ありがたいことに仏師・彫刻家の「浅村朋伸」さまから応援メッセージをいただきました!以下浅村さん応援メッセージ大和郡山市で仏像を製作したり、修理を行っている浅村と申します。この度、小西勇製麺所さんから、以前はイベントで行っていた流しそうめんをお店として始めるというご連絡と応援メッセージのご依頼をいただきました。友人が奈良に来たときは、よく桜井市を案内して、大神神社にお参りしたり、三輪そうめんを食べたり、買って帰ったりします。日本のそうめん作りは、三輪が起源であることが知られていますが、流しそうめんは、天孫降臨の神話が有名な宮崎県の高千穂で昭和30年代に誕生したそうです。 桜井市では、友人と中国の歴史に記された邪馬台国や卑弥呼の話をしながら、卑弥呼の墓ではないかといわれる箸墓古墳や、卑弥呼がモデルでは?ともいわれる天照大神が最初に鎮まったとされる檜原神社などを廻ります。日本史最大の謎ともいえる邪馬台国はどこにあったのか、その最有力候補が初期ヤマト政権発祥の地とみられている纒向遺跡といわれ、出現期の前方後円墳(墳丘墓)や、邪馬台国の宮殿かともいわれる辻地区の大型建物群などが全国的に知られています。↑纒向遺跡石塚古墳(墳丘墓)↑纒向遺跡辻地区大型建物群古墳時代は日本が形成されていく大変興味深い時代ですが、奈良県御所市や、滋賀県守山市などの古墳時代の遺跡から導水施設という謎に包まれた施設が発見されています。↑滋賀県守山市服部遺跡から出土した古墳時代の琴の復元(浅村朋伸)導水施設は木樋と木槽が連結されており、木樋に水を流し、木槽に流れ込んだ水が一定量貯まる構造となっていて、水の上澄みを浄水として儀式に用いるために作られたと考えられているようです。邪馬台国の最有力候補地である纒向遺跡でも導水施設が発見されているそうで、纒向遺跡の出土品が見学できる桜井市立埋蔵文化財センターで導水施設の構造などを教えていただきました。纒向遺跡の導水施設は三方向から水が流れ込む特殊な構造となっているそうです。木樋に水が流れていたことを想像すると、流しそうめんを連想しますが、古代の神聖な儀式が行われていたとみられています。現在その場所は驚くことに、三輪そうめんのお店となっています。それが小西勇製麺所さんなのです。邪馬台国の最有力候補地、纒向遺跡の神聖な儀式が行われていた導水施設があった場所で、天孫降臨伝説で知られる高千穂発祥の流しそうめんを時の流れや神話と歴史のロマンを感じながら味わえるという時空を超えた奇跡的な条件が揃ったお店の開業を楽しみにしています。 巻向の 山辺とよみて 行く水の みなあわの如し 世の人われは万葉集 柿本人麻呂(巻向の山辺に響き流れゆく水の泡のようなものだ この世の私たちは)素敵な応援メッセージ、ありがとうございました!浅村さんは歴史にお詳しく、お恥ずかしながら、私たちがこの場所に住んでいても知らなかった貴重な場所であることを教えてくださって、大変勉強させていただきました。勇製麺には出土した導水施設のパネルがありますので、ぜひご覧ください!




