世界遺産が紡ぐ縁と挑戦
私は、世界遺産・富士山の麓、山梨県で果樹農家を営み、甲府市で農業体験型の1棟貸し民宿を運営しています。妻が長崎出身という縁から、今回、世界遺産・軍艦島に関連する「旧魚の町団地」の保存活用プロジェクトに出会いました。このプロジェクトは、私たちの農業体験民宿と同じように、地域の歴史や文化を体験として未来に伝える試みです。その意義に深く共感し、合同会社ココトトさんが進める「魚ん町+」プロジェクトに民泊事業、仮称「泊まれる48型」として参加したいと思っています。
現存最古級の鉄筋コンクリート造公営住宅「旧魚の町団地」
旧魚の町団地長崎の歴史的建築「旧魚の町団地」活用プロジェクトとして私たちは2タイプの宿泊施設を実現したいと思っています。
一つは世界遺産構成施設である「軍艦島(端島)」の住まいを体感できる部屋。
そしてもう一つはノーベル賞作家カズオ・イシグロ作品の世界観を再現した遠い記憶の部屋。
この宿泊施設では、訪れる方が歴史と文学を体験しながら、地域文化に触れられる特別な空間を提供します。また、長崎市の魅力を国内外に発信することで、地域観光の活性化に寄与したいと考えています。
長崎に建てられた2つの48型公営住宅とその歴史的価値
「旧魚の町団地」は、日本の戦後復興を象徴する貴重な建築物であり、その歴史的価値は計り知れません。この団地は、戦後の長崎で生まれた鉄筋コンクリート造の公営住宅「48型」の一つで、復興の過程で生まれた生活の知恵と建築技術の集大成です。現存する数少ない建物の中でも、当時の間取りや内装が良好に保存されており、戦後日本の暮らしを色濃く伝えています。
「48型」住宅は1945年の敗戦からわずか3年後に建設された、極初期のコンクリート公営住宅です。このタイプの住宅は原爆で壊滅的な被害を受けた長崎市民に、早急に住宅を供給する目的もあり、長崎市には2棟が建築されました。
この2棟「旧魚の町団地(建設当初は酒屋町団地)」「旧中川町団地(解体済)」はノーベル賞作家カズオ・イシグロ氏の作品にも影響を与えたとされ、文学と歴史と建築が交錯するユニークな場所です。カズオ・イシグロ氏の初期の小説には、終戦直後の日本の団地生活が描かれており、その情景がこの団地と密接に結びついていると考えられます。
現在日本に残る公営団地で最も古いタイプがこの「48型」住宅で、日本中で5棟しか残っていない貴重な建物です。(静岡市2棟、広島市1棟、下関市1棟、長崎市1棟。福岡市に48型アレンジ住宅1棟も残存)
しかし、ここ長崎の旧魚の町団地は現在無人となっており、保存と活用が大きな課題となっています。戦後の暮らしを物語る貴重な建築物として、そして歴史や文化を学ぶ教材として、この団地をどう未来に繋げていくかが問われています。
そんな中、長崎県と合同会社ココトトさんが提案した「魚ん町+」プロジェクトは、団地を保存しながら地域文化を活かした新しい活用方法を模索する画期的な取り組みです。
旧魚の町団地の活用プロジェクト「魚ん町+」私たちは、このプロジェクトの意義に共感し、参画を決意しました。
特に、戦後日本の復興の象徴である「軍艦島(端島)」の文化と団地生活の体験を一つの空間で再現することで、訪れる方々に歴史的な背景を感じてもらいたいと思っています。
同時に、カズオ・イシグロ氏の世界観を体験できる部屋を設けることで、文学ファンや文化に興味のある方にも魅力的な滞在を提供したいと考えています。
軍艦島(端島)の集合住宅
端島、会場に浮かぶ軍艦に見えることから軍艦島と呼ばれる
世界最古の鉄筋コンクリートの集合住宅は1902年から1904年にかけて、フランスのパリ16区のフランクリン通り25番地に建築されたアパートです。 120年を経た今でも健全な状態で使われています。
そして日本で最初に建築された鉄筋コンクリートの集合住宅は1916年に長崎県端島(通称軍艦島)に建てられた「炭鉱住宅(30号棟)」です。
ここ「旧魚の町団地」はそんな軍艦島アパートの構造を引き継ぐ貴重な建物なのです。
同潤会アパートの想い出
表参道ヒルズに残る「同潤館」デザイン「同潤会アパート」は1924年に財団法人同潤会が関東大震災の復興支援として建設した集合住宅です。
東京都内や横浜市内に計16棟が建設され、電気や都市ガス、水洗式トイレなど当時としては先進的な設備を備えていました。様々な文化人がこのアパートを気に入り、集合住宅の文化の代名詞として平成時代までは残っていました。
そんな「同潤会アパート」も解体が進み、今はもうこのタイプのアパートは残っていません。2003年に取り壊された「青山同潤会アパート」は、表参道ヒルズ東端にかつての建築部材を一部再利用し、「同潤館」として当時の外観のみ再現されています。
ここ「旧魚の町団地」は、そんな戦前に建設された「同潤会アパート」の間取りの特徴を色濃く残す貴重な建物なのです。
このプロジェクトを通じて、戦後日本の復興の記憶を共有し、長崎の地域文化を国内外に発信すると同時に、新しい観光資源として地域活性化に貢献することを目指しています。
私はこんな宿を作ってみたい
1. 昭和レトロな空間で「タイムトラベル体験」
「旧魚の町団地」は、戦後日本の暮らしをそのまま切り取ったみたいな空間です。まるで昭和ドラマのセットに入り込んだような気分を味わえる、ちょっとノスタルジックな場所。ここに泊まることで、ふと目覚めた時「あれ?…一体ここはどこ?これって…昭和!?」という体験ができます。
こんな人におすすめ!
