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戦後80年、今でも沖縄に眠る戦没者を陽のもとにお迎えしたい!

沖縄の地には、79年前の戦争で亡くなられた方のご遺骨が今でも多く眠っています。一日でも早く収容し、ご遺族のもとにお還しするべく、大学生が収集活動に取り組みます。そんな学生の活動に、皆さんのお力をお貸しください。

現在の支援総額

573,000

81%

目標金額は700,000円

支援者数

46

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/11/21に募集を開始し、 46人の支援により 573,000円の資金を集め、 2024/12/31に募集を終了しました

戦後80年、今でも沖縄に眠る戦没者を陽のもとにお迎えしたい!

現在の支援総額

573,000

81%達成

終了

目標金額700,000

支援者数46

このプロジェクトは、2024/11/21に募集を開始し、 46人の支援により 573,000円の資金を集め、 2024/12/31に募集を終了しました

沖縄の地には、79年前の戦争で亡くなられた方のご遺骨が今でも多く眠っています。一日でも早く収容し、ご遺族のもとにお還しするべく、大学生が収集活動に取り組みます。そんな学生の活動に、皆さんのお力をお貸しください。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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はじめに・ご挨拶

皆さんはじめまして。NPO法人国際ボランティア学生協会IVUSA(以下:IVUSA)です。全国各地の学生が、様々な社会課題に対し学生の熱意とパワーで挑戦し、誰も取り残さない「共に生きる」社会の実現を目指しています。その活動の一つとして、沖縄県での戦没者遺骨収集活動を行っています。

「硫黄島で戦死したおじいさんの遺骨を持ち帰りたい」
私たちがこの活動を始めたきっかけは、ある学生の想いからでした。1995年より、国が行う派遣事業に参加する形で活動が始まり、より多くのご遺骨をお迎えするために、2011年から、IVUSA主体での沖縄県での遺骨収集活動がスタートしました。現在、一般社団法人日本戦没者遺骨収集推進協会の構成団体としても活動しています。

活動開始から13年、毎年全国各地から約50名の学生が集い、沖縄に眠る戦没者を陽のもとにお迎えするために、日々遺骨収集活動や平和学習、戦史勉強などに取り組んでいます。

本活動の意義

温暖な気候と綺麗な海。沖縄県と言えば、美しく過ごしやすい観光地として人気です。

しかし、そのような顔を持つ反面、太平洋戦争末期に、一般住民を巻き込んだ凄惨な地上戦が繰り広げられた地としても知られています。約3~5ヶ月にわたる激戦により、一般住民約10万人を含めた約20万人が亡くなりました。

そして、戦後79年を迎えた今でも、沖縄本島には、当時の戦没者のご遺骨が土や植物などに埋もれたまま眠っています。令和5年度末の時点で、沖縄県で収集されたご遺骨の累計は18万5523柱になりますが、2613柱が未収容だとされています。観光地として人気の沖縄ですが、現在でも、戦時中の爪跡がご遺骨や遺留品という形で多く残されています。

ご遺族の方々や諸団体は、ご遺骨を収集し、供養する活動を行っていますが、遺骨収集の中心的な担い手である遺族会の高年齢化に伴い、活動が思うように行えていない現状があります。戦後79年、未だに多くのご遺骨が土の中に眠り、ご遺族がその帰りを待っているのです。さらに、戦争当時を知る方々が亡くなり、戦争の語り継ぎが終わってしまうことも懸念されています。

IVUSAでは、全国各地から学生が集まり、毎年大規模な遺骨収集活動を実施しています。学生の熱意とパワーを生かし、不足している遺骨収集の担い手になるとともに、現地での平和学習や学生同士の意見交換を通して、戦争の事実や平和の尊さを深く理解し後世に語り継ぐ存在の育成にも寄与しています。

