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この場所を旅先に。福島県双葉町に地域と日常に開かれた焙煎所をつくりたい。

来年2月に福島県双葉町でロースタリー兼ドリンクスタンド【open roastery Alu.】をつくるプロジェクトです! 旅の目的地となるような、地域と日常に開かれた焙煎所を目指します。

現在の支援総額

2,404,209

120%

目標金額は2,000,000円

支援者数

193

募集終了まで残り

31

この場所を旅先に。福島県双葉町に地域と日常に開かれた焙煎所をつくりたい。

現在の支援総額

2,404,209

120%達成

あと 31

目標金額2,000,000

支援者数193

来年2月に福島県双葉町でロースタリー兼ドリンクスタンド【open roastery Alu.】をつくるプロジェクトです! 旅の目的地となるような、地域と日常に開かれた焙煎所を目指します。


秋田県秋田市出身の深澤諒と申します。

現在は福島県浜通り地域で、ロースター(焙煎士)兼バリスタとして活動しています。

今回のプロジェクトを通して、福島県の双葉町に『open roastery Alu.(オープン ロースタリー アル)』というコーヒーの焙煎拠点を作ります。

ところでみなさん「コーヒー焙煎」ってどんな作業のことかご存知でしょうか?

コーヒー焙煎とは、一言で言うならば「コーヒーの豆を煎る行為」のことです。

一言に「煎る」と言っても、温度などの条件によって味や香りが大きく変わります

ただコーヒー豆を煎るだけであればお鍋1つでも出来ますが、高いクオリティのコーヒーを大量に作るためには専用の窯「焙煎窯」が必要になります。

現在私が使っている焙煎釜は、コーヒー焙煎に出会うきっかけとなった師匠の窯です。

師匠の窯は現在の活動拠点である浜通り地域から往復7時間のところにあり、そちらへ通いながら事業を行っています。

2年間使わせていただいた師匠の焙煎窯
(購入予定のものは違うモデルになります)

最近ではありがたいことに店舗メニューのプロデュースや定期購入のご依頼をいただくことも増えました。

ただ、往復7時間かけての移動は月に1〜2回が限界で、当然焙煎できる量にも限りがあります。

せっかくいただいたお誘いも焙煎量の関係でお断りしてしまうことが増えてきました。

事業開始から3年目となる現在。広がってきた事業の現状、自分の人生のこれまでとこれから、2年半過ごしてきたこの地域で実現したいことなど、様々なことを考えていたタイミングで、焙煎所として利用可能な物件と出会いました。

左下のスペースがAlu.として生まれ変わります

様々な巡り合わせとご縁をいただき、ここ双葉町に自分の焙煎所を立ち上げることを決めました。

日常に焙煎とコーヒーを楽しむ風景が生まれることを目指して、「地域と日常に開かれたロースタリー(焙煎所)」をこの地に作ります!


このプロジェクトでは、双葉駅から徒歩1分の物件(旧ブティック)の一角をリノベーションし、ロースタリー兼ドリンクスタンド【open roastery Alu.】として生まれ変わらせます。

左側の大きい窓からは焙煎の様子を見学でき、右の小さい窓からはドリンクをテイクアウトできます

いつかこの場所が旅先となることを目指して。

コンセプトは「地域と日常に開かれたロースタリー」です。

1. 日常に開かれた焙煎所

Alu. の持つメイン機能は【コーヒーの焙煎拠点】としての機能です。

コーヒーとは、焙煎の工程を経て初めて飲むことができる飲み物です。しかし、焙煎を実際に見たり経験したりしたことがある人は少ないのではないでしょうか?

