本日は、ECLECT(エクレクト)で販売しているオリジナルスラックス“然(ぜん)”の丈詰めについてご紹介します。
まずはこちらの画像をご覧ください。
どちらも同じ人が同じサイズの“然(ぜん)”を着用しています。
パッと見たときにどちらがカッコいいと思いましたか?
ファッションスタイルによって様々な着方があるので、一概に正解はありませんが、右の写真の方がスッキリした綺麗な印象を感じたと思います。
同じものを着用していても裾の見え方でこれほど印象が違って見えます。
本日はそんな裾の見え方について、
①スラックスが綺麗に見えるお勧めの丈について
②丈詰めはどこですれば良いの?
の2本立てでご紹介いたします!
スラックスが綺麗に見えるお勧めの丈について
冒頭でもお伝えした通り、裾だけでも見え方が変わることが分かりました。
しかし、「丈詰めなんて面倒だ!」「捲ればいいじゃん!」そんな意見もあると思います。
ここでご紹介するのはあくまで“スラックス”の丈です。
デニムやチノパンなどは丈を詰めずにゆとりを持たせたり、ロールアップをしたりするスタイルが存在しますが、スラックスではそういったスタイルで履けるように作っていないためあまりお勧めしておりません。
スラックスを購入した際は自身の身体に合った丈に直し『自分だけのオンリーワン』のスラックスを履くことをお勧めしています。
※スーツ屋さんでは基本的に、丈詰めをしていない状態のスラックスが販売されています。
それでは、本題に入り画像を見ながらお勧めの丈をご紹介します。
こちらは丈詰めが必要な履き方です。
注目していただきたいのは、裾が窪んでいるところです。
この履き方ですと、野暮ったい印象が強くなり綺麗なシルエットで履けません。それだけでなく、踵を引きずってしまう可能性もあり、場合によっては引っかけて転んでしまう恐れもあります。
よくあるケースが、裾に付いている糸が切れてしまい、生地がヨレヨレになることです。こうなってしまうとお直し屋さんでないと直すことができません。
続いてこちらがお勧めしたい丈の画像です。
先ほどの画像と違って窪みもなくストンっと生地がまっすぐになっていることが分かります。ポイントは靴に生地が触れるか触れないかくらいの丈にすることで再現することができます。
もし、スラックスを買いに行く際は、試着をしていただき画像のような丈で履けているか確認をしてみてくださいね。丈詰めせずに綺麗な履き方ができていればそのスラックスはあなたの「シンデレラサイズ」かもしれません。
丈詰めはどこですれば良いの?
一般的にスーツ屋さんであれば、その場で裾上げを行っていただけるところがほとんどです。しかし、アパレルショップや中古、ECLECT(エクレクト)のようなECでの購入ですと、ご自身でお直し屋さんに持ち込む必要がございます。
お近くのお直し屋さんがあればぜひそちらにお持ちいただけると、希望の履き方、丈など相談することができますし、皺を伸ばして頂けるのでお勧めです。
※私は近くのチェーンのお直し屋さんをよく使っています
※一般的なお直し屋さんのお直し代は1,500~2,000円ほどで、最短で1時間ほどで仕上げていただけます
では実際に、お直しをするときの流れや店員さんへの伝え方をご紹介します。
①靴を脱いだ状態で丈詰めを行います。
②姿勢は力を入れず、こぶし1つ分ほど足を開いて自然体で直立してください。
③好みのウエスト位置にご自身で合わせます。
➃店員さんに好みの丈を聞かれますので、「踵が2㎝くらい見えるように」「靴を履いた時にノークッションになるように」とお伝えください
⑤仕上げ方を聞かれますので「シングル」とお伝えください。
⑥それからは店員さんが行っていただけますので、動かずにお待ちください。
⑦丈詰め位置をピンなどで印をつけますので、脱ぐ際は気を付けてください。
主な流れは以上になります。
上記の画像のような丈になっていれば、お直しが完了した際に綺麗なシルエットに出来上がります。
※場合によってはこちらの画像をお見せすることで、より正確にお伝え出来ますのでご活用ください。
ECLECT(エクレクト)オリジナルスラックス“然(ぜん)”はたくさんの方に自分に合った丈で履いていただきたく、あえて少し長めに製作しています。履いていただく皆様にはご足労をおかけしてしまいますが、丈が合わない場合はぜひお直し屋さんでの丈詰めをしお客様だけのオンリーワンなスラックスでお楽しみください。
今回の活動報告は以上でございます。
たくさんの方にECLECT(エクレクト)の商品を着ていただけるように、これからも様々な活動報告をお伝えいたします。
引き続き応援よろしくお願いいたします。