暗いガマの中で懸命にご遺骨を探す学生たち

活動概要・これまでの活動

IVUSAでは、毎年2月と9月の年2回、約50名の学生が約一週間にわたって、沖縄県での遺骨収集活動に取り組んでいます。

遺骨収集に加えて、戦史勉強や戦争体験者・ご遺族の方へのヒアリング、学生同士の意見交換なども行い、戦争を知らない若い世代が、次世代に過去の悲惨な事実や平和の尊さを語り継ぐ担い手になるべく活動しています。2011年の活動開始当初から引き継がれてきた「戦争当時の状況を理解し、戦没者やご遺族の方の想いに寄り添いながら遺骨収集を行う」という考え方を大事に、遺骨収集と平和学習の二本柱で活動を行っています。

これまでの13年間の活動では、沖縄県糸満市、南城市、浦添市での遺骨収集を実施してきました。ご遺骨の風化やご遺族の高齢化が進む中、年間の活動回数を増やしていくことを目指しています。

戦争体験者のお話に耳を傾ける学生たち

クラウドファンディング実施の背景

IVUSAでは、日本全国に約2500名在籍する学生や、累計約4500の活動で培われたノウハウを生かして、沖縄県でも毎年大規模な遺骨収集活動を実施しています。全国各地から学生が集まることは、遺骨収集の担い手として強大なマンパワーを発揮するだけでなく、現地での平和学習で学んだことや感じたことを、全国各地に持ち帰り、戦争を語り継ぐ存在の育成にも寄与しているのです。

しかし、近年の物価上昇で活動にかかる費用は高騰し、運送費や備品購入など活動費のほとんどを賄う学生の負担も年々増加しています。そして、こうした金銭面でのハードルが原因で、活動が年2回に限られてしまったり、参加者が減少してきていたりする現状にあります。

沖縄県には、未だに2613柱が眠っていると言われています。来年には戦後80年を迎え、ご遺骨の風化や遺骨収集の担い手であるご遺族の高齢化が進む中、一日でも早く、戦没者を陽のもとにお迎えし、ご遺族のもとにお還ししたいと考えています。そのために、IVUSAとしても、遺骨収集活動の回数や参加者を増やしていく必要があると考えています。

金銭面でのハードルを解消することで、IVUSAが持つ学生の熱意やパワーを十分に生かし、遺骨収集や戦争を語り継ぐ担い手の育成に大いに寄与することができます。そこで、より多くの方々からのご支援をいただきたく、本クラウドファンディングを実施するに至りました。

資金の使い道・スケジュール

IVUSAでは今年度、以下の活動を学生主体で計画しています。

➀令和7年1月:沖縄での現地調整(②③を行うための活動現場選定・事前調査・現地カウンターパートさんとの調整等を実施)→4名の学生を派遣予定

②令和7年2月:沖縄での遺骨収集活動(約6日、実地での遺骨収集活動)→約50名の学生を派遣予定

③令和7年2月:沖縄での遺骨収集活動(約4日、②に引き続き実地での遺骨収集活動)→約20名の学生を派遣予定

自己負担を差し引いて➀5万円②50万円③15万円が必要になると見込んでいます。
具体的には、備品等の運送費、沖縄での宿泊費、収集活動時に必要な道具の購入などにあてさせていただきます。

《参考》
今年9月に実施した沖縄での遺骨収集活動(6日間、46名)では約170万円の費用がかかりました。

活動を通して感じたこと・考えたことを整理し、意見交換する

最後に

まもなく戦後80年。ずっと昔のことに思えて、令和の今でも多くの戦没者が野晒しのままになっています。

時代の経過に伴い、ご遺骨の風化が進んでしまうことや、戦争の語り継ぎが終わってしまうことが懸念されています。そんな中、IVUSAが持つ全国各地の学生の熱意やパワーは、遺骨収集や戦争を語り継ぐ担い手として大きな力になりえます。

皆様からのご支援や本クラウドファンディングの拡散をお待ちしております。

画像キャプション


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 遺骨収集活動実施費用(渡航費、運搬費、宿泊費、備品購入など) ➀令和7年1月:¥50,000 ②令和7年2月:¥500,000 ③令和7年2月:¥150,000