Alu. ではこの焙煎風景をお店正面の大きな窓から見ることができます。小窓からは焙煎したての豆の様子や香り、味をその場で楽しむこともできます。

ここAlu. で「焙煎」という私にとっての日常を営むことで、コーヒー焙煎の風景を日常に開いていきたいと考えています。

また、Alu. では奥深いコーヒー焙煎の世界実際に体験することもできます。焙煎を一度体験すると、普段飲んでいるコーヒーが一層美味しく感じられるはずです。

いきなり焙煎をするのはハードルが高いよ、という方は、飲み比べ教室焙煎体験会からご参加ください。より深くコーヒーの世界を知りたくなった方は、一緒にオリジナル焙煎ブレンド作りに挑戦してみましょう。

焙煎という営みがよりたくさんの人にとって身近なものとなるよう、様々な方法でコーヒー焙煎の世界を開いていきます。

焙煎時に記録するレシピのメモ


2. 地域に開かれた焙煎所

Alu. 【ドリンクスタンド】としての機能も持ち合わせた施設となります。

ここでは焙煎したてのコーヒー豆を購入することができるだけでなく、地域に住む人、この地域を訪れる人が美味しいコーヒーを楽しむことができます。

焙煎拠点だといいつつドリンクスタンドの機能を組み込んだのは、どうしてもコーヒーという“のみもの”のある風景をつくりたいと思ったからです。

焙煎には豆と向き合う孤独な作業が多いですが、飲み物を提供するというのはその瞬間に誰かがいないと成り立たないものです。

これまでの2年間はバリスタとして、たくさんのコーヒーを提供させていただいたのと同時に、それ以上にお喋りをし続けた2年間でした。そんな中で確信したのはコーヒーはきっかけであり、コミュニケーションツールだということです。

コーヒーを買いに来てくれる人がいて、お店の前でコーヒーを待ちながらおしゃべりする時間が生まれる。自然と会話ははずみ、時にはその待ち時間が出会いや再会の場となります。

一緒にコーヒーを楽しんでくれる人がいることが、何よりの幸せです

「コーヒーというきっかけがあるだけでその場所が開かれていく」

多くのイベント出店でゼロからテントを立ててコーヒーを提供する中で、そういったことを感じました。

今回ここ双葉町でもゼロから新しい活動を始めます。地域に住む人たちがコーヒーを楽しむ開かれた空間。地域を訪れた人たちがふらっと立ち寄ることのできる場所

【ドリンクスタンド】という機能を通じて、地域に開かれた焙煎所を目指します。


3. 旅の目的地になる焙煎所

最後に一つ、これは機能ではなく将来的な夢の構想として。
Alu. 【旅の目的地になる焙煎所】を目指します。

みなさんは旅の目的地をどうやって決めますか?

私も毎回同じ決め方をしているわけではありませんが、一緒に行く人、食べたいご飯、何度も通っているけどふと行きたくなってしまう場所、そんな色々な要素を合わせて決めることが多いです。

どんな理由であれ、旅の目的地にはワクワクがあります。Alu. もいつかそんな地域を訪れるきっかけの一つとして選んでいただけるような場所になりたいと考えています。

最初は焙煎所とドリンクスタンドとしての営業で手いっぱいかもしれませんが、いつかは「泊まれる焙煎所」のような、世界に一つだけの名指しされる焙煎所なんかも作ってみたいです。


事業構想の③に「旅」という言葉をいれたのは、わたし自身何より旅が大好きだからです。

ここからは少し過去にさかのぼって、これまでの背景についてお話ししたいと思います。

世界一周

まだ自分が教師という職業に憧れを持ち、コーヒーよりもコーヒー牛乳の方が好きだった大学生の頃。

日本のことをもっとよく知りたいという思いから、「比較対象がないと物事の本質は分からない」という持論に従って、1年間の休学を決め初海外・世界一周の旅に出ました。

思い出の地サハラ砂漠(モロッコ)にて

旅を通じて気付いたのは、教職が担う「学び、伝える」もっというと、「好きなことを好きな人と共有する」という点に自分が惹かれていたということ。

そうすると、学校教育の分野にとらわれる必要はなくて、別の「何か」でも再現できるのでは?と思うようになっていきました。 

その「何か」が見つからないまま大学を卒業し、福島県三島町の地域おこし協力隊として活動し始めたのが2020年7月のことです。


焙煎との出会い

三島町ではコロナ禍の観光を考えるというミッションのもと、町の観光協会に勤務していました。

協力隊としては、山道整備や観光パンフレット作成などに従事

そんな中イベントがきっかけで自分の住む町にコーヒーの焙煎をしている人がいることを知り、興味本意で焙煎体験をさせてもらうことに。コーヒーの奥深い世界に触れて、学ぶこと、焙煎したコーヒーを飲んでもらって面白さを共有することにみるみるうちにハマっていきました。

