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「おもちゃ映画ミュージアム」の引越し、移転先の改修、原状回復費用にご支援下さい

映像は人類の文化遺産。おもちゃ映画ミュージアムは映画・映像の発掘、関連資料の保存と活用に取り組み10年。4月から京都の西陣で再出発します。現状物件の原状回復、新拠点の改装、収蔵品搬出搬入に想像以上の費用がかかることが分かり、更なる活動ができますように、ご支援をお願いいたします。

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映像は人類の文化遺産。おもちゃ映画ミュージアムは映画・映像の発掘、関連資料の保存と活用に取り組み10年。4月から京都の西陣で再出発します。現状物件の原状回復、新拠点の改装、収蔵品搬出搬入に想像以上の費用がかかることが分かり、更なる活動ができますように、ご支援をお願いいたします。


もくじ

1 ごあいさつ
2 おもちゃ映画とは
3 映画前史のアニメ玩具や家庭用映写機などを展示
4 これまでの当館での取り組みについて
5 当館催しのチラシの一例
6 失われたフィルムの発掘
7 コロンビア大学での上映
8 アメリカの作家が当館を題材にした映画を製作中
9 このプロジェクトで実現したいこと
10 松井孝治京都市長が当館を見学に来て下さいました
11 スケジュールと資金の使い道
12 リターンについて
13 応援メッセージ
14 ご支援よろしくお願いいたします


ごあいさつ

京都の小さな町家で映画博物館「おもちゃ映画ミュージアム」を運営している館長の太田米男(元大阪芸術大学映像学科教授)と学芸員の太田文代です。一般社団法人京都映画芸術文化研究所(京都市中京区壬生)が運営する私設ミュージアムで、2015年5月18日「国際博物館の日」に開館しました。10年の賃貸契約が満期終了するに伴い、新天地の京都市上京区西陣で再出発するための費用を応援して頂きたいと願い、初めてクラウドファンディングに挑戦することにしました。


おもちゃ映画とは

屋号にしている「おもちゃ映画」ですが、無声映画全盛だった頃、映画館で上映されたあと家庭用に切り売りされていた35㎜フィルムの断片を、コレクターたちは“おもちゃ映画”と呼んでいました。剣戟スターの時代劇やアニメーション、ニュース映像など、30秒とか長くて3分ほどの短い映像ですが、無声映画の残存率が極めて低い日本にあっては往時を知ることができる貴重な映像です。発掘したり寄贈いただいたフィルムをデジタル化して、国内外の映画祭や各種上映会でご覧頂いたり、研究素材や映画、テレビ番組などで用いられることもあります。こうした貴重な映像をアーカイブすることが当館のメインの活動ですが、今では、16㎜、9.5㎜、8㎜といった小型映画も発掘して次世代に残そうと取り組んでいます。


映画前史のアニメ玩具や家庭用映写機などを展示

映像だけでなく、19世紀産業革命の時代に誕生した映画は、▼写真(銀板写真のダゲレオタイプ、アンブロタイプ、ティンタイプ、横浜写真など)▼光学玩具(残像現象や仮現運動によって静止画が動いて見える原理=アニメ玩具)▼幻灯機(マジック・ランタン=画像を拡大して見せる映写装置)の3つの要素が関わりました。プレ・シネマ(映画前史)は、映画やアニメーションの原点です。これらを展示するだけでなく、触って体験もできる世界でも珍しい施設です。そして、当館の名前にもなっている各国の家庭用おもちゃ映写機や実際に撮影現場で用いられた撮影機や映写機も展示しています。


これまでの当館での取り組みについて

当館のポスターです

日本への「映画」導入には京都の稲畑勝太郎が多大な貢献をしました。先進技術習得のために15歳で京都府留学生としてリヨン工業学校に留学した際の同級生に、後にシネマトグラフを発明したリュミエール兄弟の兄、オーガストがいました。1895年再度渡仏した折にこの装置を見た稲畑は、先進文化を日本に紹介しようと、シネマトグラフを持ち帰ります。その時、リュミエール兄弟が派遣した撮影兼映写技師のコンスタン・ジレルは明治の日本を撮影して残しています。その中に「家族の食事」(1897年)があり、稲畑が西陣に構えた稲畑染料店で撮影されました。その場所を調べると、偶然ですが私どもの新拠点のすぐ近くでした!!