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 2月23日〜25日の3日間にわたり、CAMPFIREサイトにて告知しておりました三つの遺骨収集派遣のうち、「③沖縄での遺骨収集活動」を実施しました。本活動には、17日~22日に実施された「②沖縄での遺骨収集活動(以下:本隊)」に参加した学生のうち、10名が継続する形で参加しました。1、2日目は、本隊の活動現場の一つに全員で入り、遺骨収集を行いました。この場所は長年IVUSAが取り組んでいる現場の一つで、概了(現場にご遺骨が概ね残っていないと判断し、収集を一時終了すること)を目標にスタートしました。収集の様子本隊で回収してもなお残るごみを集めながら、地表を広く深く掘り下げていくと、状態の良いご遺骨や遺留品等を複数お迎えすることができました。また、ふるいにかけた土砂から、小さな骨片も複数収容しました。集めた土砂をふるいにかけてご遺骨を探しますこれまでの長年の活動や本隊からの継続的な活動の末、現場に堆積したごみはほぼ完全に回収することができました。しかし、まだご遺骨が眠っている可能性は非常に高く、概了とはなりませんでした。今後もこの現場での活動は継続されます。3日目は、宿舎清掃や装備品の片付けを行い、解散となりました。三つの収集派遣の活動報告は以上となります。最後となりますが、本活動に支援・応援してくださった皆様、この度は誠にありがとうございました。皆様のご支援のおかげで、計55名・計9日間という大規模な活動を遂行することができ、戦後80年もの間土の中に眠っていた多くのご遺骨や遺留品を、陽のもとにお迎えすることができました。加えて、参加した学生は、平和学習や遺骨収集をとおして沖縄戦の実相に触れ、苛烈な戦争の事実と平和の尊さを身をもって感じたとともに、それらを風化させないための継承の必要性、周囲・後世に語り残していく使命感を強く感じるようになりました。本活動に参加した学生はみな、出身地も大学所在地も大学での専攻も、沖縄や沖縄戦にルーツがあるかどうかも、一人一人全く異なります。そんな大学生が54名も一堂に会し、学びと意見交換の中で深めた自身の考えや経験を全国各地に持ち帰ることは、平和な社会の構築や戦争記憶の継承に、大いに寄与すると考えられます。本活動の非常に高い社会的意義に対し、学生自身の負担の大きさが活動規模拡大を阻んでいる中、支援者の皆様には、活動人数増加や活動期間延長に多大なお力添えをいただきました。改めまして、心より厚く御礼申し上げます。IVUSAでは、今後も継続的に沖縄県での遺骨収集活動を行います。また、持続的に活動が実施できるように、金銭面も含めて工夫を凝らし、邁進してまいります。今後も本団体および本活動を、あたたかく見守っていただけますと幸いです。NPO法人国際ボランティア学生協会沖縄県戦没者遺骨収集活動 プロジェクトマネージャー小倉美紗希 もっと見る
  • 2月17日〜22日の6日間にわたり、本ページにて告知しておりました三つの遺骨収集派遣のうち、「②沖縄での遺骨収集活動」を実施しました。本活動には、現地学生を含む全国の大学生54名と事務局員1名の計55名が参加しました。活動初日は、全国各地のIVUSA学生が那覇空港に集合し、宿泊先の公民館へ移動しました。夕食後、結団式を実施し、活動の説明や遺骨収集に必要な基礎知識の確認テストを行いました。また、班ごとに活動初日の心境や活動中の目標などを確認したうえで、翌日以降の活動への向き合い方について意見を交わしました。結団式にて、遺骨収集や人骨の基礎知識を確認するテストを行いました2日目は、平和学習のために沖縄県平和祈念資料館、ヌヌマチガマ、対馬丸記念館を訪問しました。戦時中に野戦病院として使用されていたヌヌマチガマでは、実際にガマ内での暗闇体験(懐中電灯・ヘッドライト等の明かりを全て消した状態で黙祷を捧げる)をし、資料館で「文字」で学んだガマ内の様子を、身をもって知りました。また、対馬丸記念館では、展示物の見学とともに、対馬丸事件の生存者の方の講話を聴き、戦時中から戦後まで続いた苦悩を、当事者の「生の声」をとおして知りました。本活動では遺骨収集に加えて、戦史勉強や戦争体験者・ご遺族の方のお話を伺うことで、戦争を知らない若い世代が、苛烈な戦争の事実や平和の尊さを深く理解し、後世に語り継ぐ担い手になることも目的としています。