こんにちは!
皆さん突然ですがLGBTQ+について知っていますか?
LGBTQ+とは多様な性のあり方を表しているのです
「あなたは女性として生まれたのだから、男性を好きになることが当たり前」
「あなたは男性として生まれたのだから、女性を好きになるのが当たり前」
本当にそうでしょうか?
当たり前は人によってバラバラでいいんです
性のあり方(セクシュアリティ)は人によって様々です
教室にたくさんの生徒がいるのを思い浮かべてみてください
そのクラスには、リーダータイプの人もいれば縁の下の力持ちもいます
慎重な人もいれば楽観的に考える人もいます
世の中にはいろいろな性格の子がいるように様々なセクシュアリティを持った子がいて、それぞれリスペクトし合っているのを素敵だと思いませんか?
ここで!私たち団体の代表 AnがLGBTQ+について興味を持った背景を話します
①トランスジェンダーの兄がいること
私には、女子として生まれたけど男子として生まれたかった兄弟がいます
兄は保育園の頃から「男の子になりたい」と言っていました
はじめは、どうして兄がそう思ったのか不思議に思っていた私ですが、小学校の時、テレビでゲイの当事者が出演していたことをきっかけに、他に兄のような人もいることを知りました
小学生の頃、クラスメイトがゲイの芸能人を軽蔑するような発言をしていることがありました
男性として生まれて、女装をしている芸能人と
↕️
女性として生まれて、かっこいい服を着るのが好きな兄
芸能人と兄を照らし合わせて、その芸能人に対してのネガティブな発言が兄に対して言われているように聞こえツラいことがありました。
②小学生の頃黒のランドセルを使っていたこと
どうして女子なのに黒のランドセルなんだろうって思いましたか?
私が小学生だった頃は、ランドセルの色は女子はピンクや水色、
男子は黒や青が人気だったイメージがあります
決してランドセルに関して色の指定などはありませんが、「性別」というくくりで色の固定観念ができてしまっていると感じます
そんな、私の黒のランドセル
実は私がこのランドセルを選んだわけではなく、私の母が黒の方がオシャレだと思い選んだのです
当時の私はピンクが1番好きな色で、
黒のランドセルを使うのは本当に嫌でした
その1番の理由は周りの子に何か言われると思ったからです
ですが、実際には
「Anちゃんのランドセル、オシャレだね」「私もこれ使いたい!」という子がいて、その黒のランドセルは大人気でした!
私が黒のランドセルに関して周りに何か言われそうだと思ったのは、
女子はピンクや赤を使うのが当たり前だと思っていた自分がいたからです
その黒ランドセルが人気だったことから、私が思っているよりも周りは気にしていないということ、自分が気にし過ぎだったことに気づきました。
③友達のある発言で気持ちが揺らいだこと
小学校2年生の頃、女の子の友達がある日こんなことを言いました
「女の子と結婚できたらいいのにな!外国では女の子同士で結婚できるんだよ!外国で結婚しようかな」
その時、私はハッとさせられました。私は今まで女性と男性の結婚しか考えたことがなかったからです。兄がLGBTQ+の当事者だったことから、トランスジェンダーのことは知っていましたが、同姓同士の結婚を今まで考えたことがなかったのです。
さらに「外国」と聞いた時、「どこか遠い国の話で自分には関わりがないこと」と思ったのを覚えています
この3つのことがきっかけで、昔からLGBTQ+やジェンダーについて考えることが多かったです
私には1つ気になる点がありました
「トランスジェンダーの人はどっちのトイレを使えば良いんだろう」と思ったのです
体の性は女性で、心の性は男性
兄の場合は女性用のトイレを使うことが多いですが、一見男性に見えるため
女性用のトイレを使うと周りの人が驚くこともあります
「LGBTQ+は個人に関することだから、当事者じゃなかったら関係ない」そう思う人もいるかもしれません。ですが、LGBTQ+の当事者にいる人もどうしたら彼らは快適に過ごせるのだろうか考えることが大切だと思います。
私はずっと兄の側にいて、LGBTQ+の当事者のために私は何ができるのだろうと自然に考えるようになっていました
そんなモヤモヤがあり、
日本では同性婚ができずオールジェンダートイレもないけれど、
外国はどうなんだろうと思いました
そこで、昨夏にオランダへトビタテ!留学JAPANの奨学金を使用してLGBTQ+の探求留学をしました
オランダを留学先に選んだ理由は3つ
①オランダでは2001年に同性婚が合法化され、世界で最初に同性婚ができるようになった国です。
②オランダにはレインボープライドというLGBTQ+コミュニティを盛り上げる一大イベントが開催されているからです。レインボープライドはアメリカのニューヨークで始まり世界各地で開催されています。日本では東京レインボープライドを始めさっぽろレインボープライドや名古屋レインボープライドもあります。
③オランダにはGSAとパープルフライデーがあります。
GSAとパープルフライデーについては後ほど説明しています!
