本プロジェクトは12月中旬公開予定です。
【お気に入りボタン】を押して応援をお願いいたします。
みなさんこんにちは。輪島へぐら屋の岩崎律子です。私達のプロジェクトページをご覧いただき誠にありがとうございます。
震災以来、3度も輪島へ来て現状を発信してくれている田村淳さんと。写真掲載も快諾していただき感謝申し上げます。
私たちは石川県輪島市で、能登半島に古くから伝わる魚醤油「いしる」作りを大切に続けながら「いしる」を使った水産加工品も製造、販売をしています。
今回は、能登半島地震、豪雨災害により被害を受けた工場修復、売店再開のため、700万円という目標を掲げて挑戦します。
魚醤油「いしる」とは?
能登半島から日本海沖50キロにある自然美しい舳倉島(へぐらじま)から社名を付けました。
日本三大朝市のひとつである輪島朝市で先代が商売を始めて、より多くの方に能登の魅力を伝えようと工場を構えて、現在従業員は13名。
長く働いてくれているベテランさんや親族、カンボジアからの外国人実習生に、現役の海女さんも!漁が休みの期間中、働きに来てくれています。
商品は小さくても、加工から味付け、乾燥させたり、焼成してパックしたりと、、、1人も欠かせない大切な従業員です。
みんな元日の能登半島地震で大きな被害を受けながらも
「再開したら働くよ、待ってるよ!」と言ってくれました。
被災当時の状況
▼地震直後の様子
事務所が2階なので揺れもひどくパソコンなども破損、、社長と毎日少しずつ片付けました。
▼業務用エアコンが天井ごと落ちてむきだしの断熱材、いまだ修繕できていません。
▼売店シンボルの垂れ幕。倒れてしまうのを先代のリアカーが支えてくれたように見えます。無事救出できたので、また必ず展示します。
なんとか建っている工場には土砂崩れが入り、外壁は外が見えるほど崩れ、
売店と従業員の寮は全壊。いしる醸造タンクからは多くのいしるがこぼれ、大きな揺れによって中は混ざってしまい抽出できなくなりました。
道が崩れて車も使えませんでしたから、迂回路を歩いて冷たい海風吹く中で重たい物資を町内の人達とバケツリレーで運びました。
工場の冷凍庫には買ってあった原料が数万トン、それらを守るため大型発電機をレンタルし、数時間おきに燃料補給し、山から出る水をくみに何往復もしました。
今思うと、先も見えず、何も考えれず、1日1日をそうした作業することで
精神をたもっていた気もします。夜は電気のない部屋で余震に怯えながら
無事に朝が来るのを待ちました。
売上もないのに費用ばかりが膨らんでいく日々が始まり、、、
工場の大型冷凍庫内で、ぐちゃぐちゃに散乱した商品を、ライトで照らしながら
片付けて、なんとか無事だった商品を買ってくれた方々には、本当に助けられました。
それでも、やむを得ず破棄となった商品も多く、ゴミ収集場に持ち込んで破棄する費用だけで20万円もかかりました。
悲しかった、悔しかった。
もう待ってる場合でもなく、とにかく土砂に埋もれた電気設備やボイラー、
建物の応急処置に着手、皆様からの有難いご支援も使わせていただきながらも
あっという間に2000万円かかっていました、、、
震災から6か月、ようやく水が出て、売上を出すぞと再開してみるも、以前のように売上は戻りませんでした。
これが現実なんだ、、、と。半年間休業してた私達は
マイナス地点にいるんだということに気付かされました。
なんとか前を向き進みだしたとき、工場を豪雨が襲った
多くの方の支えにより、なんとか前を向いて「売店は無くても、命はあるのだから」と、工場敷地内でお惣菜販売を始めた9月、あの豪雨災害が起きました。工場への1本道は土砂崩れして孤立状態となり、再び断水、停電、道路は泥まみれになり、乾いた後もすごい砂ほこりとなりました。浸水で住まいを失った従業員も、、、
しかし、困難な中でも、明るく温かい能登の人々、そして美しい里山里海の景色は変わりなくそばにあり、夕陽の空に心癒され、あらためて喜びを感じ
「やっぱり能登をあきらめられない」
「再び多くの人々が訪れる場所にしたい」
という強い思いを抱きました。
このプロジェクトでは
工場の復旧工事、全壊した売店の再建をさせて
地域の活性化を目指しています。
これまでにも、多くのご支援をいただき、応援と期待をありがたいほどに感じております。
一方で、まだまだ自分たちの力だけでは前に進むことができないのも現実です。
私たちはこのプロジェクトを通じて能登の復興に貢献したいと考えています。
能登の魅力を未来に繋ぐため、皆様のご支援をお願いしたいと思います。
