私が下浦獅子舞に触れたのは幼少期の秋祭りでした。父が獅子保存会に入っていましたので獅子舞を身近に感じていました。毎年の秋祭りで獅子が舞う姿を見るのが楽しみで、社会人になり迷うことなく獅子保存会に入会することを決めました。また、母が獅子保存会で初の女性囃子奏者であることを聞き、母も獅子舞に関連していたということを知り、嬉しくもなりました。私も女性囃子奏者として自分自身、楽しみながら活動しています。 獅子が舞う姿は迫力があり、見ていただいた方全てに感動を与えられるものだと思っています。その感動を与えられる1人としてこれからも活動できたらなと思っています。そして、獅子保存会の皆さんと下浦の伝統を守りながら、これからに繫げていく手助けができればと思います。そして、下浦の獅子舞の良さがより多くの方に伝わっていけばいいなと思います。by M
私が、下浦獅子舞に触れるきっかけとなったのは、獅子を振る父、玉振りとして舞う兄の練習についていったことが始まりです。 当時は幼く、獅子舞に深く関心や想いというものはなく、小学2年生から5年間、兄に続き玉振りをしていく中で徐々に『見てもらった方に感動してももらえるような獅子舞を!』という、大人たちの熱意が子供ながらに伝わり、私にも芽生えていったのを覚えています。 社会人となり、10年ほど離れていましたが、2年前に帰郷し、昨年から獅子として再度携わり始めました。私の獅子は、歴代の先輩方に比べ、まだ見劣りする点ばかりですが、『自分たちの地元には、こんな素晴らしいものがある』『お爺ちゃん、お婆ちゃんのところで見れる獅子舞はすごい!』と感じてもらえるよう磨き、次へと繋いでゆきたいと思っています。by M
下浦獅子保存会は、昭和46年10月1日に結成されており、私自身は、昭和57年高校を卒業すると同時に獅子保存会に入会し、早42年となります。前会長より、10年程前に会長を引き継いでまとめ役として頑張っております。会の皆さんもそれぞれが仕事をしながらの活動ですので大変ではありますが、獅子舞に対する情熱と誇り、又家族の理解もあり頑張っておられると思います。現在は女性も含め35名程の会員数ですが、祭りだけでは無く下浦町の行事の中枢を担っております。これから獅子保存会の活動を通して様々な事に対し「自信・誇り・責任」を合言葉として、又、若い世代に獅子舞の歴史、伝統を重んじる心や行動が伝承できる様に日々励んでまいりたいと考えます。by会長