- 「レトロ建築や昭和テイストが好き」
- 「端島の新婚夫婦ってこんな暮らしだったんだ!と見てみたい」
- 「現存最古の団地、と聞くだけでワクワクする」
- 「セットじゃない本物の48型で登場人物の暮らしと気持ちに思いを馳せたい」
- 「おばあちゃんやひいおばあちゃんの住まいを体験してみたい」
- 「心がホッとする場所を探している」
そのためにこのプロジェクトで、なるたけ当時の雰囲気を壊さないDIYのリフォームに挑戦します!
2. 地域の人とつながる「暮らす旅」が叶う
この宿泊施設が参画する再開発プロジェクトの「魚ん町+」はただ泊まるだけじゃなくて、地域の人たちとの交流が楽しめるのがポイント!団地内にはシェアキッチンやコワーキングスペースもできる予定ですから、地元の人が使うスペースに参加して、新しいつながりが生まれるかもしれません。おいしい地元グルメの話を聞いたり、一緒に何か作ったり、特別な思い出がつくれる場所を提供したいと思います。
こんな人におすすめ!
- 「観光地だけじゃなくて、地元の生活も感じたい」
- 「旅先で新しい人と出会うのが好き」
- 「地元の人が教えてくれる隠れたスポットに行きたい」
そのためにこのプロジェクトで、地元長崎の人に宿のスタッフとして参加してもらい、この歴史を伝えながらつながってほしいと思っています。ぜひ運営に参加したい方も大募集します。
3. 「エコ」と「新しい旅の形」を同時に実現
新しく建てるのではなく、長年使われてきた団地をリノベして活用するのがこのプロジェクトのエコなところだと思います。しかも、普通の宿泊施設ではなく、ここでしか味わえない体験がたくさん詰まっているのも魅力です。「環境に優しい選択」をしながら、特別な思い出をつくれる旅を叶えられる空間を創りたいと思っています。
こんな人におすすめ!
- 「サステナブルな旅に興味がある」
- 「個性的な宿泊先で過ごしたい」
- 「他にはない体験をSNSでシェアしたい」
そのためにこのプロジェクトで集まった資金をもとに、地域の歴史を伝える体験型のミュージアム施設として宿泊者に満足してもらえるようなリフォームと、現在の宿泊施設として快適に過ごせる現代では必須の最新の環境も整えられるようなDIYを行いたいと思っています。
台所はレトロだけど、ちゃんとお湯がいつでも使えるし、電化製品やWifiも使えるし、トイレや浴室も現代のタイプで対応するなどの改修を計画しています。
自己紹介
小野 隆 クラファン実行と、宿のDIY担当します。
遅ればせながらこんにちは、私は山梨県南アルプス市でさくらんぼやシャインマスカットなどの果物を生産する農家の7代目です。果物を栽培しながら、地域の農産物を加工したり、グリーンツーリズムイベントを行うNPOも運営しています。私たちの代表的な商品は「花びらのジャム」です。今年は別のクラウドファンディングを活用して、私たちの作るジャムはすべてヴィーガン認証も取得しました。
きんもくせいの花びらジャムと桃の花びらジャム
そして、コロナ期をきっかけに、農業経営の多角化をすすめ2022年より農業体験民宿を運営しています。
山梨 農業体験民宿「上石田のおうち」和室
じゃらんやAirbnbで予約を受付けています。
山梨県農業体験民宿「宝乃小宿」座敷の間
Booking.comやAirbnbで予約を受付けています。
これらは1棟貸しの、キッチンも付いた滞在型の宿泊施設です。
山梨県農業体験民宿「上石田のおうち」台所
山梨県農業体験民宿「上石田のおうち」浴室
現在私たちの宿は世界遺産の富士山観光に訪れる海外の方々をはじめとした多くのお客様に、日本の民家を体験できる場所として滞在を楽しんでいただいています。ですからこれらのノウハウを、今度は妻の故郷長崎でチャレンジしたいのです。幸い、妻の長崎東高時代の友人が、共同経営者として現地管理を担当するので、その点でも安心です。
長崎での運営はまかせてください!
