こんばんは。ここ数日はグリーンランドへの詳細を詰めており、いよいよ日程が決定しました。4月19日(土)に出発。約3週間の旅となりそうです。一昨日、現地コーディネーターの方と電話でやりとりしていたところ、今年はかなりの暖冬らしく、僕が行く頃には北海道の厳冬期とそれほど変わらないのではないかということでした。暖冬で北海道の厳冬期と変わらないというのだから、やはり極北の世界はすごいです。実際に航空券や宿泊するホテルへ予約のメールを入れたり、現地の通貨や空港トランジットの情報などを調べていくうちに、いよいよ本当にグリーンランドへ行くのだという気持ちが昂ってきました。僕の場合、いくつか行きたい場所や国を予めイメージしておいて、いよいよどの国へ行くのかを決めていく段階になって、自分がその場所にいることが想像できる場所を選びます。この「自分がその場所にいることが想像できる」ということは言葉以上に大切なことで、どんなに行きたいと思っていた国でも全く自分がそこにいるイメージがいつになってもつかない場合があります。僕は結構信心深いので、そういう時は神様がここはやめておきなさいと言っているんだなと思って、その場合はすんなり諦めて次を探したりもします。その点今回のグリーンランドは2年前から構想がありました。いくつかの写真集や本を読み、実際に自分がそこに行けるのかというイメージを膨らませていきました。しかしそこから2年は実行に移すことはありませんでした。そこから行こう!と決定打になったのは作家の角幡唯介さんにお会いしたことが大きかったように思います。角幡さんは毎年のようにグリーンランドへ犬ぞりをしに行っておられて、著書も何冊も書いている冒険界では知らない人がいないというほど有名な方です。角幡さんにお会いして、お話を聞いているうちに自分の中にいる子供のような好奇心がむくむくと膨れ上がり、もう最後には「絶対今年行きます」と口をついて出ていました。その後はすぐにクラウドファンディングを立ち上げ、そしてついに出発の日程も決まりました。もう頭の中は極北の世界のことでいっぱいです。あと1ヶ月後には自分がグリーンランドにいると思うと、今からワクワクが止まりません。
先日、無事にクラウドファンディングが終了いたしました。支援者合計355名、319万8833円という想像以上に多くの方にご支援をいただきました。当初の目標だった150万の倍以上の金額まで到達できたのは、皆様のおかげです。何度もSNS等でお伝えいたしましたが、改めてこちらでお礼を伝えさせてください。ご支援いただきました皆様本当にありがとうございました。期間中、たくさんの応援コメントやメッセージを全て拝見し、こんなにも自分のことを応援してくださっている人たちがいるんだと実感でき、心から勇気と感謝が湧いてきました。現在、グリーランド遠征に向けて現地の方とのやりとりを進めておりまして、最終的な日程が決まり次第またこちらで随時ご報告させていただければと思います。クラファン終了後すぐに元々予定していた友人のガイドさんと一緒に山へ3日間ほど行ってきました。目的はグリーンランドで使う装備とフィルムカメラの動作確認でした。テントや寝袋などの作業手順、風が吹く中での対処の仕方、防寒の基本など色んなことを現地で学ばせていただいて、とても有意義な時間となりました。1番の懸念であったフィルムカメラの作動も山頂では−15℃付近で風もあったため、体感では−20℃ほどはあったと思いますが、問題なく動作してくれました。これで今回の遠征もフィルムカメラを主体として撮影できると自信になりました。4月半ばの出発に向けて、少しずつ準備を進めていきます。また、リターンにつきまして早めに作成できるものについては随時ご連絡を差し上げようと思っております。リターン内容によってはお時間をいただくものもございますが、こちらも並行して進めていきますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
2025年2月14日に無事に当初目標にしていた150万を達成することができました。これもスタートから多くの皆様に応援していただいたおかげです。改めて深く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。こちらでいただいたメッセージや各SNSでも本当に多くの方からのDMや励ましのお声をいただきまして、改めてこのプロジェクトを成功させたいと思う気持ちが強くなりました。現在はネクストゴール設定に向け、キャンプファイヤーさんに新たな旅の計画を申請中です。グリーンランドだけで僕の旅は終わりません。一生をかけて撮り続けたい犬たちがまだまだ世界にはたくさんいます。今後もう少しだけ騒がしくなるかと思いますが、残り2週間で行けるところまで挑戦したいと思います。新たなページが更新されました際には、すでにご支援いただいている皆様にも改めてページをご覧いただき、今後の僕の展望を一緒に共有できましたら幸いです。まず先に現時点でご支援いただきました皆様にご報告と御礼を申し上げます。