関西での映画研究のハブの一つとして、西陣でも貴重な映画資料の発掘に尽力し、次世代に継承できるよう精一杯がんばります。


当館催しチラシの一例


これまで開催した展示とイベントの中から幾つかを載せました。そのほとんどが、来館いただいたお客様との会話から発展したものです。お金がない私どもにとってはこうしたご縁こそが財産です。私的運営の良さもあって、私どもが「面白い!」と思えば、すぐ計画できる身軽さがありました。バラエティ豊かな取り組みは、そうしたお客様との出会いがあればこそ実現できたと言えましょう。今後も、どうぞご期待下さい‼


失われたフィルムの発掘

無声映画の保存活動に関わる端緒は、ロシアで奇跡的に発見された“幻の”無声映画『何が彼女をそうさせたのか』(1930年、鈴木重吉監督、帝キネ)の復元(1996年)に携わったことです。

以降、貴重なフィルムを少しでも救いたいとの思いで、1997年に始まった京都映画祭で復元部門を提案、2003年に「玩具映画プロジェクト」を立ち上げ、2006年には「映画の復元と保存に関するワークショップ」を提唱し、2018年8月の第13回まで主宰しました。国内外で映画アーキビストたちが活躍する土台の一つになったと思います。


コロンビア大学での上映

コロナ禍の中で作った『おもちゃ映画で見た日中戦争』は、大正から昭和にかけて販売されたおもちゃ映画のニュース映像を中心に、子供向け戦争漫画や時代を映したホームムービーも加え、負の歴史でもある忘れられた昭和史のアーカイブ映像を時系列に構成したものです。2022年3月第17回大阪アジアン映画祭で上映したほか、2023年9月17日アメリカのコロンビア大学(映画学部を世界最初に創設)で、ニューヨークで活躍されている松村牧亜さんのピアノ演奏付きで上映していただき、たいへんな好評を得ました。


アメリカの作家が当館を題材にした映画を製作中

アメリカのドキュメンタリー作家で、ビデオアーティストのアンナ・ウェルトナーさんは、今年8月7日に来館された折に、京都のまちの様式美や映画文化に興味を抱き、映像の歴史を大切にしている当館に関心を持ち、当館の活動を短編ドキュメンタリーにしたいと申し出て下さいました。再来日して11月25日から撮影を開始、そのタイトルは『Toy Film Story(仮題)』です。映画製作の現場が年々少なくなっている京都ですが、今も国内外の人々を魅了する映画文化が今ならまだ辛うじて残っています。

グランプリ広場を取材するアンナさん。大映通り商店街の大魔神像の前での記念写真

元芸術ジャーナリストのアンナさんは、芸術家や芸術史に関するドキュメンタリー映画や、アート・ビデオ作品制作を専門としています。ポーランド・アンノウン・フィルム・フェスティバルで上映された実験的なドキュメンタリー「Goitre」で観客賞を受賞しています。アメリカのポートランド州立大学で映画と芸術史の学士号、英国リーズのリーズ・ベケット大学ノーザン・フィルム・スクールでドキュメンタリー映画製作博士号を取得されています。アンナさんから撮影の提案を受けたことを大変光栄に思い、今から完成を楽しみにしています。


このプロジェクトで実現したいこと

私どもの最終の目的は、次世代につなげる産官学による「京都国際映画ミュージアム(仮称)」ができることですが、それが叶うまでは、これまで通り映画の発掘と復元の活動を中心に置き、人やモノとの出会いを大切にしながら、“映画”をキーワードにした情報交流の場として活動を継続します。そのための第二幕活動拠点として、京都市上京区の京町家(〒602-8227 京都市上京区黒門通元誓願寺下ル毘沙門町758)に引っ越します。

無事4月に第二幕が開幕した後は、当館にある機材や映像を生かした映画の研究会や若い人たちが当館の施設や機材を活用できる映画の勉強会を行い、大阪芸術大学時代に映画製作を指導した経験を活かして16㎜映画製作や各種フィルムからのデジタル化ワークショップなどをしながら後継者育成にも尽力します。また、最近海外でも“KATSUBEN”文化に注目が集まっていますので、この追い風に乗って、より一層無声映画の活弁+生演奏上映を定期的に実施して、日本独自の話芸文化“KATSUBEN”を広められるよう努力して参ります。
また、西陣は歴史の宝庫でもありますので。歴史探訪のフィールドワークにも取り組もうと思っています。