いつからか、もっとコーヒー焙煎を勉強してみたいと思い、プライベートの時間でも師匠の窯をお借りするようになっていました。


独立を目指して浜通りへ

協力隊の任期も迫る中、卒業後の進路を考え始めたのは2021年の秋のことです。

もちろん、観光協会のスタッフとして三島町に残り続ける選択肢もあったのですが、コーヒーの世界にのめり込み、自分の仕事にしてみたいという思いが強くなってきました。

移住を決断するに至った『シェアハウスと食堂 kashiwaya』と、その管理人 古谷かおりさんとの出会いがちょうどその頃になります。

当時漠然ともっていた移住や起業についての不安を相談した時、「シェアハウスの住み込みスタッフとして働きながら、空いている時間で起業の準備をしてみてはどうだろうか?」という提案をいただいたのが自分の人生の転換点でした。

かおりさんがいなかったら今も浜通りにいなかったかも…。

かおりさんの提案を受ける形で楢葉町への移住を決意し、活動の拠点は浜通りへ。焙煎作業は三島町に通う形で事業を進めることになりました。

実際に2年半の活動の中で、焙煎した豆は様々な施設でお取り扱いいただいたり、たくさんのお客様に直接ハンドドリップでご提供しました。イベント出店は80回以上となり、今年のLIVE AZUMA(福島市の音楽フェス)では1日で500杯以上のコーヒーをお届けすることもできました。

この2年半で広がってきた活動を経て、次はいよいよ自分の拠点をもつというステップに進もうとしています。

今まで明確な拠点を持たずに活動してきた私にとって、この焙煎所は新しい旅をするための拠点・ベースキャンプのようなものです。

open roastery Alu. から始まる新しい旅を、全力で楽しみます!


新しいコーヒーの拠点を作るに当たって、一番悩んだと言っても過言ではない屋号・ロゴマークについてご紹介します。

まずは正式名称である open roastery Alu. という屋号について。

読み方はオープン ロースタリー アル です。

open roasteryというのは上に書いた通り、地域と日常に開かれた焙煎所(ロースタリー)でありたいという自分の思いから決めました。

Alu. については決定するまでに随分悩みました…。

話を聞いてもらったり、逆に意見をいただいたり。最終的には同じ地域で活動する仲間であり、悩んだ時にはついつい相談してしまう親友「読書屋 息つぎ」の優くんからいただいたこの名前を掲げることにしました。

いくつかの意味が込められての Alu. ではあるのですが、一番大切にしたのは「この地に在りたい」という僕の思いです。

この地域、この場所の日常に在りたい。

自らの動くことのない拠点として、尚且つ開かれた焙煎所として在りたい。

旅の途中でも、旅の目的地としても、ふと立ち寄れるような場所で在りたい。

これまで店舗や拠点を持たず、根無草的に活動していた2年半を経て、これからはしっかりとこの地に根を張っていきたい。そういった思いを込めました。

______

Alu. の名付け親【読書屋 息つぎ  武内 優】

はじめまして。
大熊町で『読書屋 息つぎ』という本屋をしています武内優と申します。あんまり長くなってもあれですので、Alu.に込めた思いを少しだけ。

諒くんから聞いた言葉でとても印象に残っている言葉があります。それは「コーヒーは絵の具」という言葉です。

どんな表現も可能にしてしまうほどコーヒーの表現は幅広く、それはまるで絵の具のよう、という意味だと理解しています。

コーヒーさえあればどんな表現だって不可能ではない。彼がそう言っているように僕には感じられました。

コーヒーの表現には無限の可能性が「ある」。飲んだことのない味、出会ったことのない香り、どれだけコーヒーを作り続けても、新しい表現がどこまでもきっと「ある」。

Alu.には、そんな「コーヒーという表現への信頼」の思いも込められています。

そして、そんなコーヒーの表現を形づくる行為が焙煎という行為であり、その表現のアトリエが焙煎所なのだと思います。

まだ見ぬコーヒーの表現に向かって。焙煎という旅の先にはいつだって美味しい居場所が「ある」と信じて。初めての自分の焙煎所で日常という旅の続きを描き始めていってください。

