幻の銘酒・本菱と富士山、自分の桜で花見をする文化を山梨からつくりたい!

幻の銘酒・本菱と富士山と自分だけの満開の桜を望みながら、日本酒を傾け、自分の桜で花見を楽しんで欲しい。そんな日本の美しい文化、贅沢をたくさんの人に味わってほしいと思っています。私たちはそのために、この幻の銘酒・本菱と、桜の名所のある町に自分だけの桜オーナーになれるリターンをご用意しました。

現在の支援総額

249,000

24%

目標金額は1,000,000円

支援者数

21

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/12/23に募集を開始し、 21人の支援により 249,000円の資金を集め、 2025/02/28に募集を終了しました

幻の銘酒・本菱と富士山、自分の桜で花見をする文化を山梨からつくりたい!

現在の支援総額

249,000

24%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数21

このプロジェクトは、2024/12/23に募集を開始し、 21人の支援により 249,000円の資金を集め、 2025/02/28に募集を終了しました

幻の銘酒・本菱と富士山と自分だけの満開の桜を望みながら、日本酒を傾け、自分の桜で花見を楽しんで欲しい。そんな日本の美しい文化、贅沢をたくさんの人に味わってほしいと思っています。私たちはそのために、この幻の銘酒・本菱と、桜の名所のある町に自分だけの桜オーナーになれるリターンをご用意しました。

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まちいくふじかわプロジェクトの深澤です。ポッドキャスト番組「酒蔵トークSAKE魂」にて、本菱復活までの裏話を存分に語っております。聴き手はTBSなどで活躍されたフリーアナウンサー山口智子さん。心地よい声と、心地よい質問で、いろんなことを語っています。全3回(1回あたり10分程度)です。よりリアルに本菱復活までの話を語っておりますので、ぜひお聴きください!https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E9%85%92%E8%94%B5%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AFsake%E9%AD%82/id1514603654


まちいくふじかわプロジェクトの深澤です。今回もこれまでの経緯の続きを書きます。前回、地元の水で仕込むと決めた。と書きました。それもまた、単にそうしようと思っただけでなく、町の歴史に関わる深い理由があります。山梨県富士川町の鰍沢地区にある入町という場所があります。そこで氷をつくり、江戸時代、将軍にその氷を献上していた、という記述が町の歴史を書いた文献に残っています。入町は山が目の前まで迫っていることから(山梨県の突き出ている部分あたりです)日照時間が短く、日陰になりがちです。当然冬は寒い時間のほうが長いわけです。一見ビハインドであるその立地を、水がおいしいという強みを活かして、氷をつくり、目の前にある富士川舟運で駿河湾まで運び、積み替えられて将軍に献上されました。山梨県は今でも水処で、ミネラルウォーターの生産量が日本一。その中でも、歴史的な背景があるのが、この富士川町の水なのです。たしかに、実家の水道水は今でもかなりおいしいです。※写真はこの入町付近から少し出た場所に昔あった料亭などのあと。(今はもうありません)


まちいくふじかわプロジェクトの深澤です。これまでの経緯を今日も書きます。(写真は稲刈りの様子)2015年4月、起業したばかりの私は、本菱の復活への準備をさっそくはじめました。まず最初にやったのは役場にいる中学校時代の同級生に会いに行き、アドバイスを仰ぎました。「まずこういう誰もやったことがないプロジェクトで役場の人間は動かないから、どんどんやったほうがいい」そういいながら、町で酒米を栽培している方をつないでくれました。私は出身者でありながら、同じ町内で酒米を作っている人がいることを知りませんでした。たまたま彼も同級生で、馬が合い、しかも酒米をつくっている関係で、冬の間は酒蔵を手伝っているとのこと。同じ町内で唯一残っている酒蔵、萬屋醸造店さんです。私はお願いして、早速蔵元をつないでもらいました。後日、蔵元に会いに行くと、2つ返事で「ぜひやりましょう!」と快諾。地元の米、地元の水で仕込む酒はまだまだ今以上に少なかった時代。どうせ本菱は後発になるわけですから、それをやろうとこの時瞬間的に思いました。萬屋醸造店さんも、まさにそれを実践し始めていた頃だったので、タイミングもよかったのです。


