
実家の公費解体にあたり
以前、仏壇じまいを行いました。
仏壇じまいとは仏壇を閉じて位牌を永代供養やお焚き上げで処分して、継承者を立てない状況にすることです。
仏壇は仰の中心となる本尊を祀る場所であり「家庭の中の小さなお寺」としてご先祖様を供養する神聖な場所として本来の役割がありますが近年ではその意味合いはさらに変化し本尊を祀るというよりご先祖様と対話し、感謝するための場所と捉えている方が増えているそうです。
仏壇には大きな被害はなかったが置く場所もなかった為しばらくの間は魂抜きをして置いてありました。お釈迦さまなどは仮設住宅で保管してあります。
仏壇は今回の公費解体で処分致します。いずれ生活の基盤ができた際には新たに仏壇を求め、魂入れを行おうと思っています。
これまで実家の仏壇として長年の役目を果たして頂いたことに感謝し、先祖に今回の災害そして実家の公費解体が行われる事、これまで見守って頂きました事への感謝を手を合わせ伝え仏壇をしまうことができました。
先日、復興活動で帰省した際に3年前に亡くなった祖父と若い頃から仕事を一緒にしていたとゆう方が手を合わせに来て下さいました。【たくさんお世話になった。仕事でもいつも助けてくれた。町がこの様になってしまったごめんね。最後に手をあわせにきたよ】と私にも昔のことを泣きながら話して下さいました。
話を聞かせてくれた方!祖父は喜んでると思います!
嬉しかったと思います。ありがとうございます。
じいちゃん!家はなくなるけど強い気持ちでいることをいつも教えてくれた!能登豪雨から4ヶ月、今後も出来る事を頑張りますよ!
クラウドファンディングの掲載期間は残り29日間となっており現在128名の方々のご支援となっております。
改めて、ご支援頂きました方々に心より感謝申し上げます。
最後まで私に出来る事を行って参ります。