焙煎所があるまち、とてもかっこいいです。
応援しています。

___

言葉のもつ重みも、力強さも、怖さも、楽しさも教えてくれた大切な親友。このページも優くんと夜な夜な言葉を紡ぐことで、なんとか完成まで辿り着くことができました。
優くんが与えてくれたAlu. という名前が、これからの旅の道標です。
本当にありがとう!これからもよろしく!(深澤)

___

続いてはロゴマークについてご紹介します。

今回のロゴマークは Alu. という名前を決める段階から関わっていただいた秋田の大好きなデザイナーさんに作成していただきました。

何度もオンラインで相談をしては、素敵な案をいっぱい出していただき、最終的にこの形となりました。

見ているだけでワクワクしてくるラフ絵の山_____

Alu. のロゴデザイナー【宇宙人 ウインナー】

デザインを食い扶持に、秋田県で細々と生きているウインナーです。

深澤さんと初めて出会ったのは、アヒルがたくさんいるパンケーキ屋でした。

大量のアヒルに囲まれ、山盛りホイップのパンケーキを食べながら聴く彼の話はとても非日常で(世界一周の話とか)、どこかの絵本の主人公と話してるような気分になったことを覚えています。

とかなんとか語り出したらキリがないので今回制作したロゴの説明です。

ロゴ全体の形状は福島県をモチーフにデザインし、地域への愛着と絆を感じていただけるように想いを込めて作成しました。

手書きの店名には、深澤さんが今まで歩んできた道のり(世界一周の旅や地域おこし協力隊の経験を経て、多くの人々との出会いや交流があったこと)を、ひとつの線が曲がったり重なったりすることで表現しました。

店名の後に配置されたピリオドは、福島県を象ったグラフィックと調和させ、お店をオープンさせる双葉町の位置にくるように調整しました。

本来、ピリオドは「終止符」として使われますが、書き終わりがあれば次に始める物語があります。

このピリオドは、今まで深澤さんが歩んできた道のりのセーブポイントと、双葉町で始める新しい物語の「出発点」となるように、願いを込めて打ちました。

書いてて思いましたが、「双葉町」ってすごくいい名前ですよね。

深澤さんの始めての第一歩にぴったりの町の名前だなあと思います。

双葉町の名の下に、「Alu.」も芽吹いて、たくさんの人が訪れる場所になることを祈っています。

________

生まれ育った秋田から続く旅の果て。
秋田の頃の私を知るウインナーさんに、この地で始まる新しい物語のロゴマークを作ってもらえたことが、とても嬉しいです。
Alu. の旅は本当は秋田からずっと繋がっているのだと思います。
素敵なロゴマークをありがとう。いつか福島にもゆっくり遊びにきてね。(深澤)


Alu.については、2025年2月下旬のオープンを目指して準備を進めています。

今回お借りするスペース自体は電気や水道も通っていないような駐車場スペースのため、壁や床を作ったり補強したりといった基本工事については既に動き始めている段階です。

基礎工事の終了後はコーヒーの提供に必要な飲食店営業許可を取得するために、確実に必要なところから工事を進める予定です。

内装については客席などは設けないので最低限に抑え、例に漏れず初期コストはなるべくかからないような形を目指しています。
…が、そうはいっても何もない空間に新しく部屋を作る必要があるため、本格的な水道工事や電気工事、焙煎窯をはじめとした厨房設備など、とにかくお金がかかるのが正直なところです。

投資家さんとのご縁や、県の補助金などにも採択され、なんとかまとまったお金は手に入ったのですが、オープンできる状態までは200万円ほど足りていないのが現状です。(クラウドファンディング手数料なども込み)

お恥ずかしながら自己資金は工事終了後、開業に向けた準備資金(コーヒー豆やカップの仕入れ、保健所許可の取得など)に充てると尽きてしまう想定なので、もう本当に、藁にもすがる思いというのが本音です。

他力本願で本当に申し訳ないのですが、ぜひ少しでも応援をしていただけると、励みになります。


コーヒー豆の詰め合わせセット、焙煎体験やオリジナルブレンド作りなど、限定のリターンを数多くご用意させていただきました!

