
開催まであと3週間を切り、毎日更新する12日目は、昨年スタッフとして参加してくれたやめスマ研究所のGさんの選んだ写真。タイトルは「託されたもの」。
写真は宮城県東松島市の旧野蒜駅。東日本大震災で大きなダメージを受け、現在は高台に新駅が設置されました。旧野蒜駅は東日本大震災の記録、復興状況などを展示・紹介し、広く後世に伝承することで、震災の風化を防ぎ、防災意識の醸成を行う「東松島市震災復興伝承館」になっています。
https://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/shisei/shinsaifukko/fukkokinenkoen/fukkodensyokan.html
Gさんからのコメントです。
「東日本大震災からもうすぐ14年が経とうとしています。今後、震災の経験をどう伝えていくかが課題だという事を耳にするようになってきました。今回の訪問で、高校生の彼らが、自分の目で見て耳で聞いて心で感じたことを、「自分事」として捉えている姿をみて、『ここに一緒に来れて良かったな』と思えた経験でした。
一方で、震災を経験していない若い世代の人達が、まずはこの地に足を運んで、過去に起こった事実を知り、受けとめ、それぞれの立場で大切な人を想い、語り継いでいくということが、すごく重要だと思いました。今年も石巻に足を運んだひとりひとりが、大切なひとを守るための何かを持ち帰れればいいなとおもいます。」
Gさん、14年間一緒に歩んでくださっているかのような、心に沁みるメッセージをありがとうございます。今年の八女農業高校の皆さんにも、それぞれの感性で、それぞれの収穫を得て帰って頂こうと思います!





