
いつも温かいご支援をありがとうございます。
前回の活動報告では、井川の森が抱える課題と、私たちが自らの意思で森づくりを進めていきたいという想いをお伝えしました。
その挑戦を続けていくためには、森の中だけでなく、森の外にも新しい循環の仕組みを生み出していくことが欠かせません。森と地域、そして私たちの活動がつながることで、森を支える力が少しずつ広がっていきます。
その第一歩が、今回の モルトバッグのアップサイクル です。蒸溜に使う大麦を入れていた モルトバッグ(麦芽用の大袋) を、井川の皆さんと協力してトートバッグや小物へと生まれ変わらせています。
この取り組みは、森づくりとは違う場所で、同じ想いを持つ人たちが森を支えていく新しい形です。“使い終えたものをもう一度活かす” という発想は、森を守ることと同じ根っこを持っています。
袋の擦れ具合や糸の色合い、モルトの香りの残り方もそれぞれ違い、どれも世界にひとつしかない仕上がりです。地元の方々が手を動かしながら、森への思いを少しずつ形にしています。
こうした活動が広がることで、森と人、そして地域の関係が少しずつ循環し始めています。次回は、森の素材そのものを活かした新たな取り組みについてご紹介します。
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