
公開初日からのご支援・ご拡散、心より御礼申し上げます。
本日は、私たちが読者に直接届けるかたちを選んだ理由をお伝えします。
本書は、制作の最終段階に入っています。これまで積み上げてきた編集方針のもと、黒板講義の温度感を損なわないように、紙質・インク・版面・製本の素材感まで丁寧に検討を重ねてきました。めざしているのは「本を届ける」以上に、黒板講義そのものを手渡すことです。
そのため、私たちはどなたがこの講義を受け取ってくださったのかを知りたいと考えています。書店流通を介すると、どうしてもその把握が難しくなります。クラウドファンディングを通じた直接販売は、受け手の存在を確かに感じながら届ける方法であり、講義の延長線上にあるまっすぐな関係を保てると判断しました。
本書がお手元に届くとき、どうか講義を受けるような気持ちでページを開いていただければ幸いです。黒板の前にする緊張感、線が走る一瞬の判断、言葉が空間へと立ち上がる気配――その体験を、一冊に定着させてお届けします。
引き続き、応援とご紹介の輪を広げていただけますと心強いです。ありがとうございました。
写真:塚本大士




