
感覚統合の問題とは?
自閉症や発達障害を持つ子どもたちの中には、この感覚統合のプロセスがうまくいかない場合があります。
これを「感覚統合の問題」と呼びます。
感覚統合の問題を抱える子どもたちは、以下のような困難を感じることがあります。
1、 感覚過敏
普通の人には気にならない音や光が、非常に強い刺激として感じられることがあります。例えば、大勢がいる教室のざわめきや蛍光灯の光が耐え難いものに感じる場合があります。
2、感覚鈍麻
逆に、感覚が鈍くなり、他人がすぐに気づく痛みや温度変化に気づかないことがあります。
3、協調運動の困難
手足を同時に使う動きや、細かい指先の動きが苦手な場合があります。例えば、ボタンを留めたり、靴ひもを結ぶのが難しいことがあります。
4、注意力の維持が難しい
感覚の統合がうまくいかないと、集中力が続かず、タスクをやり遂げることが難しくなります。
このように、自閉症なのか、成長期の過程なのかとても難しい場合があります。センサーキッズの絵本では、キャラクターの動きや会話で分かりやすく表現ができていますので、とても分かりやすいです。
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次回のお話は、「感覚統合を支援する方法」です。
どうぞ、よろしくお願いします。