オランダ留学中の活動
①LGBTツアーのポスター貼りのボランティア/
イベントやボランティア先でみんなが社会に伝えたいメッセージを募集
②LGBTQ+を支援する機関にてインタビュー
③プライドウィークに開催されたLGBTQ+コミュニティを盛り上げるイベントに参加
オランダ留学中に1番衝撃を受けたこと
留学中に参加したLGBTQ+を啓発するイベントでは、老若男女問わずオランダの国全体で自然にレインボープライドを楽しんでいる様子がとても印象強く心に残りました。
日本も同じように、世代や性別関係なくLGBTQ+フレンドリーになれたらきっと素敵な未来になるはず!それを実現するためには発信力とパワーのある高校生のアクションが必要だと考えました。
高校生であることの意味
SNS等で発信しているLGBTQ+当事者のインフルエンサーも多く、高校生にはLGBTQ+という言葉が浸透していて、今のLGBTQ+の当たり前も知っている。
今をよく知る高校生の発信する言葉には大きな影響力と可能性が秘められている。
学生であることの意味
レインボープライドというイベントは毎年開催されているが、いざ参加するとなると少しハードルが高い、、、
ですが、学校を開催場所にすれば学生たちが気軽に参加することができる。
そして、学生の活動を知った大人も同じようにLGBTQ+について学ぼうという気持ちになるのではないかと考えました。
そこで
GSA Hamamatsu Japanを立ち上げました
GSA Hamamatsu Japanは浜松を拠点に活動するGSAです!
GSAとはLGBTQ+を支援する学生団体であり、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど世界各地に広まっています
そんなGSAの活動を日本で活発にしたいと今回発足したのが、
GSA Hamamatsu Japanです🇯🇵
私たちGSAメンバーのほとんどが現役の高校生!
発起人のAnが自身の学校の集会やSNSで呼びかけ有志メンバーで結成しました。
私たちが目指すもの
LGBTQ+への差別や偏見がない、LGBTQ+の人も過ごしやすいフレンドリーであたたかい日本
オランダにあるPurple Fridayというイベントを通じ、楽しくLGBTQ+についての正しい知識を知ってもらい、LGBTQ+の人もそうじゃない人も全ての人が幸せに暮らせる日本を実現します
プロジェクト
私たちGSAが主催となり企画から運営までを行うイベントが
2025年開催されます!
その名も
“Purple Friday”
パープルフライデー
なんと!すでに2つのイベントの開催が決定しています🎉
Purple Fridayとは?
「オランダの学校で開催されているLGBTQ+を新しく学び直す日」
この日、生徒たちは紫の服や小物を身につけてLGBTQ+との繋がりを表します。
Purple Friday(Paarse Vrijdag)の公式ホームページ
なぜ紫を身につけるのか?
Purple Fridayの歴史を遡ってみましょう。このイベントは、カナダの学校で開催されているSpirit Dayを手本に、オランダで始まりました。
では、なぜSpiritなのか?
LGBTQ+の象徴はレインボーで表します。🏳️🌈←このレインボーフラッグにある紫には精神 “Spitit” の意味が込められていて、紫を身につけることで「自分はLGBTQ+を支援するよ」と伝えることができるのです!
Purple Friday💜日本初開催🎉
このイベントを浜松市の、とある学校で開催します!
ただいまメンバー全員で、みんなが紫になりたくなるようなコンテンツを試行錯誤しながら計画中です!イベント情報については、私たちのインスタグラムグラムにて随時公開していきます。
日程: 1月24日(Fri)
場所: 浜松市のとある学校
学校だけで開催するのはもったいなーい!
他の学校にも、イベントを拡散したーーい!!