松井孝治京都市長が当館を見学に来て下さいました
(2024年9月28日)

https://toyfilm-museum.jp/blog/column/25517.html

「実は映画好きだ」と仰る松井孝治京都市長さんも、京都に映画やアニメーションの拠点が大切だということは同意して頂きました。あとは資金面の算段です。どうぞ各企業・団体の皆様、「京都国際映画ミュージアム(仮称)」実現にご協力を宜しくお願いいたします‼


スケジュールと資金の使い道

コロナ禍もあり、現在の家主さんに数年の継続使用をお願いしましたが叶わず、更なる10年契約の場合は大幅な家賃値上げとなることから、年金生活者の身では支払いが厳しく、現在地での契約を断念しました。幸いにも、店仕舞いを考えていた知人が場所の提供を申し出てくださり、大きな危機はひと先ずクリアできました。スペースは現状の倍近くあり、頑強に作られた商家ですが、やはり100年を超す京町家。耐震診断士の方に見て貰ったところ、重い音響機器もあるので床材などの改修が必要であることが分かりました。

一方で、今のミュージアムの原状回復という難問に直面しています。元は15㎝も傾いていた織屋建てで、京友禅の型染をしていた工場兼家屋。出合うまで10年間空き家でした。2015年2月6日付け京都新聞夕刊に載った写真をご覧下さい。内装は懇意にしている大工さんと映画美術のベテランの皆さんのご協力を得て、床や天井を張り、階段や台所、トイレ、物置も作り整えました。今、家主さん側から耐震も兼ねてホールに張り巡らせた板壁や梁の撤去などの原状回復を求められ、その費用が嵩むことから、今回皆さまに、ご支援いただきたいと思う様になりました。

プロジェクトスタート時点では、初めての挑戦という不安もあり、移転に伴う経費の一部をクラウドファンディングで応援していただきたいと150万円に設定しました。自分たちも驚いたのですが、この目標金額を開始早々丸5日の1月2日午後にクリアしました!お正月休みに私どもの思いをゆっくり読んでいただき、関心を抱いて下さったことに、改めて深く御礼を申し上げます。

サイトが正月休み中のためトップ画面が修正されない中、NEXT GOALを初期見積金額の225万円にしましたが、それも1月5日夜に達成!!お寄せ下さるメッセージからも、私どもの活動を大切だと思ってくださっているのが伝わって来て、その思いに大きな力を得て、目標を再々設定して300万円にしました。嬉しいことに、この目標も2月2日未明に達成することができました!!!

引越しの峠は越えましたが、まだ新拠点の改修工事や3月にかけて実施する原状回復工事が残っていて、いくら必要か実際にやってみないと分からない面があります。また、今後も継続した活動ができるようにもしたいです。お寄せ下さった皆様からの温かい支援金が、それらを賄っても余裕があれば、その時は、私どもが最終目標に掲げている産官学連携した「京都国際映画ミュージアム(仮称)」が設けられるための準備活動に使いたいです。桁が違うというのは重々承知していますが、自分たちにできることを一歩一歩進めて、なんとか夢を実現させたいです。

クラウドファンディングは2月28日(金)23:59まで挑戦し続けます。最後まで皆様のご支援を宜しくお願いいたします。お知り合いにもお声がけいただければ嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します!!!!

なお、今後のスケジュールは次の通りです。

                   

◆◇◆ リターンについて ◆◇◆
Tシャツ「Takun Walk」

リターン応援で一番に声をかけていただいたのは、日本アニメーション協会名誉会長古川タクさん。Tシャツに「Takun Walk」をデザインして下さいました。それを映画『羅生門』の宮川一夫カメラマンの孫、宮川一平さんの会社(スリーマスト京都)が作って下さいます。 United Athleの良い生地です。色は黒と白の二色、M、L、XLの3サイズ。ご希望をお知らせください。

M : 身丈/69 身幅/52 肩幅/46 袖丈/20
L : 身丈/73 身幅/55 肩幅/50 袖丈/22
XL:身丈/77 身幅/58 肩幅/54 袖丈/24


なまくら力 忍者篇

また、国産アニメ誕生100年を祝った2017年、古川タクさんに依頼して35㎜フィルムに手描きして貰いました。通常来館の皆様に手回し映写機で映写体験をして頂いている“あのフィルム”です。アニメーション(80コマのカリグラフ)のタイトルは『なまくら力 忍者篇』。現存最古の日本アニメーション『なまくら刀』へのオマージュです。今回は、その複製の35mmプリントを特別にご用意しました。


DVD10枚組セット

映画の発掘と復元、デジタル化した映像をその年の私どもの活動成果としてDVDにし、正会員とサポーター会員の皆様にお礼として進呈しています。今年で10年、10種類のDVDが揃いました。


