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【"生きづらさ”と”孤独”に寄り添える漫画を制作して、若者たちに届けたい!】
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防災教育学会 会長
諏訪清二
私は、防災教育に関わっているので、被災地を訪れて子どもたちの状況と教育の再開・復興ついて教職員と話し合う機会を頻繁に持ってきました。
心の専門家と一緒に被災地を訪れたりシンポジウムに参加したりして、心のケアと防災教育を伝えてきました。
被災地では心のケアが大切だと言われますが、それは、被災を体験した人々が激変した状況の中で恐怖や不安で心を痛めているからに他なりません。
よく聞くのは、被災直後から「良い子」になった子どもたちのこと。
親や教職員が一生懸命頑張っているのだから自分がわがままを言って困らせてはいけないと思い、辛さを表に出さずに、おとなしく、震災の話も避けて、ずっといい子でいようとするのです。
逆に、感情の起伏が激しくなったり、モノや人に当たったりする子ども少なくありません。
涙が止まらない、ふさぎ込む、怒りがあふれ出してしまう・・・。
これらの反応は、被災地の子どもたちが感じる「生きづらさ」と言ってよいでしょう。
そして、なぜ自分がそうなったのかを分からないまま、苦しみ続ける子どももいるのです。
こんな子どもたちと接するときに、私が大切にしていることが3つあります。
まず、このような反応は普通ではない状況での普通の反応だと伝えます。
あれだけ辛い、大変な体験をしたのだから、心がしんどくなって休憩を欲しがるのは普通のことです。
東日本大震災から3年たって、被災地のある中学校で話をしました。
しんどくて当たり前だよ、それが普通だよと伝えました。講演の後、ある女子中学生がこんな話をしてくれました。
「私は震災の後、ずっと自分を弱い人間だと思っていた。強くなれない自分を責め続けた。でも、今日、しんどくて当たり前だと知れた。自分は弱いんじゃなくてそれが普通だと知って、ほっとした。」
災害後に心がしんどくなるのは「普通ではない状況での普通の反応」だという安心感です。
二つ目は、誰かがそばにいてくれるという安心感です。熊本地震の後、小学校で子どもたちに聞いてみました。
「震災の時、だれがそばにいてくれましたか。」
お父さんとお母さんは様子を見に外に行っていなかった。でもおじいちゃんとおばあちゃんがそばにいてくれた。安心できた。
「学校ではどうですか。」
先生がそばにいた。保健室の先生はずっと話を聞いてくれた。
三つめは、同じことは二度と起こらないという安心感。でも、地震や津波、大雨などの災害を引き起こす自然現象な必ず起こります。「二度と起こらない」というのは嘘ですね。
でも、災害を引き起こす自然現象について学び、災害への備えを学んで実施し、災害時の対応を学んでおけば、同じ地震や津波などが発生しても、被害は必ず減少します。
「同じことは二度と起こらない」ではなく「同じことを二度と起こさない」とりくみが安全感を生み、その安全感が安心感につながるのです。
災害に打ち勝つという言葉は嫌いです。
災害に負けないという言葉も好きではありません。
災害と付き合いながら、災害に向き合う。
英語ではcopeという表現を使います。’cope with disasters’, ‘cope with difficulties’です。
生きづらさは誰にでもあると思います。
それとどう付き合っていくか、そこが難しいのかもしれません。
私が辿り着いた一つの答えは、誰かと一緒に、です。
寄り添いですね。
生きづらさを感じながら生きている人たちに寄り添おうとするこの活動は、とても素敵です。
単なるお金集めだけではなく、寄り添いそのものを追求するこのクラウドファンディング、応援しています。