宿舎に戻ってからは、初日同様、班ごとに意見交換を行いました。先述した目的達成のため、平和学習をとおして新たに学んだことや感じたことを共有し合い、得た知識や想いをどのように周囲や後世に広めていくか、考えを深めました。平和祈念資料館での見学の様子3、4日目は、糸満市摩文仁にて4つの活動現場に分かれ、遺骨収集を行いました。戦後80年間で堆積したごみを回収したり、岩を運んだりしながら、戦争当時の地表まで地面を掘り下げるところから活動がスタートします。収集活動においては、活動前3回にわたって実施された勉強会で得た知識や、大学生54名の体力やマンパワーが大いに生かされました。それぞれの現場で熱心な活動が行われ、2日間にわたり、戦没者と思われる複数のご遺骨や遺留品をお迎えすることができました。活動終了後、宿舎では初日、2日目同様、班・現場ごとの意見交換を行いました。本活動で大事にしている「戦没者やご遺族の想いに寄り添いながら遺骨収集を行う」とはどういうことか、日数や経験を重ねるごとに意見が変化していきます。岩場の隙間に入り込んでご遺骨を探している様子土砂をふるいにかけ、小さなご遺骨や欠片(骨片)も収容しました現場には、戦後のごみも多く堆積しています5日目は、雨天のため午前中の遺骨収集を中止し、代わりに「平和な社会の構築や戦争記憶の継承のために、IVUSAとして今後何ができるか」をテーマに意見交換を行いました。午後は慰霊式を行い、戦没者の方々へ黙祷と追悼の辞、献花を捧げました。2日間でお迎えしたご遺骨は、この際に公益財団法人沖縄県平和祈念財団戦没者遺骨収集情報センターに引き渡しました。以後、専門家の鑑定が行われ、ご遺族のもとにお還しされる予定です。慰霊式での献花の様子6日目は、宿舎清掃の後、解団式を行いました。解団式では、各現場の活動報告や6日間を振り返った意見交換・全体共有が行われました。そして、全員で那覇空港に移動し、全国各地へと帰っていきました。2月の活動報告は「【遺骨収集活動報告】2月23日~25日実施」に続きます。国際ボランティア学生協会(IVUSA)沖縄県戦没者遺骨収集活動 プロジェクトマネージャー小倉美紗希 もっと見る
  • 皆様からの温かいご支援により、昨年12月31日をもって本クラウドファンディングは無事終了いたしました。ご支援・応援してくださった皆様、隊員一同厚く御礼申し上げます。12月21日〜23日の3日間にわたり、本ページにて告知しておりました三つの遺骨収集派遣のうち、「①沖縄での現地調整」を実施しました。本派遣は、2月遺骨収集活動実施のための活動現場選定や、カウンターパートの方との調整を目的に、当活動でリーダーを務める学生4名で行われました。4名の参加者・平和祈念公園にて主目的である活動現場の選定は、当団体のカウンターパートをしていただいている戦没者遺骨収集情報センターの職員様や、長年遺骨収集を実施されている経験者の方の知見を賜りながら、糸満市摩文仁にて行いました。これまでの収集履歴や現場の状況、ご遺骨が眠っている可能性などを考慮し、活動を行う4つの現場を決定しました。現場選定中の様子また、当活動では、遺骨収集に加えて沖縄現地での平和学習を行うことで、「戦没者やご遺族の気持ちに寄り添い、戦争の事実や平和の尊さを深く理解し後世に引き継ぐ存在を育成する」ことも目的としています。沖縄県内の複数の資料館や見学可能なガマを巡り、2月活動時に訪問する平和学習場所も決定しました。平和学習場所の選定で対馬丸記念館に伺いました遺骨収集活動は2月17日〜25日にかけて行われます。現在、隊員一同活動準備を進めるとともに、沖縄戦史や遺骨収集に関する学習も深めています。引き続き応援よろしくお願いいたします。国際ボランティア学生協会沖縄県戦没者遺骨収集活動 プロジェクトマネージャー小倉美紗希 もっと見る

コメント

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  1. 2024/12/21 21:15

    沖縄県豊見城市から皆様の活動を応援しています。


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