複数選択もできるので、応援いただけるととても嬉しいです。


これまでお世話になったたくさんの方の中から、何人かの方に応援メッセージをいただきました。

ウインナーさんに作ってもらったロゴマークのように、今まで歩んできた道のりをたどる順に掲載いたします。

____________

最初はコーヒー焙煎の師匠である三澤さん。三澤さんとの出会いが、僕とコーヒー焙煎との出会いでした。(深澤)

【ゲストハウス ソコカシコ 店主 三澤真也】

私がお店を営み、そして深澤くんが双葉町に移住する前まで活動していた三島町は福島県の中で3指に入る過疎化が進んだエリアです。そして、双葉町も震災の影響を受けて、これから新たな風景を創り出そうとしている地域。

深澤くんはそんなお金儲けだけを目的にしたなら大凡選択肢に入らないような場所でチャレンジを続けている若者です。日本の未来を切り拓こうとしている彼の挑戦を是非一緒に応援しましょう!


____________

上司であり、尊敬する先輩でもあるかおりさん。かおりさんとの出会いがあったから、今僕は浜通りでコーヒーを淹れられています。(深澤)

株式会社結のはじまり 古谷 かおり】

諒君を応援する理由、それは、心から感謝しているからです。

一つ目の感謝は、珈琲の香りが日常空間をどんなに幸せにしてくれるかを教えてくれたこと。忘れもしません、初めて彼がシェアハウスの住人たちに珈琲の飲み比べをさせてくれた夜のこと。彼が豆を挽くとたちまちに香りが充満し、うわぁ、なんて癒されるんだろうと感動しているうちに、諒君の流暢なトークに追い討ちをかけられて、かつて経験したことのない珈琲の幸せに衝撃を受けました。

二つ目の感謝は、シェアハウスの運営・食堂の経営において、いつも信頼できる仲間でいてくれたこと。彼の素晴らしいところの一つは、「夢を追う」アクセルと「冷静に分析する」ブレーキを、バランスよく持ち合わせているところで、私が暴走しそうな時に立ち止まらせてくれ、落ち込んでいる時に現実的に勇気づけてくれました。

そんな彼のこれまでの積み重ねが羽ばたき、魂を込めた拠点が生まれるのであれば、どれだけたくさんの人に幸せが波及することだろうと、喜ばしくてなりません。だからみなさん、ぜひ一緒に応援を宜しくお願い申し上げます。


________

スイーツの楽しさと奥深さを教えてくれたパティシエみほさん。コーヒーを飲むたびにどんなお菓子と合いそうか考える楽しみを教わりました。(深澤)

【パティシエ 池田未帆(株式会社Oriai)】

出会ってすぐにイベントでお菓子を一緒に出させてもらってから早くも2年が経ちました。その時から語ってくれていた焙煎所への夢が、今まさに実を結ぼうとしています。そして今、その瞬間に立ち会えることに胸が高鳴ります

諒君はいつもコーヒーを入れながら色々な話を聞かせてくれます。旅の話や地域の話、豆の選び方、温度、美味しく淹れるためのこだわり。それを聞くたび、新しい発見と刺激を受けています。パティシエである私が特に魅力を感じるのは、その一杯のコーヒーを飲みながら「どんなお菓子と合わせたら素敵だろう」と想像が膨らむところだと感じています。

コーヒーを通じて人々が出会い、新しい発見が生まれる空間が、この地域に根付くことを願っています。


________

清水さんはAlu. となる建物と僕を繋いでくれた方です。清水さんがいたから、今双葉町に焙煎所を作ることができています。(深澤)

