
「この冬、誰も路上で凍えさせない~見えない壁を越えて宿泊と住まいを届けたい!」のキャンペーンを応援していただき、ありがとうございます。
おかげさまで、約220人の方に支援をしていただき、目標額の約80%を達成することができました。引き続き、拡散にご協力いただけるとありがたいです。
12月28日から越年支援の活動が始まり、今日31日で4日目となります。緊急支援では、これまで4人の方に宿泊の提供をおこないました。
「せかいビバーク」など緊急支援を担当している佐々木大志郎(つくろい東京ファンド新規事業部長/NPO法人トイミッケ代表理事)の日々の活動日誌を転載します。
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【12/27(金)】
本日は、公的窓口の年内最終日!これまでご相談いただいていた方への食料支援&訪問を実施しつつ、連携団体や自治体議員の方にお願いしていた複数の申請が無事に通ったとの連絡を受け、ひとまず安堵。ここからは地域で暮らすための息の長い支援がスタートします。
9日間の閉庁期間中、すでに複数の団体や関係者から緊急宿泊先の相談を受けており、いくつかの予約も完了しています。
また、自団体としても期間中に宿泊窓口を3日間開設予定です。
昨年の宿泊窓口からつながった方は、半年以上の伴走支援を経て今年住居を取り戻しました。今年も、少しでも多くの方が安心して新年を迎えられるよう、できる限りの対応を続けていきます!
【12/28(土)】
越年越冬支援1日目の今日。昼間は、数日前に緊急宿泊支援でつながった方からのご相談対応。公的窓口での相談・支援が進む中で、連泊の間にどうしても穴が空いてしまったとのことで、こちらで確保した宿泊先へご案内しました。年末年始もお仕事をされるとのことなので、どうか体調を崩さず新年を迎えてほしいです。
夕方は定例の池袋相談会へ参加し、スマホ充電対応を実施。最近は利用者が増え、ケーブル端子が足りなくなることもしばしば……。来年は設備を拡張して、さらに対応できる体制を整えていきたいです!
【12/29(日)】
越年越冬二日目の今日は、継続支援中の方から「そうきたかー!」という予想外のご連絡を複数いただき、チームメンバーと何ができるかを相談しながら対応しました。夕方には新規の緊急宿泊支援が舞い込み、ご面談と翌日以降の相談の段取りを組むなど、年末ぎりぎりまで慌ただしく動いています。
今年は、複数の地域を移動しながら暮らす方々への支援とアウトリーチが大きな柱のひとつでした。地域での生活を選択し、そのお手伝いをすることも多かったですが、それがいかに簡単でないかを年の瀬に改めて実感しています。
【12/30(月)】
今日は、前日まで宿泊支援対応をしていた複数の方が、本日臨時開所したチャレンジネット相談窓口につながり、無事に年末年始の居場所が決まったとのご連絡を次々といただき、ひと安心。
午後は、新規の方を含む宿泊&相談面談を2件対応。大晦日を目前に控え、各所のリソース調整でてんやわんやの一日でした。年末年始も慌ただしく動いていますが、一人でも多くの方が安心して新年を迎えられるよう、出来る限りのことが出来たらと。
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年明けの1日・3日・5日にはNPO法人トイミッケとともに、「この1日を乗り切るための宿泊相談」を実施する予定です。
他の支援団体と連携しながら、「誰も路上で凍えさせないため」の活動を進めていきます。
引き続き、応援をお願いします。




