
会場へ向かう日本代表
大会は2日目を迎えました。
親善試合・DAU戦を控えている日本代表団は朝9時30分に宿舎を出発し、徒歩15分ほどの会場へと向かいます。穏やかな陽光に照らされて、各自リラックスした表情で歩いていく選手たち。ぐっすりと眠れた選手、睡眠導入剤が効かずなかなか眠れなかった選手、さまざまです。


宿舎と会場の往復の中で、緊張を強いられる5日間。仲間との何気ない会話が、彼らにとっては大事なリフレッシュのひとときでした。
日本代表とアジア代表との真剣勝負
DAUと日本の対戦。
DAUには強化指定選手として共に合宿で切磋琢磨しあった豊田、山田、竹内、渡辺の四選手が所属しています。日本を代表する者とアジアの架け橋としてアジアを代表する者、両者の意地の張り合いはとても見応えのあるものになるはずです。

DAUのこの日のキャプテンは山田選手に。真庭監督にキャプテンマークを巻いてもらう山田選手、表情も和らぎます。代表に選出されなかった複雑な思いを抱えつつも、大事な仲間でもある日本代表との試合に胸を躍らせていたのかもしれません。

対する日本のキャプテンは軽部選手。
常に緊張をみなぎらせた表情で、親善試合であってもチームに気の緩みやほころびは絶対に作らせない、そんな決意を秘めた様子でピッチの中央へと歩んで行きました。

感覚を掴み始めたDAUと、仲間を思い戦う日本
前日の韓国戦で手応えを感じたDAUのメンバーは、初戦に比べてよりアグレッシブに攻撃を仕掛けていきます。しかし日本代表も初戦の反省点をしっかりと補った上で、DAUに対し手加減をせず、正面からぶつかっていきます。

DAUの山田選手は、所属先のヴィンセドールルミナス(石川県)でチームメイトでもある日本代表石田選手とのマッチアップで激しいプレーを見せつけます。いろいろな思いが入り混じった両者の気持ちのぶつかり合いを見ているようでした。


一方の日本代表も負けられない理由がありました。大会直前に急遽離脱した25番、小林祟太郎選手(DAU)。無念のうちに離脱した彼に対し、失礼なプレーはできない、と試合前に選手が語ってくれたように、最大限のリスペクトを持ってDAUに挑んでいったのでした。
ゴールを決めた直後、カメラに向かって指を構える日本代表・伊勢田選手。空にかざす指は「2」と「5」を模っていました。

DAUは防戦一方の展開になるものの、簡単にゴールを許すことはなく、初日は恐る恐る戦っていたように見えた選手たちも積極果敢に日本の攻撃を阻みにいきます。
渡辺選手がビッグセーブをすればベンチが沸き、台湾のワン選手が体を張ってブロックすればベンチから歓声が飛び、DAUがだんだんと一つのチームになっていく様子が見て取れました。




結果は14得点で日本の勝利。DAUは1点もとれず敗北しましたが、むしろ3カ国の中で一番の強敵である日本に対し、失点を14点に抑えたことは大きな自信になったようです。


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フレンドリーマッチ
DAU 0-14 日本
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