【清水信宏(UR都市機構 東北震災復興支援本部地域再生課 勤務)】

深澤くんのコーヒーはおいしい。

2年前からUR・FPJ・コトラボで立上げた双葉町のイベント「ちいさな一歩プロジェクト」に毎回出店してくれて、どんどんファンが増えていくのを見てきました。

彼と話す度に、コーヒーを通して様々な人との繋がりができて、ビジネスが広がっていくことに感心させられます。今回、焙煎所の立上げを支援させてもらいました。ここを中心に、人が集い、賑わいが生まれて、双葉郡全体に広がっていくことを期待しています。


________

人生で初めてメニュープロデュースをさせていただいたのが古民家カフェ「虎丸舎」。提供するだけではなく、一緒にコーヒーを楽しむ、その本質を教えていただきました。(深澤)

【ラジオパーソナリティー 古民家カフェ「虎丸舎」 藤原カズヒロ】

諒くんに初めて会ったのは被災12市町村の移住関連のお仕事でした。秋田出身で世界中を巡り、辿り着いたのが福島県。そしてこの地で彼が心を込めて淹れたコーヒーでコミュニティをつくっているのに、地元出身の僕は感謝と自分ができてないことに関してヤキモチにも似た感情がありました笑

そこから僕が思いつきで始めた古民家カフェのコーヒープロデュースをお願いし、忙しい中オリジナルブレンドを作り上げてくれて、お客様の「美味しい!」は、勝手に僕の手柄にしております🎵

そんな諒くんが双葉に拠点を作るなんて素敵すぎるじゃないですか!

彼の人柄もコーヒーも最高なので、双葉町に行く楽しみが増えるのが嬉しいです♪

是非みなさん、自然と人が集まって笑顔がたえない諒くんと同じバスに乗って双葉の明るい未来への応援を宜しくお願いします!

P.S.忙しくなってもうちのプロデュースはよろぴくね❤️


________

同じ物件の運営会社の代表 岡部さん。これからともに双葉町に関わることができること、とても心強く嬉しい気持ちでいっぱいです。(深澤)

【コトラボ合同会社 代表 岡部友彦】

小さな一歩プロジェクトの中で双葉飲みと称して2022年から双葉駅前でナイトマルシェを行ってきました。深澤くんははじめの時からずっと一緒に関わってくれていて、一緒に場の盛り上げを行ってきた仲間であり、パートナーのような存在です。

小さな一歩プロジェクトの目標である日常的な小商空間の創出において、コトラボとURも新たに深澤くんが開業する建物でチャレンジ空間やコワーキングスペースを2月より開業を行う予定で進めています。同じ地域で一緒に事業を行う仲間としてこれからも連携していきましょう!


10月  着工
11月  焙煎窯の契約完了
1月中旬 クラウドファンディング終了
1月下旬 焙煎窯の搬入
2月上旬 工事完了後、窯の調整開始
2月下旬 open roastery Alu.オープン予定
     順次リターンを発送


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このプロジェクト全体を通じて、改めてこれまでの人生の総集編であるような、同時に新しい旅の始まりであるような、そんな不思議な気分を味わっています。

ここまで続いていた長い旅路。

うまくこの感情を言葉に表せられないのが歯がゆいのですが、今はこれまで関わっていただいたたくさんの方の顔が鮮明に思い出せます。

今すぐみんなに会いに行きたいですね!