今回の総工費・内訳・工場修繕 300万円
・設備修繕、機械買い換え 1750万円
=総工費 2200万円
・リターン、広報費 150万円
・借入等 ー1350万円
・自己負担 850万円
災害によって被害を受けた工場を修繕、大型機械の買いかえ、全壊した売店と従業員の寮を再建し、
そしてそれは被災しながらも戻ってきてくれた従業員の生活を支えることにも繋がります。
能登の魚醤油製法は国の民族無形文化財であり、災害後は多くの方々に「へぐら屋さんのいしるが好きです」、「いつまでも待っています」と心温まるお言葉をいただき、この伝統を守っていこうと決意しました。
今回は自己負担分のうち700万円を目標にします。
返礼品には舳倉屋や輪島の素敵な名産品をご用意しましたので、お届けを楽しみに応援をいただければ嬉しいです。
全国からの応援の声を胸に、進んでいます。
「また、美味しいいしるを是非購入させてください。遠くから応援しています。」
「少しずつでも前に進んでくださいね、早く干物もたべたいです!再開を楽しみにしています。」
「まだまだ大変かと思いますが、ぜひあの味を作り続けてください!!」
「当店のお客様から心からの応援のお言葉を頂いております。復興されたらぜひ!いしるを皆様お待ちです!」
再建することで地域の雇用を生み出し、経済の回復に寄与したいとも考えています。このプロジェクトは、単なる再建ではなく、能登の未来を築くための重要な一歩です。
応援コメントいただきありがとうございます。
発酵ライフ推進協会 代表 是友麻希 様
皆様、はじめまして。発酵ライフ推進協会を運営しております。料理研究家の是友麻希(これともまき)と申します。このたび、舳倉屋さんがクラウドファンディングにチャレンジされるとのことで、心から応援のメッセージを送らせていただきます。私が能登とご縁をいただいたのは、15年ほど前です。発酵を軸にした料理教室を全国で開催する中で、全国各地の発酵蔵の方々にお世話になり、輪島の舳倉屋さんをはじめ、能登の皆様にはこれまで多大なご支援と温かいお付き合いをいただいてきました。
私が東京・丸の内で飲食店をオープンした際には、舳倉屋の岩崎夫婦が能登のお酒を持って駆けつけてくださったり、また輪島での社員旅行を企画した際にも、全面的なサポートをしていただきました。その経験を通じて、輪島の地元の方々とのお付き合いは、仕事だけでなくプライベートでも深まり、干物や魚を送っていただいたりと、現代では珍しいほど心温まるご縁を感じています。
そんな私にとっての「実家」ともいえる能登が、震災、そして土砂災害という二度の災害に見舞われたことは、本当に胸が痛む出来事でした。自分にできることは小さいかもしれませんが、それでも何かしたい、少しでも力になりたいという思いで、震災直後に舳倉屋さんの支援サイトを立ち上げさせていただきました。
また、2024年10月には、被災地の経済循環を少しでも支えたいという思いから、舳倉屋さんとツアーを企画し、多くの方々に能登でお買い物をしていただく活動も行いました。今回のクラウドファンディングを通じて、「何かしたいけれど、どう動けばいいかわからない」と考える方々が、支援の第一歩を踏み出すきっかけになればと心から願っています。能登の皆様への応援、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、どんな時も寄り添ってくれる舳倉屋の女将のりっちゃん。こんな大変な状況でも、立ち上がる姿に私のほうが元気をもらっています。
心から応援しています。
発酵食大学 代表 成田由里 様
この度の能登半島地震の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
2024年は石川県にとって災害が度重なり本当に辛い一年でした。
地元にいながらも、被災地や被災された方々に何もできないもどかしさでいっぱいになりながら
自分の不甲斐なさに悶々とした日々を過ごしていました。
地震が起きて真っ先に舳倉屋さんのことが気になりました。
無事でいるのか、被害状況はどのくらいなのか、あのいしるはどうなったのか・・・。
岩崎さんとなかなか連絡が取れず、やっと電話で話した時は本当にホッとしました。
私たちよりも、被災した岩崎さんのほうが明るく、前を向いて進もうとされていて
その姿に、こちらの方が勇気づけられたりしたものです。
発酵食大学では、舳倉屋さんのいしるを講義でご紹介しています。
関東や関西の方はほとんど知らないので、その美味しさにとにかくびっくり!!