共同管理者 中島秀人 なかしま環境企画
「父母や祖父母の世代が暮らした歴史に触れることができる宿、というアイデアに、他に無い長崎での新たな宿泊体験をお届けします。」
宿泊施設への改修への取組み
しかしこの「旧魚の町団地」、現在は内装も生活インフラも全く手が付いておらず、宿泊施設として使えるようにするためには大変なリフォームが待っています。幸い、この「旧魚の町団地」活用のワークショップの中でご縁を頂いた大村市の金井建設さんにご協力を頂き、私たちの希望する、昔のままをなるたけ残して、しかも不便さのないリフォームに一緒に取り組んでいただいています。
「魚ん町+」から2つの部屋をお借りして運営を始める予定ですが、中身はまだこんな段階!!
202号室8畳間
219号室8畳間
台所
トイレと洗面台
浴室
しかし私がリフォームした宝乃小宿だって、最初はこんなだったのです
宝乃小宿 主寝室、居間 購入時
宝乃小宿 改装後
宝乃小宿 台所 購入時
宝乃小宿 台所改装後
床張りや壁の塗り替え、内装工事などは、ほぼ自分の手作りで仕上げました。
ですからこの「旧魚の町団地」だって何とかなると思っています!とはいえ山梨から長崎まで、大工道具や資材を運搬しながら短期間に集中して仕上げなければなりません。また水回りや浴室などプロの手をお願いしなければどうしようもないことも多々あります。
今回の宿泊施設の完成までの見積もりは
魚の町団地(魚ん町+)より賃貸、負担料等経費類 約50万
消防設備付加工事負担金 約10万
ガス配管、台所、浴室、トイレ設備工事一式 約300万
エアコン導入、電気設備工事等 約30万
畳、壁塗り替え、床はり、台所工作等木工事DIY 約50万
布団、タンス、台所用品、電化製品等導入 約20万
広告宣伝、アメニティ、清掃費等運転資金 約40万
合計 500万円
くらいは最低でもかかるのではないかと予想しています。
自己資金で半分の300万は確保していますが、4月のOPENまでに、残り200万の資金調達が必要です。融資も視野に入れながらできればクラウドファンディングを募り、宿泊料金の前借という形で設備投資資金を軽減できれば無理なく運営をスタートできると期待しています。
※このプロジェクトは『All-in 方式』を採用しています。クラウドファンディングの成果に関わらず、「泊まれる48型」は2025年4月の開業を行い、ご支援いただいたリターンは履行させていただきます。
ぜひ完成の際には長崎のロマンあふれる団地の宿に足を運んでください!
応援しています!
私たちのチャレンジに、地元長崎の大先輩や友人たちからも応援メッセージを頂きました!
