
クラウドファンディングへの応援をありがとうございます。
本年もよろしくお願いします。
越年支援の活動が続いています。
大みそかには、池袋で「ほしぞら医療班」による医療相談会を開催。同じ時間帯に事務所では、恒例の年越しそばの会を開きました。
元旦には、NPO法人トイミッケとともに「この1日を乗り切るための宿泊相談」を実施しました。
この3つの活動の報告をお届けします。
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12月31日、NPO法人TENOHASI(てのはし)が開催している炊き出し相談会で医療相談を実施しました。
この日の配食には355人の方が並ばれ、医療相談にはのべ54件の相談がありました。うち、フットケアが4件、こころの相談が1件ありました。

この日の活動も医師や看護師を含め、17名のボランティアスタッフにご参加いただきました。
1月2日に東池袋中央公園で実施される炊き出し相談会でも、医療相談を実施する予定です。
(ほしぞら医療班)
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大晦日。毎年恒例の年越しそば会を開催しました。
参加者は、つくろい東京ファンドのシェルターに入居されている方やシェルターからアパートに移り地域で生活されている方、ボランティアの皆さんです。世間が賑わっている時に一人でいるしか選択肢がないのはちょっとな…と思う中で始めました。私も楽しいみんなも楽しいがモットーです。昨年からは難民・外国籍の方々も多く参加されるようになりました。
今回は、お子さんからご高齢の方まで、妊婦さんやご家族も。約50人、8か国の方々のご参加でした。出汁から手作りの田舎年越しそばに加えて、いただきもののミカン、スリランカシェフの紅茶とデザートも出しました。おかわりする人も続出ですっかり無くなってしまいました。
事務所の廊下には新年を迎える飾りつけを皆さんとしました。3年前に旅立った女性。彼女は地域の方に支えられながら長くホームレス生活をしていましたが、多くの人が彼女のことを心配していました。その後、紆余曲折ありつつ私たちのシェルターに入居。そんな彼女は多くの折り紙の作品を作ってご自宅に飾ったり、私たちにプレゼントしてくれました。彼女はもういませんが、彼女の作品と記憶は残り続けています。

年越しそば会の後は、ご高齢で事務所まで来られなかった方に年越しそばを自力ウーバー。年末のご挨拶をしました。
また、路上で生活されている皆さんにも自力ウーバー。途中、路上で生活している方を怖がらせたり、サポーターに卑猥な言葉を投げ抱える通行人もいて、残念な気持ちになりましたが、ご挨拶はできました。
2025年、つくろい東京ファンドがチャレンジするのは「見えない3つの壁(情報・烙印・国境)」を乗り越えることです。この壁を乗り越えるために、個別の差別や暴力に抗しつつ、社会的な課題としても取り組み、現場からひとつずつ進めていきます。引き続きのご関心をどうぞよろしくお願いいたします。
(大澤優真)
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1月1日には池袋の貸し会議室で「この1日を乗り切るための宿泊相談」を実施し、8人の方に宿泊提供をおこないました。
詳しくは、緊急支援を担当している佐々木大志郎(つくろい東京ファンド新規事業部長/NPO法人トイミッケ代表理事)の報告動画をご覧ください。
この相談会は3日と5日にも開催する予定です。
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他の支援団体と連携しながら、「誰も路上で凍えさせないため」の活動を進めていきます。
引き続き、応援をお願いします。




