7月8日お世話になったパリを去る日。仲良くなった出展者さんたちと挨拶や記念撮影をしたり、ホテルを出ました。バスに揺られて空港へ。帰りはオランダ・アムステルダムを経由します。空港にはパリで行けなかった有名店のお菓子たちが集結していて見るだけで幸せな気持ちになりました!食べたかったカヌレも最後に1つだけ購入。少し雨が降っていたこともあって、パリからアムステルダム行きの飛行機が遅延していました。乗り継ぎの時間は元々約2時間。それが1時間切ってしまうくらいでした。しかも私の席は飛行機のほぼ一番後ろ…。降りてから次の飛行機間に合うのか…!着陸と同時にすぐに降りる準備をして、そこからはダッシュ!猛ダッシュ!アムステルダム空港を駆け抜けました!空港広い!!めちゃくちゃ広い!! 添乗員さんからは、トイレに行って間に合わないと危ういので飛行機に乗るまで我慢してくださいとの指示まで。初めてのオランダ、全く堪能できませんでした…。空港の中、とても可愛かったのにゆっくり見ることが出来ず本当に残念…。ミッフィーもいたみたいなんですが見逃しました。走りながらもチューリップの写真は撮りました。日本行きの飛行機も少し遅れていたので、何とか乗り換えも間に合いました。一安心。オランダカラーの水色とオレンジがとても可愛い!機内食はチーズを使った料理がたくさん。そして無事に着陸し、日本に到着した瞬間の蒸し暑さには驚きました。パリは暑かったとはいえやっぱりカラッとしていたので過ごしやすかったんだな、と実感しました。あっという間の9日間を終えて家に帰ることが出来てとりあえずホッとしました。帰国してしばらく時差ボケがつらかったですが、ようやく身体も戻ってきました。この記録を読んでくださった皆さんも本当にありがとうございました。今回の、JAPAN EXPO Parisへの挑戦。やってみたいけどお金が…子供たちを置いては…と悩んでウジウジしてたとこから、たくさんの人たちに背中を押していただき、クラファンで支援をしていただき、何とか終えることが出来ました。決断した日がずっとずっと前のことのようで。製作の時間も量も過去一でした。ご協力いただいた家族、友達、支援・応援してくださった皆様に本当に感謝しております。一緒にフランスまで来てくれた母も本当にありがとう。一人で言っていたらもっと大変だっただろうと思います。イベントで日本の文化を伝える人たちの熱意を感じたり、日本を愛してくださっているフランスの皆さんにお会いしたことで、自分自身が日本人であることへの誇りも感じましたし、こぎん刺しを好きで続けていること自体も胸を張れる気がします。パリで私の作品を手に取ってくださった方が気に入って長く使ってくれたら嬉しいなと思います。今後の日本での活動の仕方は大きく変える気はなく、また地元で行われる小さなマーケットを中心に細々と販売していくつもりです。その中で、パリで経験した話も伝えていけたらと思っています。こぎん刺しを私の軸としてずっと続けていけたらという気持ちと、また何年先かわかりませんが、パリの地に立てたら嬉しいなと思います。今後とも引き続き応援の程宜しくお願いいたします。