という事で
学校を超えて浜松駅すぐ側のはままちプラスでもPurple Fridayを開催します🎉
日程: 3月15日(Sat)
場所: はままちプラス
プロジェクトの目的
・LGBTQ+を「聞いたことある」から「理解している」に変えるため
・高校生が率いて日本にLGBTQ+フレンドリーを広めるため
このプロジェクトのゴール
LGBTQ+でない人がこのイベントをきっかけにLGBTQ+について考えるようになり、アライ(仲間)が増える。
LGBTQ+を知らない人がイベントを通してLGBTQ+のことを知り、日本がLGBTQ+の方にとって住みやすくなるようにGSAが架け橋となる。
現在のわたしたち
週に1回、学校やzoomでミーティングを行い、Purple Fridayに向けた準備を進めています。また、それぞれポスターやステッカー、インスタなど担当ごとに話し合いながら進めています。
資金の使い道
この支援金は、PurpleFridayを盛り上げるオリジナルグッズであるステッカー制作やイベントで配布する紫カラーのクッキー、さらに広報用のポスターやパンフレット、デコレーションに必要な資金に充てる予定です。
リターンについて
スケジュール
12月27日 GSA Hamamatsu Japan公式webサイト 完成
GSA Hamamatsu Japanインスタグラム 開設
1月9日 学校の各教室にイベントのポスターを貼る
1月20日〜23日 学校の放送でカウントダウン
1月24日 とある学校で開催🎉
2月8日 プレスリリース
2月15日 浜松市や静岡市の駅やお店に告知ポスターを貼る
3月8日 プレスリリース
3月15日 はままちプラスで開催🎉
3月22日より順次リターンを開始
最後に
「LGBTQ+に興味がある」方はもちろん、「LGBTQ+なんとなく聞いたことはあるけどよく分からない」そんな方でも気軽に参加できる、Purple Fridayはそんなイベントです💜メンバー全員みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!
私たちに共感してくださる方、応援してくれる方、クラウドファンディングにご協力をお願いします!
YouTube: 私たちGSAやPurple Fridayのことを分かりやすくまとめた動画があります!GSA Hamamatsu Japanのことを広めたい時、この動画を見ていただくと理解しやすいと思います🌟
最新の活動報告
もっと見るBe Purple! 0315 最高
2025/03/17 17:24Be Purple!〜高校生が目指すLGBTQ+フレンドリー〜3/15(土)に開催しました!ここまで来れたことが心から嬉しいです昨年11月に学校の集会やSNSでメンバーを集め、12月に結成したGSA Hamamatsu Japanわたし(An)は去年の3月から日本でGSAメンバーを募集してPurple Fridayを開催したいとぼんやりと思っていたのですその時は理想に近く、現実として考えていなかったのですが、夏休みにオランダへ行ったことで理想が現実へ近づき始めましたオランダでは現地校で3人のGSAメンバーと1人の先生とお話ししました「オランダはLGBTQ+フレンドリーなんだろう」そう思っていたのですが、実際は違くて「オランダにも差別がある」現状を知りました。Purple Fridayで掲示されたポスターを剥がす人、わざわざ「どうして紫の服を着るの?」と聞いてくる人、わざと紫ではなく黒の服を着てくる人オランダにも差別はあるけれど、それでも「Purple Fridayを開催したい」そんな強いメッセージをもらい「私も彼らのように行動しよう」と思ったのです!〜12月に立ち上げてから〜正直にいうと団体を結成してからイベントを開催するまでの活動量は私の想像の10倍以上超えたものでした初めて取り組むことの連続だから、その分、分からないことも多くなり考えることや行動することが多くなるのは当たり前のように思いますが、「GSAを結成しよう」と9月に決断した時は現在の自分をはっきりと想像するのは難しかったです本当に考えて、考えて、考えた先、3月にイベントを開催することができました。イベントを開催するのに資金が必要だから「協力者がほしい」「クラウドファンディングをしよう」「団体のグッズを作ろう」〜1月のPurple Fridayのあとには〜「LGBTQ+についてより深く学べるコーナーがほしい(はじめの一歩&もっと考えてみよう)」「イベントに来た子が参加できるものがほしい(ブレスレット作り)」この4ヶ月間は本当に濃かったです。毎週水曜日にzoom、時には学校でミーティングを開き話し合ってイベントをつくっていきました。本当にみんなお疲れ様でした!〜3月のイベントでは〜イベントへ来た子が笑顔になってイベントを楽しんでいた様子が印象に残っています!お土産作りができるブレスレットコーナーでは年齢も性別も関係なく時間を忘れるくらいニコニコと楽しそうに作っていました!また、当日来た人は通りがかって入ったという人も多くオープンで親しみやすい空間を作ることができたのかなと思いました!小さいお子さんからおじいちゃん、おばあちゃん世代の方も来られて、まるでオランダのレインボープライドのようでしたオランダのレインボープライドは性別も年齢も関係なく「みんなのパレード」という印象が強く残っていたので、同じようにPurpleイベントを開催できたことがうれしかったです!これからもGSA Hamamatsu Japanの活動を楽しみにしていてください!改めてイベントに支援してくださった方、いつも応援してくださる方本当にありがとうございますクラウドファンディングのリターンを今月22日から始めていきます。よろしくお願いします!イベントの様子をGSAのインスタグラムにて紹介しています! @gsa_hamamatsu_japan もっと見るPurple Friday 大成功