他にも、ミュージアム・グッズとして、マスキングテープ、驚き盤、トートバッグ、利き酒用お猪口、そして当館の機材類を描いて下さった美木麻穂さんのイラスト絵はがきセットも新たに加わり、それらもリターン品としてお届けします。


当館特製マスキングテープ

赤か青のどちらか1個。ランダムでお送りします


アニメ玩具驚き盤


特製利き酒用お猪口

特製利き酒用お猪口(「底抜けドン助」)は1個です


トートバッグ

 


美木麻穂さんが描いた絵はがきセット
12種ケース入り



特製プラクシノスコープ

今回特別に、映像玩具の科学主宰/アーティストの橋本典久さん(下掲写真)に、“プラクシノスコープ”を作っていただきます。1877年にエミール・レイノーによって考案されたアニメーションの原理が分かる初期映像装置のひとつです。古川タクさんからイラスト「見たり、見られたり」を提供して頂きました。つまみを廻すと、内側に描かれた12枚の連続した画が中央の鏡にうつり、動いているように見えます。遊び終わったら35㎜フィルム缶(直径18㎝×高さ4㎝)に収納できる優れもの。組上げた時の高さは、18.5㎝。

               


映画「Toy Film Story(仮題)」のエンドロールにお名前を!

アンナ・ウェルトナー監督のドキュメンタリー映画「Toy Film Story(仮題)」のエンドロールに3万円以上の賛同者で、希望された方のお名前を記載します。ただし、アメリカ映画なのでアルファベット表記です。現在製作中で、公開はまだ未定ですが、当館で必ず完成試写会を行います。


内覧会(2025年4月3日)

再オープン前日に、3万円以上応援いただいた皆様を対象に内覧会を行います。古い建物の構造上、一度に多くの方をご招待するのが難しいので、時間をずらしての実施を考えています。新拠点となる西陣の京町家ミュージアムの紹介と、最新「3Dスキャン点群カメラ」で動態記録保存した壬生の京町家ミュージアムのアーカイブ映像を初公開(福本隆司監督)。あわせて当館所蔵の無声映画をお楽しみいただきます。詳しくはメッセージでご案内いたします。


当館主催のイベントは、映画上映会、研究会など月に必ず1回は行います


◆◇◆ 応援メッセージ ◆◇◆
山村浩二さん

(アニメーション作家・東京藝術大学大学院映像研究科教授)

おもちゃ映画ミュージアムさんは、光学玩具や映写機等の素晴らしいコレクションを所蔵されていて、訪れた人を楽しませ、アニメーションの原理や映画の歴史に触れることができる貴重な場です。また活発に行われている映像文化への貢献にとても敬服しています。この度の再出発にあたり、活動の継続を願って、クラウドファンディングを応援します。


向井康介さん

(脚本家:映画『ある男』第46回(2022年)日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞)

京都と映画を、そしてフィルムを守る日本でも数少ない稀有な存在であるおもちゃ映画ミュージアム。その歴史を照らす灯りを絶やしてはなりません。僕も陰ながら応援させていただきます!


寺内康太郎さん

(映画監督、脚本家、「フェイクドキュメンタリーQ」の監督。著書も)
「Take100」は、当館を舞台にした架空の物語です。

日本の映画史を守ることで、新たな創作のインスピレーションを育む土台を築いてくださることに感謝です。応援しています!


伊藤有壱さん

(アニメーション監督・東京藝術大学大学院映像研究科教授)

『ストップモーションアニミズム展 in KYOTO』での集合写真。左端の帽子姿が伊藤有壱教授

ぎっしり並ぶ古い映像玩具や動画装置に見おろされて細い通路を奥へ進むあのゾクゾク感は一生忘れません。まるで15世紀以降ヨーロッパの王侯貴族から始まったという「ヴンダーカンマー:驚異の部屋」の映像版! 2019年、私と東京藝大大学院アニメーション専攻立体ゼミ有志の『ストップモーションアニミズム展 in KYOTO』では大変お世話になりました。太田先生ご夫妻の映画への深い知見と、希少な映像装置の体験、数々の濃厚な企画展や体験ワークショップ等、歴史と今をつなぐ活きた「場」の魅力に溢れたミュージアムは早々他国でも出会えません。1ファンとしても京都の「おもちゃ映画ミュージアム」の未来を多くの方に応援・ご協力いただければ幸いです。


京樂真帆子さん

(滋賀県立大学教授:日本史研究者)

