エチオピア国内のインフレ率というのは、常時10%くらいで、モノの価格というのも日本では考えられないくらい変化(上昇)して行きます。
ということで、定期的にマーケット調査と称して、事業予定地の最寄りの大都市アワサ市で
ピザ屋やスーパーでチーズの価格動向を調べていたりします。
(*アワサ市にあるイタリア人オーナーのレストランにて)
調査と言いつつ、ピザを喰らう理由付けになっているわけですね。そして、驚くべきことにチーズの製造というのは、地方ではかなり限定的にも関わらず度々新しいピザ屋がオープンしたりするんです。
では、チーズはどこからきているのでしょうか?
答えは、地域で唯一の乳製品加工会社のAlmiという会社や首都アディスアベバから冷凍で輸送されてきたものを使っているんですね。
ただ、製造キャパの問題もあって、実際に乗っているチーズの量はというと、写真のような感じ。。。
チーズ少なくね??もはや具の乗ったパンでしょ??といった環境、地域のピザ屋を含むオーナーさん達も地域でチーズを作ってくれる会社を待ち望んでいます!
国際協力のあり方には色々ありますが、ともすればアフリカというと援助、援助といった感じですが、現地の方々は働く場とお金を稼げる仕組みを望んでいるのかもしれませんね。
もちろん、緊急性のある食料援助なども大事ですが、時に現地の食品製造の会社の売上を阻害してしまう危険性があるのも理解した上で、しっかりとバランスをとっていくのが大事なのかもしれません!
エチオピアの地方で、現地の方々と共に、素敵な会社創りに邁進していきます!!