2025/02/10 17:17こんにちはGSA Hamamatsu Japanです!クラウドファンディングにご支援いただきありがとうございました1月24日浜松市のとある学校にてPurple Friday を開催しましたPurple Fridayはオランダ発祥のLGBTQ+を啓発するイベントです。この日、どんなことを実施したのか紹介します!まずは朝の挨拶運動でブレスレット配り8:00〜8:15玄関でPurple Fridayのメンバーが紫のブレスレットを配布しました。配られたブレスレットはオランダのPurple Fridayで実際に使われているものです。私たちが想像していたよりも多くの生徒や先生が紫を身につけて登校していました!ブレスレットを配布している時、紫の服を着ている人が通るたび、とても嬉しかったです!学校で使っているiPadのホーム画面を紫にして見せに来てくれた子もいましたブレスレット配りの後は、、生徒集会Purple Fridayとは何か?どうして紫を身につけるのか?これまで何度か紹介した内容をおさらいしました。次にオランダのPurple Fridayの様子を動画で紹介し、放課後のアクティビティの紹介をしました!この日のクライマックスは放課後のアクティビティ16:00~17:00①LGBTQ+について学べるkahootを使ったクイズ大会オランダの学校で実施していることをヒントにKahoot!を使ったクイズ大会を行いました。②メンバーによるエピソードトーク参加者がLGBTQ+について考えるきっかけを作りたいと思い、GSAメンバーの経験を発表しました。具体的には、メンバーがLGBTQ+に関心を持ったきっかけや留学して知った海外のLGBTQ+コミュニティについて話しました。③LGBTQ+について学べるブース・トビタテ!留学JAPANでLGBTQ+をテーマに留学したメンバーの探求活動を展示・Purple FridayやGSAについての資料・レインボープライドを紹介するパンフレットやチラシGSA Hamamatsu Japanリーダー Anより1月24日にPurple Fridayを開催するまで、数えきれないくらい様々な準備をしてきました。私がオランダへ留学する前から、自分の学校にてPurple Fridayを開催しようと計画していて、先生にあらかじめ相談していました。当時は、イベントを開催するよりも前に、GSAメンバーを募集しても集まるかという不安もありました。実際にオランダへ行き現地の学生や先生にPurple Fridayの様子を伺った際、彼らのPurple Fridayに対する熱心な姿勢と同時に苦しさも伝わってきました。日本ではLGBTQ+という言葉が広まりつつも、LGBTQ+について学習する機会が少ないように感じました。日本においても、オランダのように学校の年中行事としてLGBTQ+を啓発するイベントを開催することの大切さを感じ「日本でPurple Fridayを開催する」と決断しました。Purple Fridayの中心となって活動するのはGSAのメンバーです。イベントを振り返ると、私たちがお互いに熱量を持っているからこそイベントを開催することができたと実感しました。イベントを開催し、改善点も見えてきました。放課後のアクティビティではクイズ大会やエピソードトークを実施したり、展示スペースを設けたりしましたが、LGBTQ+について現状を伝えるものが少なく実施した内容が十分なものではありませんでした。イベントを楽しんでいた参加者は多かったですが、Purple Fridayに楽しいことだけを取り入れるのではイベントが成り立ちません。私たちが、LGBTQ+の当事者が日々感じている苦しい部分に対して真摯に向き合い、自分ごととして考えることが大事です。私たちが見直す部分は、まずは自らがLGBTQ+について勉強することです。学生である私たちだからこそ、考えられる視点があり、イベントで実施できることもあります。今の私たちの現状を振り返り、私たちにしかできない活動をします。3/15 はままちプラスでイベント開催次回は、学校で開催したPurple Fridayをパワーアップして開催します。この日は金曜日ではないため、Purple Fridayから新しい名前で開催します!どんなイベントになるか楽しみにしていてください!イベントの情報は随時GSA Hamamatsu Japanの公式インスタグラムにて公開します もっと見る
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