平和活動家 宮田 隆さん
「とても便利な場所、意義あるチャレンジですね。応援しています」
宮田さんは2022年長崎平和式典被爆者代表としてスピーチをされたり、2020東京オリンピックの聖火リレーランナーとして活躍したり。今も積極的に平和活動に邁進しています。若いころは三菱電機のビジネスマンとして世界中を飛び回り、当時の色々なお話はいつお聞きしても新鮮な驚きがあります。
漫画家、シンガーソングライター岡野雄一さん(ペコロスさん)
「10歳若かったら僕がやりたかったかも。頑張ってください。」
長崎で活躍するエンターテイナーの岡野さんは映画「ペコロスの母に会いに行く」でも有名な原作者であり、地元長崎のラジオ局やイラストを使った様々なワークショップにも登場しています。
ぜひ「魚ん町+」でもワークショップやりたいですね。
現在の準備状況
- 2025年2月初旬に物件契約。
- 2室のリフォームをDIYを含めながら計画を策定。
- 風呂棟のリフォームと給湯設備を工務店さんと見積中。
- 消防法に準拠した宿泊施設の防災要件を確認済み。
- プロモーション用の資料やデザイン案を作成中。
- クラウドファンディングの開始準備として、リターン内容の詳細を最終調整中。
リターンについて
- 宿泊体験
- 山梨で運営中の私たちの宿やプロジェクト完成後の宿に特別価格でご宿泊。
- 実際に「軍艦島(端島)モデル」または「イシグロの世界観」を一足早く予約するチャンスです。
- プロジェクト限定グッズ
- 地域の人気作家のイラストや特産品を詰め合わせたオリジナルギフトセットを提供。
- 山梨の特産品を提供
- 私の経営する果樹園の果物や、加工品を提供します。
- また今回応援してい頂いた方のお名前を
- メモリアルプレートに掲示させていただきたいと思います。
スケジュール
-
2025年2月上旬 物件契約完了
2025年2月上旬~3月中旬 2室のリフォーム工事実施
2025年3月下旬 宿泊施設オープン準備完了
2025年4月中旬 宿泊施設仮称「泊まれる48型」オープン
2025年5月 クラウドファンディングのリターン発送開始
最後に
歴史体験アパート1軒貸しの宿 仮称「泊まれる48型」は、歴史と文学、地域文化を体験できる特別な空間を創り出すプロジェクトです。この施設が地域の魅力を世界に発信する拠点となり、多くの方が長崎に足を運ぶきっかけになればと願っています。皆様のご支援があってこそ実現できる夢のプロジェクトです。どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします!
妻からのご挨拶
「昭和レトロファン、団地マニア、カズオ・イシグロファンにとってまたとないプロジェクトです。私としては端島をイメージした方の部屋を、ドラマ“海に眠るダイヤモンド”の鉄平と朝子の新居をイメージして作りたいと思っています。二人の恋が成就した世界線、それを表現するのに現在世界一ふさわしい場所がここ、端島の団地を彷彿させる長崎の、日本最古の団地の一部屋だと思うのです。今私達がやらねば誰がやる!という気合で頑張りますので、ご支援よろしくお願いいたします。」
カズオ・イシグロから想起される部屋のイメージ
端島で暮らし始めた若夫婦のイメージ
ぜひ皆様のお力をお貸しください!
最新の活動報告
もっと見る魚ん町+のDIYワークショップに参加します。
2025/02/07 20:49いよいよ明日から軽バンに大工道具を積み込んで、長崎DIYの旅に出ます。今回は2/9に開催される「魚ん町+」さんのDIYワークショップに参加しがてら、お借りする部屋の清掃と、壁の塗装までをやってきたいと思っております。前回12月の末に長崎市内で宿泊施設としての要件を打ち合わせしており、今回は「魚ん町+」の参画者や入居者さんに対しての宿泊施設の計画説明と、地元魚の町の方へあいさつ回りを行ってきたいと思います。今回の「魚ん町+」というプロジェクトを実行しているココトトさんの代表の方は長崎から県外に出て、長崎を想いこのプロジェクトに参加した方です。私も妻の実家が長崎とは言え、よそ者であり、私の想いは一方通行で、もしかしたら地域に宿を作るなんて迷惑だ!と考える人だって一定数いるのではないかと思います。それでもこのような価値ある建物を維持していくために、「魚の町+」さんに家賃を払い続けることが出来るビジネスモデルの一つとして、宿泊事業は魅力的ではないかと思います。そのためにもこの「泊まれる48型」は地域にとって歓迎される旅人が訪れる宿にしたいです。長崎の旧魚の町団地にやってくる旅人は、地域文化や歴史を尊重し、治安や周囲の環境に配慮できる人々です。また、地域経済に貢献し、地域住民との良好な関係を築くことを重視する旅行者が理想的です。このような利用者を集めるためには、宿泊者像を明確にし、宣伝やルール作りを工夫できたらいいなと思っています。今回のワークショップを通じていろいろなアイデアや助言をいただけたらいいなと思います。 もっと見る
