
イナトリアートセンターの新しい道づくりの活動を伊豆新聞さんに掲載いただきました!
安部さん率いる東京藝術大学のチームがもたらしてくれた視点と発想で、地域の素材を活用しながら彩り豊かな道の構想ができあがりました。
この構想のプレゼンテーションをアートフェスや道づくりに関心のある皆さんと、鮮魚マルイワさんの自家製サンマの丸干炭火焼バージョンを食べながら聞かせてもらいました。

ドイツと中国の海外留学生2名を中心に構想を膨らませてきた本プロジェクト、私たちは地域外の方の視点をこれまでも多く接種してきた立場にあるのですが、海外の方の視点から展開される調査を聞かせてもらうのは初めての体験でした。
ドイツ出身の学生さんから見た稲取は非常に新鮮だったようで、トタン建材を用いた住宅の塗装が幾重にも重ねられ、風化している様子を見て、日本の建物の代謝の速さ(エイジングと表現してくれていました)を感じ時刻との違いに魅力を見出したそうです。
プレゼン会に参加した私たちをはじめとした地元の皆さんがこのプレゼンテーションは青天の霹靂で、当たり前の日常であるこの町並みが、見る人によっては宝物であることを実感しました。
このプレゼンテーションを持ってキックオフとなった新しい道づくり。
みんなが素材を持ち寄りながら、創意工夫を凝らして唯一無二の場所を作っていく活動へと発展させていきます。
なんと伊豆新聞を見た地元の左官職人さんから早速、不要となった瓦の提供の申し出が!!
今はこの瓦が宝の山のように感じます…!!
稲取の新しい道づくりの活動をアートセンターから地域へ広げ、町の各所の私有地が稲取に暮らし通う人たちの手によって更新されていくことで、町並みや地域コミュニティの維持に役立て、新しい風景を生み出していくきっかけを作りたいと思います!!!