病みつきになって、大量まとめ買いをする人も続出します。
地震の際には、在庫かぎりのいしるを、発酵食大学でチャリティ販売させていただきました。
これまでの受講生はもちろん、海外からも発注が来て、「能登いしる」、「舳倉屋さんのいしる」の
ファンが広がり、支援の輪が広がって行くのを目の当たりにし、本当にありがたかったです。
私自身も、推しの発酵調味料といえばもちろん「舳倉屋さんのいしる」です。
少量でうま味が増し、料理がグッと美味しくなります。
お鍋やおでんの季節は、いしるをお湯で伸ばせば出しの完成。簡単で美味しいという魔法の調味料。
原材料のたんぱく質がじっくり発酵・熟成されバランスのとれたアミノ酸が豊富に含まれる天然のうま味調味料なんです。
このいしるは、忙しく食事づくりに時間がかけられない現代人の食卓を豊かにし、しかも簡単で健康的にしてくれるものです。
この地震なんかに負けてなるものですか!
岩崎さんご夫婦には、大変な試練だと思いますが能登いしるを繋いでいってほしいと心から応援しています。
全国のみなさま、この挑戦にぜひともお力をお貸しください。
どうぞよろしくお願いいたします。
千葉県神崎町まちづくり課 発酵食品ソムリエ 澤田聡美 様
輪島の舳倉屋さんに心からエールを送ります!初めて舳倉屋さんを訪れたのは…8年前のこと。目の前がすぐ日本海!こんなすてきな場所でこの「いしる」は醸されているんだと感動しました。
わが町の道の駅 発酵の里こうざきは2015年にオープン、全国の厳選された発酵食品をお取り扱いさせていただいております。オープン当初、この「舳倉屋のいしる」は、一番最初にお取引をさせていただいた商品。私たちにとっても“我が子„なのです。心から応援しています。
リターンについて
震災後1号のいしるについて
能登のいしる生産者はみんな被災していますし、原料の高騰、漁獲量減少もあり、今後貴重になってきます。仕込みをしてからが長くかかるのこともあり震災後1号のいしるは少しお待たせしますが、出来上がり次第お届けします!
オリジナルグッズについて
かわいいグッズのデザインは、イラストレーター「いなずみあきこ」さんです。
『お魚が原料のいしるを食べちゃた猫ちゃん』が可愛いく描かれています。
ご自身が金沢で生活されていたこともあり、地元尾道に戻られてからも、いしる愛用者として遠くから応援してくれています。プロジェクトページ内のイラストも全てご協力いただきまた。
発送はプロジェクト終了ご順次発送いたします。
オーナー制について
日本海を見渡すいしる醸造所で、
オーナー様のお名前を書いた専用の容器でいしるを仕込みます。
(数名でお申込みの場合も全員のお名前を記載可能)
出来上がってお届けする量によってコースを選べます。
・5万円コース 仕込み10リットル 出来上がり3リットル
・10万円コース 仕込み20リットル 出来上がり6リットル
*お届けまで1年から1年半かかります。仕込みにはポリタンク容器使用。
*仕込みから管理、ボトリング、発送まで、へぐら屋が行います。
*ご自身でボトリング、ラベル貼り体験も可能!(交通費等はご負担となります)
その他ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
へぐら屋LINE https://lin.ee/6jUF1xk
オーナー様となっていただくことで
いしる醸造所の設備と景観の保全にもなり、
いしるを通して県内外の方々との交流、
輪島市への観光誘客へもつながればと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
石川のお酒とへぐら屋の塩辛、焼きイカセット
輪島市の酒屋さんから直送となります。
酒ブティック奥田 @sakeboutique_okuda
地震と豪雨で大きな被害を受けながらも頑張っています。
へぐら屋の塩辛と焼きイカはお酒にもぴったり!
お酒やワインの有資格者である店主が選ぶお酒をお楽しみください。
この他のリターンについても、SNSや活動報告にて、順次ご紹介させていただきます!
スケジュール
2024年1月〜 工場の修繕を自費で開始、現在も工事中
2025年2月 物販再開の新売店の設置予定
2025年2月末 クラウドファンディング終了、リターン発送開始
2025年度 工場の修繕・工事終了予定
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。売店では、魚醤油「いしる」の魅力を広めるため、ワークショップやイベントを積極的に行ってきました。現在、工場修繕と以前の規模までなくても売店を再建する設計プランを進めており、地域の業者と協力して準備を進めています。資金面での詳細が明確になってきたこともあり、クラウドファンディングを通じて、このプロジェクトを実現するための最後の一押しを皆様にお願いしたいと思っております。
私たちは、「やっぱり能登で」再び笑顔があふれる日々を取り戻すために、このプロジェクトを進めています。能登の伝統発酵調味料「いしる」を通じて、地域の魅力を全国に発信し、再び多くの方々に訪れていただけるような場所にしたいと考えています。皆様の温かいご支援が、私たちの力となります。どうか、能登の未来のためにお力をお貸しください。心よりお願い申し上げます。
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