 パブリック・ヒストリー。つまり、みんなで共有する歴史観。学校教育だけでは生み出しえないそれを、作り上げていく立役者の中に、映画もいます。京都を文化都市と呼ぶのならば、京都で生まれた映画も歴史資料として大切にしなければなりません。そのためには、映画の歴史を研究するセンターとなる場所が必要です。
 そうだ、京都にはおもちゃ映画ミュージアムがあるではないか。そう自信をもって語り続けるため、私のような歴史研究者もこのミュージアム存続を強く応援しています。


中尾広道さん

(第41回PFFアワード2019グランプリ作品『おばけ』の監督・脚本・撮影・編集・主演)
 可能な限り自分一人でつくる

拙作『おばけ』撮影時に大変お世話になった「おもちゃ映画ミュージアム」さんが移転されます。館長の太田米男さんから、新天地での抱負や試みなどをうかがいワクワクしています。他に類例を見ない切り口で映画との触れ合いができる場所、新天地での船出も心より応援しています!


林けんじろうさん

(児童文学作家。『ろくぶんの、ナナ』で第17回ジュニア冒険小説大賞受賞)
当館で生まれた『星屑すぴりっと』は第62回講談社児童文学新人賞佳作

映画は僕の創作の基本。その原点がおもちゃ映画ミュージアムにあります。無数に存在する星の中から、永遠に輝き続ける自分だけの星ひとつぶを見つけだす。おもちゃ映画ミュージアムは、そんなかけがえのない旅ができる場所だと思っています。微力ながら支援させて頂きます。


以降の応援メッセージは、活動報告の中で紹介させて戴きます。


ご支援、よろしくお願いいたします

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

時に「古い映画の保存のために、なぜお金をかけるのか」と言われることがありますが、映画・映像が人類の文化遺産であり、未来への指針を教えてくれる重要なメディアであることを証明したいと考えました。将来的には、産官学の公的な「京都国際映画ミュージアム」ができますように、精一杯映像アーカイブに取り組んできましたが、今や個人の領域を超えてきています。

皆様からの温かい応援を力にかえて、全力で第2幕が開けられるよう頑張ります。引き続き、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 引っ越し代 改装費 原状回復

