サドベリースクール「Alumama(アルママ)」に、絵本をお届けしてきました!
荒川区初のフリースクールである、サドベリースクール「Alumama(アルママ)」に、一足先に絵本『3びきとおそうじ』をお届けしてきました!
アルママでは、スクールに通う子どもたちが年間予算3万円の使い道を自分たちで話し合い、決めているのだそう。予定よりも早く減ってしまったら、モノを売るなどして、残りの期間で使うお金をどうやって捻出するかを子どもたちが考えて実行しているのだとか。すごい!
そんな子どもたちにこの絵本を読んでもらおうと、訪問してきました。
そして、アルママ代表の園田たきね様(トップ写真・左)と東京サドベリースクールの評議員でもいらっしゃる蓑田雅之様(下写真・左)と、働き方やお金の教育についてたくさんお話しさせていただきました!
絵本『3びきとおそうじ』も読んでいただきましたので、ご感想を紹介します!
アルママ代表、園田たきね様から絵本のご感想をいただきました!
アルママ代表の園田たきね様からいただいたご感想を紹介します!
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■園田たきね様より
この絵本は単純に<めでたし、めでたし>という終わり方ではないので、読んだ後に子どもたちとお話しできそうです。
それに、お母さんが読むと、「何もかも自分でする必要はないんだ」という気づきもあるかもしれません。絵本のテーマはお掃除ですが、家の掃除を「自分がしなければいけない」と思っているお母さんは多いのではないでしょうか。
でも、ネコくんは掃除が好きなカメくんにお願いするわけですよね。世の中のお母さんたちも、自分が得意なことや好きなことに集中して、苦手なことはもっと他の人に任せてもいいのでは、と思っています。そんなことも考えましたね。
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東京サドベリースクール評議員、蓑田雅之様からご感想をいただきました!
一般社団法人「楽習楽歴」代表で東京サドベリースクールの評議員でいらっしゃる蓑田雅之様からもご感想をいただきました!
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■蓑田雅之様より
絵本を読んで、ネコくんのことをずるいと思う人もいれば、かしこいと思う人もいるでしょう。でも実際、ネコくんタイプの人たちは社会に存在します。「よい」「わるい」という話ではないんです。
絵本は、大人がつくった教訓を子どもに教えたいという意図でつくられたものが多いですが、この絵本にはそれがありません。社会で起こっている事実がそのまま表現されていると思いますね。
社会の仕組みがよくわかる絵本だと思います。
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うれしいご感想、ありがとうございました!