
宝昌寺報『無憂樹(むゆうじゅ)』第103号が完成しました。現在は発送・配布の準備をしています。
この『無憂樹』はプロジェクトページの冒頭でもご紹介の通り、年4回の発行です。春のお彼岸前の3月初旬、お盆前の7月下旬、秋のお彼岸時期の9月、お正月前の12月に檀信徒や有縁の方々にお届けしています。
今回はお盆行事や「夏休み子ども坐禅会」「藤里町戦没者慰霊祭」といった夏の恒例行事のご報告、また住職が地域内外でのできごとについて綴った「今来夢(こらむ) ~最近のニュースから~」では、当プロジェクトページの「活動報告」でも述べましたが、今年8月の豪雨災害で甚大な被害を受けた仙北市上桧木内(かみひのきない)地区での様子について、「農業ボランティアの可能性」と題して触れています。
毎年2月の「紙風船上げ」でも知られる上桧木内地区一部抜粋すると…
泥出しや清掃など住居への対応と並行して、同地区では「農業ボランティア」が中長期的に組織立って活動している点は特筆すべきだ。収穫直前の田に土砂や流木などが混入し、コンバインなど機械を入れられず、春から手間暇かけてきた田んぼの惨状に農家の苦悩は察するに余りある。
地元の農家は多くが高齢者、一人二人では気が遠くなる地道な手作業が必要だ。一部の稲は手刈りなら収穫可能、それだけでも来年の米づくりに道が開ける。
(中略)
平日と休日では参加者の波もあるが、多い時には20名近い参加者、東北大学からの学生グループも。田んぼで足が抜けないなど悪戦苦闘しながら流木やゴミが撤去され、農家の皆さんも見る見るうちにきれいになる田んぼに感激の様子。参加した若者達との交流も、農家の方々に元気と希望を与えている。
黄金色の田んぼに土砂が流入ただでさえ農家は高齢化し、ギリギリの条件下で続けてきた米づくりを、水害を機に「もう潮時だ」と諦めてしまう例も多かったと思われる。米不足と価格高騰の折、農家の方々が少しでも米づくりへの希望を保ち続けていくためにも、「農業県」といわれる秋田県こそ、このような取り組みはもっと定着すべきと思われる。
…なんてことを書き連ねました(^_^;
同地区の活動については、こちらもご参照ください。
他にも「仏教・仏事Q&A」では、ちょっと気になるお坊さんと税の関係について…、等々の内容となっています。
今回発刊した『宝昌寺だより -白神山地の麓 藤琴川のほとりから-』に加えて、この『無憂樹』本編一年分というリターンも設定したところ、少ないながらもお申し込みをいただきました。
当寺檀信徒向けのものではありますが、遠方にお住まいで当寺と直接ご縁のない方にも手に取っていただけますとありがたく存じます。