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 引越しのレポート

    2025/02/01 00:30
    予期せぬことが次々起こり、アタフタしているうちに日が駆け足で過ぎていき、昨年末に第一幕を終えてから既に一か月が経ちました。つくづく12月28日にクラファンをスタートすることになって良かったなぁと思います。これまでに多くの皆様の尊いご支援を賜り、再々設定したゴールまであと少しです。新拠点改修費用、引越し代、原状回復費用のほかに、後継者育成やアーカイブ活動を充実させる環境を整える費用にも活用したいです。それらを賄ってもなお余裕があれば、最終目標である産官学連携した映画博物館ができるための準備に活かしたいです。その思いも含めて、1月29日に行った引越しのレポートを書きました。https://toyfilm-museum.jp/blog/column/26500.htmlクラウドファンディングも残り28日になりました。応援して下さった方の中には存じ上げている方も多く、お顔を思い浮かべながら感謝の言葉を書いてお礼のメールをお送りしています。初めての方には、第二幕が開いたらぜひ、どの様な活動をしているところか見に来ていただきたいという思いで感謝の言葉をお送りしています。なお、海外の友人から、このクラファンシステムは日本の住所を必須としているため、他の外国の支援者の方々にとっては手続きを完了させるのが難しいかもしれないと助言を得ました。その場合は直接海外からの送金受け付けができるPaypalアカウントinfo@toyfilm-museum.jp がご利用できます。ぜひお気持ちをお寄せ下さいませ。日付を遡りますが、1月17日の私どもの活動についてブログで書いています。https://toyfilm-museum.jp/blog/column/26395.html ミュージアムの看板を下ろし、展示棚を解体して運び出し、組み立てて仮置きまで進みました。天窓の覆いを外し、織屋建ての京町家に再び陽が射しました。10年前、まだ開館前の廃墟同然だった建物内にテントを張って泊まり込みで作業していただいた様子など懐かしい写真も載せています。ぜひクリックしてご覧下さい。そして、1月24日付け読売新聞京都版に、丁寧に取材して下さった畝河内記者さんが写真4枚も使って大きな記事を書いて下さいました。早速お礼のメールをお送りすると「少しでも、お2人の力になれますと幸いです。」と返事を頂戴しました。私どもの思いを活字にして下さり、応援してくださったお気持ちが、とっても嬉しいです。そのことについては、こちらで書いています。https://toyfilm-museum.jp/blog/column/26433.html引き続き、応援を賜りますれば幸甚に存じます。どうぞ、よろしくお願い致します。節分を前に もっと見る
  • 本当は昨日1月13日から始めるつもりだったクラウドファンディング。勘違いから12月28日午後に始めてしまいました。でも早とちりしてかえって良かったと今では思っています。お正月休みにゆっくりと私どもの活動を読んで「じゃ、応援してあげよう」と思って下さった人々がたくさんおられますし、京都の人々のなかにも「えっ、そんなところがあったの?」と初めて知って下さった方もおられます。活動を広く知って貰えるだけでなく、活動を応援して下さる人々と知り合える機会になることで、クラウドファンディングは凄い力があると思います。「かつて“日本のハリウッド”と呼ばれた京都にこそ映画博物館が必要だ‼」と2014年から訴え続けていますが、今は「産官学連携した映画博物館を京都に」と運動しています。その目標達成に向けて、これまでの10年同様、これからも一生懸命取り組みます。引き続き応援を賜りますよう宜しくお願い致します。さて、1月24日に引越し業者に依頼して大きな荷物を運び出すことにしました。目下荷造り真っ最中です。今日14日~16日は移転先のトイレ工事、15~16日は大型荷物をスムーズに運び出すため小さな荷物を搬出、16日はエアコン設置と電気配線工事、17日は天窓の覆い撤去、陳列棚解体と組立て、22日は米国ランドルフメーコン大学のひと足早い新拠点団体見学、24日は大型荷物引越し。その後オーディオ関連引越し、それらが済んだのちに原状回復工事。これがやってみないと分からないので心配なのですが、とにかくやることがいっぱいで、風邪などひいていられやしません。皆様もインフルエンザが大流行しているようですから、くれぐれもご用心、ご用心。それから一昨日米国のアンナ・ウェルトナー監督から連絡がきて、4月2~9日にドキュメンタリー映画『Toy Film Story』(仮題)の続きを撮影されることになりました。西陣での再出発の様子を記録していただけます。このドキュメンタリー映画のエンドロールにお名前を載せるリターンも用意しています。まだ日時は決まっていませんが、上映会を必ずしますので、今から完成を楽しみにしていてくださいね。映画撮影の様子は、クラファンが終わったのちも追々ご紹介します。これらのことは、ブログでも書いています。お読みいただき、ありがとうございました‼ もっと見る
  • 聾宝手話映画監督で俳優でもあり、 訪問看護師としても活躍されている谷進一さんより、当館が取り組んでいるクラウドファンディングhttps://camp-fire.jp/projects/811613/への応援メッセージが届きました‼早速以下にご紹介します。……………………おもちゃ映画ミュージアム壬生から西陣へ、第二幕に向けて一緒にリスタートしましょう!僕自身の手話の映画の上映会でいつもお世話になってきた町家博物館。古民家やレトロ好きの僕は最初からお気に入りの空間になりました。このおもちゃ映画ミュージアムは多くのみなさんが応援メッセージでも語られているように古い映画や散逸したフォルムを収集、複製してデジタル保存されています。映画のアーカイブとしての大きな役割を果たされており、国内外を問わず来館されています。またフィルムを手動で回したり、アニメーション作りなどのワークショップをされるなど体験もできる貴重なミュージアムです。そして自主上映会も可能な多機能施設です。京都に文化庁が移転してきたのですから、是非とも新天地では公的な施設として発展して欲しいと願っています。また西陣は日本の映画発祥の地としても知られていますが、手話の発祥の地とも云われております。西陣織の機織りの大きな音とともにろうの職人さんが手話でやりとりをする。そんなご縁のある場所に移られるので、手話カフェなどもできると密に期待しています!どうか、みなさんのご協力ご支援で新天地の幕開けを一緒にしましょう!!……………………谷監督との交流について、もう少し詳しくブログで書きましたので、良ければご覧下さい。下掲は、2020年谷監督と一緒に「共に生きる会」を始めた折に作ったリーフレット「日常で使う手話 イラスト50」から。どうぞ、皆さんもやってみてください。 もっと見る

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  1. 2025/01/01 13:15

    おもちゃ映画ミュージアムの新しい場所への移転をサポートできることを嬉しく思います。ミュージアムは、過去 10 年間にわたって京都文化を世界に発信してきたユニークな文化財です。また何度も訪れるのを楽しみにしています!


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