ)
なごや発酵マダム
知多ぶるは、華やかで清々しい香りと溌剌とした味わいが魅力、舌に弾むような刺激が感じられ、時間の経過でまろやかな味に変化します。力強さと飲みごたえ抜群の知多ぶるは、素材本来の味を生かした料理との相性が抜群です。
今回のクラウドファンディングでは、少しでも多くの方にこの取り組み、美味しさを知っていただき、一緒に“知多ぶる”を広めていただける方に応援をお願いしております。皆さんのご支援、よろしくお願いいたします。
大橋 康子(おおはし・やすこ)
日本酒ビギナー
ムズカシイことは分かりませんが、呑みやすくて、美味しいと思った日本酒です。ワインのように食事にあわせてチョイスする楽しみ方ができました。美味しい日本酒で愛知を応援します。新しい日本酒との出会いが楽しみです。皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。
リターンの一部をご紹介
応援して頂いた皆さまに、感謝をお伝えし、おいしい日本酒や特別な体験をお届けしたいと考えています。
これからも継続した日本酒造りで知多の酒造りを応援するため、プロジェクトに賛同、ご支援して頂けると嬉しいです。
■最速 お正月薫酒セット(12月中のお届け) 限定30セット
しぼりたての「知多ぶる 薫酒」を年内に最速でお届けします。
桐箱に入った豪華な仕様で、年末年始の手土産にも最適です。
<内容>
・知多ぶる 薫酒(純米大吟醸)[無濾過生原酒]720ml×1本
・桐箱入り
・のし対応可能
・お礼のお手紙
・お酒に合うお料理やおいしい飲み方を書いたレター
・知多ぶるWEBサイトのクラファンお礼ページにお名前掲載
■こんな人におすすめ!
・いち早く「知多ぶる」を味わいたい
・新年最初においしい日本酒を楽しみたい
・帰省のお土産に「限定」の日本酒を持っていきたい
■知多ぶる ワイン酵母[無濾過生原酒]720ml×1本
フレッシュな無濾過生原酒の「知多ぶる」を、CAMPFIRE限定で発売します。
<内容>
・知多ぶる ワイン酵母(純米吟醸)[無濾過生原酒]720ml×1本
・お礼のお手紙
・お酒に合うお料理やおいしい飲み方を書いたレター
・知多ぶるWEBサイトのクラファンお礼ページにお名前掲載
■こんな人におすすめ!
・フレッシュな無濾過生原酒の知多ぶるが飲みたい方
・ワインが好きな方
・ふだん日本酒をあまり飲まない方
・白ワイン酵母の日本酒を飲んでみたい方
■知多ぶる [火入れ]2種類セット 720ml×各1本
CAMPFIRE 限定で、一般販売予定価格よりもお求めやすい価格でお届けします。
<内容>
・知多ぶる 薫酒(純米大吟醸)[火入れ]720ml×1本
・知多ぶる ワイン酵母(純米吟醸)[火入れ]720ml×1本
・お礼のお手紙
・お酒に合うお料理やおいしい飲み方を書いたレター
・知多ぶるWEBサイトのクラファンお礼ページにお名前掲載
■こんな人におすすめ!
・美味しい日本酒を飲みたい方
・知多ぶるを試してみたい方
※一般販売予定価格:ワイン酵母・3410円、薫酒・4510円、それぞれ送料1000円
■知多ぶる2種類 2024年&2025年 4本飲み比べセット
CAMPFIRE限定で、2024年に醸造した「知多ぶる」2種類と、2025年醸造の一番フレッシュな「知多ぶる」の飲み比べセットをご用意しました。
<内容>
・知多ぶる 薫酒(純米大吟醸)[火入れ]720ml 2024年・2025年 各1本ずつ
・知多ぶる ワイン酵母(純米吟醸)[火入れ]720ml 2024年・2025年 各1本ずつ
・お礼のお手紙
・お酒に合うお料理やおいしい飲み方を書いたレター
・知多ぶるWEBサイトのクラファンお礼ページにお名前掲載
■こんな人におすすめ!
・2024年、2025年の知多ぶるを飲み比べたい方
・日本酒を飲んで知多を応援したい方
・美味しい日本酒を飲みたい方
■酒蔵見学 & 知多ぶる 薫酒1本 限定10セット
普段は一般公開していない「盛田金しゃち酒造酒蔵」の酒蔵を杜氏(日本酒の醸造責任者)の案内で見学します。醸造中の日本酒「知多ぶる」の醸造過程も見ながら、酒造りについて杜氏から教えてもらいます。
帰りに、2024年に醸造した「知多ぶる」1本をお持ち帰り。
<内容>
・酒蔵見学
日時/2024年12月8日(日) 14:00~16:00
場所/盛田金しゃち酒造(愛知県半田市亀崎町)
・知多ぶる 薫酒(純米大吟醸)[火入れ]720ml×1本
★このリターンは、クラウドファンディング終了前に実施されます
その他、火入れ&生酒の飲み比べや、2024年と新酒の飲み比べも。
【酒類販売管理者標識】
販売場の名称及び所在地:株式会社中日メディアブレーン/愛知県名古屋市中区栄2丁目11番30号
酒類販売管理者の氏名:福井達人
酒類販売管理研修受講年月日:2024年10月11日
次回研修の受講期限:2027年10月10日
研修実施団体名:一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会
スケジュール
11月5日 クラウドファンディング開始
11月中旬 知多ぶる 醸造開始
11月30日 第1弾 酒蔵見学
12月8日 ★リターン 酒蔵見学会
12月16日 クラウドファンディング終了
12月中旬 知多ぶる 上槽
12月24日 ★リターン 最速発送
2025年1月 ★リターン 無濾過生原酒順次発送
2025年2月 ★リターン 火入れ順次発送
資金の使い道
皆さまからの支援金は、以下の用途で使わせていただきます。
・日本酒「知多ぶる」の醸造費用の一部として
・企画、広告宣伝、リターン品配送費、イベント実施費用
・クラウドファンディング手数料(支援金の17%+税)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に
日本酒を知ることは、この国の歴史や伝統、風土や文化を知ることです。知多の酒造りに関わることは、同様に知多の歴史や伝統、風土、文化を知り、伝承していくことにもつながっていきます。
皆さまには「知多ぶる/CHITA ble」プロジェクト通し、日本と知多が誇る酒造り、発酵、醸造文化の伝承を応援、ご支援いただけると、とてもうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る「知多ぶる」始動開始です!
2024/11/14 10:00ご支援者の皆様、こんにちは。いつも知多ぶるをご支援いただき、ありがとうございます。R6BYの「知多ぶる」が始動開始いたしました。Facebookグループ「知多ぶる応援団」では、醸造の様子を、神谷杜氏が自ら投稿してくれます。一昨日は、麹米が蒸し上がりました!ご支援いただいたみなさまに、美味しい日本酒を届けられるよう、杜氏をはじめ酒蔵の皆さまも頑張っていただいています。この美味しい日本酒が作り続けられるよう引き続き、応援、暖かいご支援よろしくお願いします!▼FBグループ「知多ぶる応援団/じぶん酒de知多up」https://www.facebook.com/groups/chitableぜひ、こちらもご覧ください! もっと見る
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