まちいくふじかわプロジェクトの深澤です。(写真は萬屋醸造店)酒を醸す萬屋醸造店さん、そしてお米をつくってくれる農家。これで最低限、酒はできることになりましたが、ではどうやって進めていくのか。そこは考える必要がありました。この本菱を復活させよう!という試みは、地域活性やブランディングの研究開発を兼ねています。会社と会社の関係だけでやったとして、それはそれでいいことなのですが、本菱は120年前の酒。誰も知りません。もちろん流通に棚を確保できているわけでもありません。とくに酒の世界は古い世界ですから、昨日今日のブランドが挨拶に行っても、ケンモホロロにされることはわかっていました。そして、うちの会社もつくったばかりで大手企業のようにプロモーションにお金をかける余裕もありません。しかし、つくっただけで、勝手に売れるわけでもないですから、どうにかして、本菱のことを知ってもらわなければならないと思いました。そこで考えたのが、プロセスを一緒に楽しもうということです。まずこの本菱の復活をプロジェクト化。「まちいくふじかわ」プロジェクトと名付けました。街に人が行く街を育てるそんな意味で「まちいく」。山梨県富士川町だからふじかわとつけ、「まちいくふじかわ」プロジェクトです。この「まちいく」はその後、山梨県都留市と埼玉県戸田市に波及していきます。プロジェクト化するとはどういうことか。それはたくさんの人を巻き込んで、ブランディングのプロセスを共有しようということでした。私達はこれまでブランドづくりのサポートをいろんな企業で行ってきて、そのプロセスのすべてをこの本菱の復活でやってみよう!と思いました。例えばこんなことです。・強み、弱みの整理・ターゲティング・競合の設定・コンセプトの開発・ビジョン、ミッション、バリューの開発・プロモーション展開これを一般的にやるのは、専門的すぎるかな〜と思いつつ、でもまあ、やってみよう!ということでやってみました。月に1回、実際に富士川町の施設で集まってワークショップをやろうと計画を立てました。しかし、それさえも、どうやって賛同者を集めるのか?そこで考えたのがクラウドファンディングの活用でした。


まちいくふじかわプロジェクトの深澤です。まちづくり公社と今年から一緒にやらせていただいておりますが、少し私と私の会社について話を書いておくと、身近に感じていただきやすいかと思い、書かせていただきますね。(写真は本菱まんじゅうです)昨日、会社をつくったばかりのときに、私の実家から、本菱の図面と刻印が見つかって、一緒に会社を起こした相方から、大反対を喰らいながらも、やることになった話を書きました。私も単に酒をつくるのであれば、やろうとも思いませんでした。なぜなら、それは単なるうちの実家(=深澤家)のエゴに他ならないからです。どんな理由か知りませんが、120年前に確実に蔵はなくなっています。つまり事業としてみれば淘汰されたわけです。私がつくった会社は「むすび株式会社」と言い、企業のブランディング(戦略づくりや戦術づくり)から、ネーミング、スローガンをはじめ、ホームページや会社案内、広告などをつくる会社です。https://www.musubi-inc.co.jp/採用ブランディングを日本で初めてつくった会社でもあります。本菱を復活させようとおもったときに、会社の事業としてやろうと思って、相方にも相談したわけです。なぜか。それはずっとクライアントのある仕事をしてきた私からすると、仕入れを行い、在庫があり、それを販売するという基本的な商売の枠組みを経験したことは当然なく、本菱を事業とすることで自社のクライアントへの理解を深めていくことができる。そう考えたのです。つまり、ブランディングの実践研究の場と位置づければ、自社にとっても実りあるものと思いました。製造業では必ず研究開発部門がありますよね。その発想です。ブランディングを支援していると、必ずしもその理論通りに事は運びません。必ずその企業ごとに事情があり、そこにあわせて進めざるを得ないことがあります。しかし、本菱を自社で取り組む、研究開発でやるということであれば、理論通りにやっていくことが可能です。つまり「ブランディングを理論通りに進めたら、新規ブランドは本当にできるのか?」そんな命題が本当に証明されるのか、試してみよう。そんなお題を立てました。だから自社の事業としてやろうと。最終的には相方も納得してくれました。そして、最初の3年間は少しずつながらも、順調に生産本数を増やしてきました。しかし、このコロナ禍で販売は低迷し、不本意ながら減産も経験しました。商売の厳しさを経験しました。でも少しずつ取り扱ってくれているお店は増えています。累計で言えばこれまでで30店舗近くはあるでしょうか。https://www.musubi-inc.co.jp/2020/09/11/%e6%9c%ac%e8%8f%b1%e3%81%8c%e9%a3%b2%e3%82%81%e3%82%8b%e3%81%8a%e5%ba%97%ef%bc%882021-11-19%e7%8f%be%e5%9c%a8%ef%bc%89/取り扱ってくれる店もゼロからの開拓でした。じわじわ、地道に活動する。そんなこれまでの8年間でした。


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