ピリオドから新しい旅を始められることに、最大級の感謝を込めて。

open roastery Alu. 深澤 諒


【メンバー】

代表:深澤諒
文章:武内優、宇佐見采花、小泉良空
イラスト:桑原春香、町井智彦
写真:Hiroki Oikawa、Usami、もじゃ先生

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

もっと見る
  • 先週12月4日から開始した人生初のクラウドファンディング。おかげさまで、3日目の時点で目標金額の200万円を達成することができました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます!目標金額は達成いたしましたので、なんとか焙煎所の開業資金については目処が立ちました。本当に、本当にありがとうございます!皆さまの多大なご支援はもちろんのこと、温かい沢山のメッセージ1つ1つから元気とやる気をいただいております。実は開業後に形にしたいブランド構想などもありますので、近いうちにまたこちらで公開したのち、今後はその準備資金をセカンドゴールとして設定するつもりです。合わせて追加のリターンなども計画中なので、そちらもぜひお楽しみいただければと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。open roastery Alu. 深澤 もっと見る

  • 開始2日目 85%達成&支援者122名プロジェクト公開からまだ2日も経っていないのですが、大変ありがたいことに85% 1,700,000円のご支援をいただきました!正直なところ今ようやく頭が追いついてきて(公開作業を終えてよく眠れたこともあり)、活動報告という形で現状をお届けできるまでになりました。初日に関しては午後がシェアハウス管理のお仕事であったため、午後は一旦勤務。20時の休憩でどうなっているか確認したら50%を突破しているという…初日の目標が20%だったので、一瞬スマホが壊れたのかと疑いログインし直すところまでやりました。ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます!記事内でいただいた応援コメントも併せてなのですが、ご支援いただいた皆様からのコメントも各種SNSでの反応も、全てが純粋に嬉しく、少し気恥ずかしく、でもやっぱり嬉しい気持ちが一番です。皆様からのコメントを胸に、開店に向けて準備を…と言いたいところなのですが、まだまだプロジェクトも始まったばかりなので、ここから1月と少し、まずは人生初のクラファンを楽しみながら走り切りたいと思います!最後までどうぞよろしくお願いいたします!open roastery Alu.  深澤 諒 もっと見る

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      【コーヒー体験・スペシャルトレーニング】 ドリップ、エスプレッソ、ラテなどの抽出やコーヒー焙煎に関して、3時間の個別トレーニングを行います。 コーヒー教室としてコンテンツ化していない内容についても可能な限り対応いたします。 より専門的な内容を知りたい方、普段は眼にすることのないようなコーヒーマシンを実際に触ってみたい方、将来的に開業を考えている方、個別のコーヒー教室ではなくてまとめてじっくりコーヒーについてのお話を聞きたい方にもおすすめです。 3時間ほど焙煎所の中で自由に過ごせるチケットだと思っていただいても差し支えありません。 *リターン1枠で最大2名様まで同時にご参加いただけます。 実施日時:プロジェクト終了後にメールにて調整させていただきます。 実施場所:open roastery Alu.  福島県双葉駅から徒歩1分(会場までの交通費は支援者様負担となります) 有効期限:2025年4月〜12月

      支援者:1人

      お届け予定:2025年04月

    • リターン画像

      30,000

      残り3

      【オリジナルブレンド作り】 焙煎所でコーヒーを試飲しながら、約2時間ほどであなただけのオリジナルブレンドを作ります。 ブレンドレシピは店内で大切に保管し、ご依頼があれば実施後にオンライン等で販売も可能です。 *コーヒーの味は同じ農家さんでも収穫年によって変化してしまうので、お使いいただいている豆によっては期限を待たずに提供を終了させていただく場合がございます。コーヒー豆の仕入れ状況については体験後も都度お知らせいたします。 *リターン1枠で最大2名様まで同時にご参加いただけます。 実施日時:プロジェクト終了後にメールにて調整させていただきます。 実施場所:open roastery Alu.  福島県双葉駅から徒歩1分(会場までの交通費は支援者様負担となります) 有効期限:2025年4月〜12月

      支援者:2人

      お届け予定:2025年04月

    • リターン画像

      30,000

      【もっとお気持ち支援コース 】 ○︎open roastery Alu.のオリジナルステッカー(1枚)をお送りします。 ○︎心を込めて、お礼のお手紙(1枚)をお送りします。 ○︎オープニングイベント参加チケット(1枚) 2月23日(日)に予定しているAlu. のオープニングイベントへご招待します。 チケット1枚で「ドリンク1杯+フード1つ」をお楽しみいただけます。 実施日程:2025年2月23日(日)10時〜18時 実施場所:open roastery Alu.(双葉町) *双葉駅東口より徒歩1分 お渡し方法:郵送 オリジナルステッカーサイズ:4cm × 4cm

