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【比嘉邸が届けたい“オーベルジュ”というおもてなし】
みなさま、いつも温かなご支援と応援をいただき、心より感謝申し上げます。
本日は、私たちがこれから目指したい新たな“おもてなしの形”について少しお話させてください。
去った週末、私たちは弾丸視察として、長野県にあるワイナリー兼宿泊施設「Rue de Vin」さんを訪れてきました。

ここでは、豊かな自然とともに、自ら手がけたワインと食、そして温かな宿泊体験を提供するという、いわばオーベルジュ(Auberge)の形を実践されています。
“オーベルジュ”とは、もともとフランスの田舎町にある、小さな宿とレストランが一体となった施設のことを指します。
そこでは料理人が腕を振るい、土地の恵みをふんだんに取り入れた食事と、心ほどける宿泊体験が待っています。

単なるホテルや民宿とは異なり、**“その土地ならではの文化・味・人の温かさをまるごと体験する場所”**──
それがオーベルジュです。

私たちも、比嘉邸において泡盛や琉球料理、沖縄の歴史を深く味わっていただいた後、満たされた気持ちのまま、そのまま静かに夜を過ごし、琉球の余韻に包まれる体験をご提供したいと考えています。
今後、民泊申請の準備も進め、特別な日のご宿泊や、特別プランとしてのご案内ができるよう、計画を進めてまいります。
フランスのオーベルジュ文化と、沖縄・琉球の「うとぅいむち(おもてなしの心)」を重ね合わせた、
世界にひとつだけの時間と空間を、みなさまと一緒に育んでいけたらと願っています。
また進捗がありましたらご報告させていただきますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
※Rue de Vinのオーナーさま、シェフ並びにスタッフの皆様ありがとうございました。

また紹介いただき一緒に旅をしてくださってたKさん、Mさんにも心より感謝申し上げます。
比嘉邸
比嘉康二 直子