泊まれる48型始動します! 魚ん町+さんと契約を交わしました。
2025/02/05 17:48このプロジェクトは、山梨県南アルプス市で果樹園を経営するお百姓さんが、妻の実家長崎で出会った「48型」という日本最古の団地に出会い。こいつを宿に改装してみよう!というリフォームの様子をCAMPFIREという媒体を使ってDIYリフォームを紹介しながら、楽しそうだなと思ったら応援してもらうというプロジェクトです。こちらの内容は私の運営する農業体験民宿のnoteページにも転載させてもらう予定です。一つのドキュメンタリーを眺めるぐらいの気持ちで時々目を止めてもらうと嬉しいです。さて、こちらが私が「魚ん町+」さんからお借りする予定の2部屋のうちの一つ、旧県営魚の町団地202号室の室内です。2024年2月1日からまずは2年間の契約期間で、この部屋を自由にリフォームが出来て、さらに退出時に原状復帰の義務がないという契約です。この202号室と219号室の2部屋をお借りして、リフォームを行い、4月中には簡易宿所の許可を取って宿泊施設としてこの部屋をOPENさせる予定で動いています。私も山梨で農業していますから、長崎でDIYできる期間は限られているのですが、頑張ってこのクラファン期間中に恰好を付けたいと思っていますのでぜひ応援よろしくお願いします。また、工事中のお手伝いや、冷やかしも歓迎いたします。まずは2月9日の日曜日から約1週間の予定で、部屋のお掃除と、壁の塗装、出来れば219号室の6畳部分のフローリングまで行えればいいなと思っています。2月3日からページを開けて、本日始めて支援をいただけました。ありがとうございます。私が今までNPO活動で行ってきたクラウドファンディングとはちょっと違って、ビジネス関係のクラファンですので少し支援しづらいかな?というところもあろうかと思いますが、ここでの書き込みの中で、皆さんにもこの日本最古の「48型団地」の魅力に共感してもらえると嬉しいです。ちなみにこのプロジェクトは目標金額に届かなかった場合でも開業が中止することはございませんので、安心して応援してください。またCAMPFIREのリターンは、私が実際に提供できないものをリターンに出すことは出来ません。私は山梨県で果樹園の傍ら農業体験民宿を現在3棟運営しています。そのうちの2棟は、1棟貸切型の宿で、家を丸ごとお貸しするスタイルです。こちら 宝乃小宿 甲府市内の築50年以上の古民家です。世界遺産富士山を擁する山梨県には世界中から沢山のお客様がいらっしゃいますが富士山から50kmも離れたここ甲府市にもかなり多くの海外の方が、3泊とか1週間とか、長い方は1カ月以上宿泊されます。世界遺産の構成要素を多く持つ長崎市も同様に世界中からお客様が訪れる観光都市としての側面があるかと思います。コロナのパンデミックが終息を迎え、インバウンド観光とそのオーバーツーリズムの話題が出てくる中で近頃また「民泊」というキーワードに対する否定的なニュースも持ち上がってくるようになりました。特定の国の方のマナーが悪いために、宿の周辺の住民に迷惑が掛かっている。その事実があるのも確かかと思います。しかし私の運営する体験型の一棟貸しを利用するお客様は、すでに私たちの想像する「とんでもない旅行客」ではなく、むしろ積極的に日本のマナーに合わせて、日本文化をリスペクトしたい「コトの体験希望者」ばかりです。今回の48型団地には、日本人が当たり前だと思って生活してきた「コトの痕跡」が詰まっています。日本人が当たり前に生活してきた魅力的な空間を、海外のお客様だけに開放するなんてもったいないと思いませんか?まずは私たちが楽しむのが最初だと思います。ぜひ海外のお客様に気が付かれる前に、戦後の日本が復興から高度成長期という大発展を遂げていった時間を共有してきたこの団地の魅力をこの2カ月の間に少しでも知っていただいて、一緒に体験していただければ嬉しいなと思っています。もちろん山梨の果樹園にも顔を出してもらえると嬉しいです。何しろ昨年は、果物が大不作で本当に大変でしたから。今年はちゃんと実ってほしいです。ぜひ一口のご支援を。そして皆さんのお知り合いにこのサイトをご紹介くださいませ。 もっと見る
わぁ、あなたのプロジェクトは本当に素晴らしいですね!正直に言うと、あなたのアイデアにとても興味を持ちましたし、それには大きな可能性があると感じています。もっとあなたのプロジェクトについて詳しく知りたいです!集めた資金はプロジェクトの重要なステップに使われる予定だと読みましたが、このプロジェクトが完全に実現された場合、どのような変化が人々の生活に訪れると思いますか?詳細をお話しできることを楽しみにしています!もしよろしければ、私のプロフィールに記載されているメールアドレスか、メッセージでご連絡いただけるとありがたいです。もしかしたら、追加のサポートとして金銭的な支援ができるかもしれません。