      支援者:8人

      お届け予定:2025年02月

    • リターン画像

      50,000

      残り5

      【バリスタデリバリーサービス】 ロースター兼バリスタのryoがお家にお邪魔しちゃいます! 最長5時間ほどを目安に、ホームパーティーでコーヒーの提供、イベント出店、お家でゆっくりコーヒー教室などご自由にご活用いただけます。 *保健所の許可の範囲内で実施予定です。例としてイベントなどで不特定多数のお客様への提供となる場合、Alu. で所持している露店営業許可(テント営業)にて対応いたします。もし不安な場合はリターン購入前にメール等でご連絡いただければと思います。 *コーヒー20杯分がリターンに含まれます。別途お代をいただければご希望の杯数で準備可能です。 *福島県浜通り13市町村外へのデリバリーをご希望の方は、別途双葉町からの往復分移動費を頂戴いたします。 実施日時・場所:プロジェクト終了後にメールにて調整させていただきます。 有効期限:2025年4月〜12月

      支援者:0人

      お届け予定:2025年04月

    • リターン画像

      80,000

      残り2

      【オリジナルブレンド作り -店舗メニュー化-】 焙煎所でコーヒーを試飲しながら、約2時間ほどであなただけのオリジナルブレンドを作ります。 オリジナルブレンド作りには焙煎士本人も加わり、完成したブレンドはドリンクスタンドの限定メニューとして一般のお客様にもご提供いたします。 メニュー名も決めていただけるほか、提供時にはスタッフが責任を持ってブレンドの説明を行います。企業名やプロジェクト名をメニュー名にしていただくことで広報としてもご活用いただけます。 *リターン1枠で複数名様まで同時にご参加いただけます。 *限定メニューは1ヶ月間の提供を予定しております。 実施日時:プロジェクト終了後にメールにて調整させていただきます。 実施場所:open roastery Alu.  福島県双葉駅から徒歩1分(会場までの交通費は支援者様負担となります) 有効期限:2025年4月〜12月

      支援者:0人

      お届け予定:2025年04月

    • リターン画像

      100,000

      【とにかく応援コース】 ○︎open roastery Alu.のオリジナルステッカー(1枚)をお送りします。 お渡し方法:郵送 オリジナルステッカーサイズ:4cm × 4cm ○︎ 心を込めて、お礼のお手紙(1枚)をお送りします。 ○︎オープニングイベント参加チケット(1枚) 2月23日(日)に予定しているAlu. のオープニングイベントへご招待します。 チケット1枚で「ドリンク1杯+フード1つ」をお楽しみいただけます。 実施日程:2025年2月23日(日)10時〜18時 実施場所:open roastery Alu.(双葉町) *双葉駅東口より徒歩1分 ○︎焙煎窯に支援してくださった方のお名前を掲載します。 備考欄に掲載希望のお名前をご記入ください。(フルネーム以外にも、下のお名前だけ、あるいはニックネームでも構いません)

      支援者:2人

      お届け予定:2025年02月

    • リターン画像

      7,777

      在庫なし

      【浜通りコーヒー小僧の飲み比べセット 100g×3種】 浜通りのコーヒー仲間である喫茶ヤドリギ(楢葉町)マスターと、うなう(大熊町)百姓とのコラボリターンです。 3人がそれぞれ考えたオリジナル焙煎のコーヒーを、飲み比べセットとして100gずつお届けします。 農園情報と生産ストーリーをまとめた「豆カード」と、open roastery Alu.オリジナルステッカーをお付けいたします。 *コーヒー器具をお持ちでない方は店頭にて【スマートドリップフィルター】をご購入いただくことで、ドリップパックのようにご家庭でお楽しみいただけます。 お渡し方法:郵送 賞味期限:お渡し日よりおおよそ2ヶ月(商品記載) オリジナルステッカーサイズ:4cm × 4cm

      支援者:20人

      お届け予定:2025年04月