
令和7年8月6日(水)~8日(金)、大分市のホルトホール大分。
この日、「九州学校農業クラブ連盟発表大会大分大会 プロジェクト発表会」が開催されました。
九州8県の代表チームが一堂に集い、これまでの研究や活動を胸を張って発表する、熱くて誇らしい舞台です。
そして、この九州大会は全国ブロックの中でも最もレベルが高く、「九州を制する者は全国を制する」と評されるほど。
まさに、並みいる強豪がぶつかり合う真剣勝負の場でした。
私たちは、
サフランの認知度を高めるためのクラウドファンディング
化粧品開発への挑戦
「おいしいたけた研究会」での活動… そのすべてを一つのストーリーにまとめて挑みました。
発表までの道のりは、決して平坦ではありませんでした。
「もっと伝わる言い方はないか?」
「この表現は本当に正しいのか?」
ギリギリまで言葉を磨き、声を合わせ、何度も修正しました。
ときには遅くまで教室の灯りを消せず、原稿を握りしめて話し合いを続けた日もありました。
迎えた本番当日。
舞台袖で待つ間、緊張で手のひらは汗ばみ、心臓は破裂しそうなほど高鳴っていました。
けれど、いざ一言目を発した瞬間、会場の空気がスッと変わり、観客の皆さんの視線と温かさが、まるで私たちを包み込むようでした。
気がつけば、緊張は楽しさに変わり、「ここが私たちの舞台だ」と心から感じられる時間になっていました。
そして、結果発表の瞬間。
司会者の口から「優秀賞(第2位)」と告げられたとき
胸の奥がギュッと締めつけられました。
「絶対に1位を取る!」「2連覇で全国へ!」
そう信じ、仲間と支え合って走り続けてきた日々。
生産者さん、企業の方々、昨年まで共に戦った先輩方、クラウドファンディングで応援してくださった皆さん…その顔が一瞬で脳裏をよぎり、涙があふれました。
悔しくて、悔しくて、何も言葉が出ませんでした。
私たちは、自分たちに何が足りなかったのか、分かっているつもりです。
だからこそ、この悔しさを無理に忘れたり、ごまかしたりはしません。
この気持ちこそが、きっと次の挑戦のための燃料になると信じています。
顧問の先生は、こう言ってくださいました。
「順位をつける大会である以上、負けることもある。
欲しかったものは手に入らなかったけれど、やってきたことは間違いない。
みんなは確実に成長した。この悔しさを力に変えて、世の中を驚かせるような取り組みをカタチにしよう。」
今はまだ、胸の奥で悔しさが燃えています。
でも、この炎を消さずに前へ進みます。
もっと地域を元気にする活動を、もっと多くの人を笑顔にする取り組みを。
サフランはもちろん、竹田の豊かな自然が育む魅力的な産品や、
この土地に暮らす温かな人々の想いも乗せて、
地域や社会を元気にする活動へと広げていきます。
最後に、いつも温かく支えてくださるクラウドファンディング支援者の皆さん、
本当にありがとうございます。
皆さんの応援が、私たちを何度でも立ち上がらせてくれます。
これからも挑戦を続けます。どうか、これからの私たちも見守ってください。




