まず最初に、私たちのカゴバッグが順調に仕上がりつつあることをご報告いたします。ご支援いただいている皆様のおかげで、制作がスムーズに進んでおり、一つひとつのカゴバッグが、職人たちの手によって丁寧に形作られています。そのすべてが、伝統的な技法を守りながらも、現代のファッションにふさわしいデザインとして生まれ変わっています。
私たちは、このカゴバッグが持つ深い意味と美しさを、より多くの人々に届けたいと考えています。そして、皆様の温かい応援と支援に支えられながら、その夢を一歩ずつ実現していることを心から感謝しています。
Yama-Bikoのカゴバッグには、ただのファッションアイテム以上のものが込められています。それは、日本の縄文時代から続く、自然と共生するための知恵と技術が生み出した、奇跡の結晶です。山葡萄の蔓は、手を加えず自然の中で育ち、感謝の気持ちを込めて手摘みで収穫されます。私たちはその蔓を使い、ひとつひとつ手編みでカゴバッグを作り上げています。
このカゴバッグには、長い歴史を持つ手仕事と、現代のライフスタイルに調和するデザインが融合しています。編み方はすべて伝統的な技法でありながら、現代のファッションとして新しい命を吹き込まれています。しかし、私たちが目指しているのは、単なるデザイン性や美しさだけではありません。それは、サステナブルな未来を作るためのメッセージでもあります。
私たちがこのカゴバッグに込めているのは、物を大切にする心、そして消費社会からの脱却という強い意志です。使い捨ての時代に流されず、ひとつのものを長く大切にすること。これが私たちの目指す価値観であり、伝統的な技術を現代の視点で蘇らせる理由です。私たちのカゴバッグを手に取ることが、持続可能な社会を作るための第一歩となり、未来のために小さな変化を生み出すことだと信じています。
そして、この思いを世界中に広めるために、私たちは次の大きな挑戦に踏み出します。それは、来年1月にフランス・パリで開催される「メゾン・エ・オブジェ」に出展することです。この展示会は、世界中のデザイナーやブランドが集まり、最先端のデザインとアイデアが交錯する場所です。私たちのカゴバッグが、この舞台でどれほど世界に認められるのか。日本の伝統を世界にどう伝えるか。この挑戦を通じて、私たちはその答えを探し続けます。
「メゾン・エ・オブジェ」での出展は、私たちにとって非常に大きな意味を持っています。それは、単に新しい市場を開拓するための一歩ではなく、私たちの伝統的な技術と価値観を世界に発信し、共感を得るための大きなチャンスだからです。どれほどの人々が、この日本のカゴバッグを手にし、その背後にあるストーリーに共鳴してくれるのか。世界がどこまでこの伝統的な技術を認めてくれるのか。その答えはまだわかりませんが、私たちはその挑戦を果敢に受け入れ、歩みを進めています。
そして、この挑戦を支えてくれる皆様の応援が何よりも大切です。あなたが支援してくださることで、このカゴバッグがさらに多くの人々に届き、私たちの思いが世界中に広がります。伝統と革新を融合させ、サステナブルな未来を共に作り上げていきましょう。
Yama-Bikoのカゴバッグには、過去から未来へと繋がる大切なメッセージが込められています。私たちは、このバッグを通じて、物を大切にする心を育み、持続可能な社会へ向けて共に歩んでいきたいと考えています。あなたと共に、その一歩を踏み出せることを心から願っています。
ありがとうございます。 Yama-Biko