「MONK ART GUDO 展」参加アーティストの「中川学」さんのインタビュー動画をアップしました。僧侶としても、表現者としても、葛藤を抱えながらたどり着いた現在。イラストレーターとしての多彩なお仕事も紹介していただきました。ぜひご覧ください。以下は動画からの抜粋です。「イラストレーターの仕事について」 ・本の装丁、絵本、など様々な媒体にイラストを提供。 ・僧侶のイラストレーターだからこそ、絵を描いてほしいという依頼がくる。 ・作者やデザイナーや編集者などと相談しながら、内容を決めていく。「お寺の長男に生まれて」 ・お寺の長男に生まれたが、内向的な自分には向いていないと思っていた。 ・大阪の広告会社に6年勤め、デザインや印刷などについて専門的に学んだ。「古い美術からの影響、新しい技術との出会い」 ・浮世絵などの昔の絵が好きだったので、それが今の和テイストにつながる。 ・お寺にある古い経本なども見ていたので、次第に日本古来の美意識に惹かれていった。 ・パソコンなら木版画のような絵が簡単に描けることを発見。「二足の草鞋」 ・イラストの締め切りに追われている時に、お葬式が入る。 ・ただ、そのタイミングで気持ちがリセットして仕事が捗ったりする ・ダラダラ一つのことを続けていても、効率が悪くなる。「僧侶 × アーティスト」 ・近年は、僧侶アーティストだからこその仕事が増えた。 ・紆余曲折あったが、最後に自分に残ったのは「絵」と「お寺」だけだった。 ・「絵からも仏様からも望まれている」と、考えを切り替えるようになり、違う所に進めた。 ・自分だけでは続けられないこと知り、はじめて「他力」を実感することができた。「今後の展望について」 ・自分のお寺が豊臣秀次公の菩提寺であるため、豊臣一族の物語を絵に残していきたい。 ・これまでは依頼されて描いてきたが、この物語は「自分に頼まれて」描くことになる。「MONK ART GUDO への参加について」 ・自分がやっていること(イラスト)は、アートではない気もしている。 ・アーティストとしての自分の立ち位置を知りたい。 ・仏教と関わりながらそれを表現する。自分に正直にやっている方々だと思う。 ・「僧侶×アート」という、こんな企画は今までないので、楽しみにしている。引き続き、参加アーティストのインタビューをあげていきますので、お楽しみに!





