
令和7年2月3日。
能登半島地震(令和6年1月1日)から1年1ヶ月。
能登半島豪雨(令和6年9月21日)から約4ヶ月。
ついに実家の公費解体が始まりました。
当日の朝、解体業者様と最終的な打ち合わせをし、【宜しくお願い致します】とお伝えさせて頂き公費解体が始まりました。
両親の背中を少しでも押したい。支えたい。改めて解体前の最後の家を見つめる2人を見てそう思いました。
親父の顔は悲しそうでした。僕には分かりきることができない思いが伝わってきました。
これまで家からたくさんの物を両親と出し、取り外して解体を待っていました。
解体業者の方が【ここまで綺麗に準備している家はなかったですよ。】
そう言って下さいました!
そう思って頂けたらなと、少しでも作業が順調に進むようにこれまで両親と作業してきて良かったです。
これまで先祖代々、私たちを支えてくれた家。猫さん達の一時的な避難場所としても崩れることなく強く持ち堪えてくれた家。我々も復興活動の中、寒さを凌げたり作業をスムーズに進めてこれたのは家がまだあったからです。色んな思い出がある家。
これまで本当にありがとうございました。
これも前に進むための一歩です!
どうか安全に公費解体を終えることができる事を願っております。
宜しくお願い致します。





