
「八戸せんべい汁」は2023年3月文化庁「100年フード」に認定されています。
100年フードとは、地域の風土や歴史・風習の中で個性を活かしながら創意工夫され、育まれてきた地域特有の食文化であり、地域において世代を超えて受け継がれ食されてきた食文化です。八戸せんべい汁は、伝統の100年フード部門~江戸時代から続く郷土の料理~として、認定された中でも評価が高い有識者特別賞も受賞しました。
1月11日(土)・12(日)の2日間、「100年フード・食文化ミュージアム」の魅力を広く紹介する目的の「体験会」が、有楽町駅と新橋駅の中間位のJR高架下にある「日比谷OKUROJI」で開催されました。汁゛研は「八戸せんべい汁」の味はもちろん、独特の南部せんべい食文化に加えて横丁や朝市など八戸の魅力を来場者に直接アピールするため、八戸から会場に行って調理の実演と試食を提供してきました‼
体験会では全国から届いた十数種類の100年フードの試食が行われたが、実演で温かい食品を提供したのは埼玉県入間市の「狭山茶」(11日のみ)と「八戸せんべい汁」だけだったので、来場した方のほとんどが真っ先に狭山茶&八戸せんべい汁を試飲&試食してくれた!
おかけさまで、用意した2日分の八戸せんべい汁の食材が初日で無くなりそうな勢いで、あわてて食品スーパーに走って食材や調味料を買い足したほど、多くの人に八戸せんべい汁の美味しさと煮込んだせんべいのアルデンテの食感を知ってもらうことができました。
ちょうど事務局から当日の来場者アンケートの結果が届いたので、その一部を紹介します。味については、90%が「大変良かった」8%が「良かった」と、とても良い評価です。それぞれの意見や感想も「思ったより生地がもちもちで後を引く味わい」「せんべいのアルデンテ感は試食でないとわからない」「初めて食べましたがとてもおいしかった」「初めて知り八戸の食文化に触れたのが良かった」などなど、嬉しい感想が多かったです❣
とはいえ、「初めて食べて美味しくてビックリ」と言う方もいるので、こういう機会をもっと増やさなきゃとも思わせてくれる体験会になりました。
また、初日には八戸の地元紙「デーリー東北」の記者さんと、「RAB青森放送」の長澤アナが取材に来てくれました。RABのネットニュースはYahoo!ニューでも紹介されて、100年フード事務局のみなさんにも喜んでいただけました‼
2日間1人で頑張ったのでかなり大変だったけど、来場したみなさんに八戸の魅力も紹介できたし、100年フード事務局のみなさんも優しくサポートしてくれたので、八戸と八戸せんべい汁にとても良い体験会になりました。参加させていただき、ありがとうございました。