「ひじ」の激突事故を防ぐために、今すぐできること。
初心者の皆さん、どうかこの話を、自分の身を守るために聞いてください。
リーチフォークリフトに乗り始めたばかりの頃、最も起こしやすい事故が、「ひじ」の激突事故です。
なぜ初心者がやってしまうのか?
それは、まだ操作に慣れていないからではありません。
教わっていないからです。
特に荷物を扱うとき、精密な動きが求められる場面では、走行レバーを指で操作してしまいます。
この時、「ひじ」をフォークリフトから出ないように注意してください。
大切なのは、その時に「正面乗り」を徹底すること。
横乗りでは「ひじ」が外に出やすくなります。
なぜ正面乗りが必要なのか?
荷物・体・視界、すべてが正面に揃う。だから、一度でまっすぐに荷物を置ける。
パレットをうまく重ねられない、何度もやり直してしまう……そんな人は、ぜひ正面乗りを試してください。
きっと操作の精度が変わってきます。
走行時こそ、“ひじ”を守る意識が命を救う!
問題は、走行中です。
スピードが出ている状態で「ひじ」が出ていると、もし壁や荷物にぶつけたとき、その衝撃は想像を超えます。
骨折どころか、粉砕骨折で一生腕が動かなくなる事故も現実に起きています。
だからこそ!
走行時は、指ではなく「手首」で操作!
走行レバーの操作は、指ではなく手首で。
手首のほうが、微調整もしやすく、安定感もある。なにより、「ひじ」が車体から出にくくなる。
これは、ベテランが“ひじ”でレバー操作しているのと同じ理屈です。でも、初心者にとっては「手首操作」こそ、安全で簡単な第一歩なんです。

目的地までの移動時は「手首」、荷物の操作時は「指」でOK!
慣れないうちは、荷物を持ち上げるときだけ「指」、走行中は「手首」で、メリハリをつけて操作しましょう。
このクセが身につけば、自然と「ひじを出さない走り方」があなたのものになります。
事故を防ぐのは「技術」じゃない、「意識」だ!
リーチフォークは便利だけど、使い方を間違えれば危険な機械でもあります。
だからこそ、「正しい姿勢」と「正しい操作」を、最初から体に叩き込んでほしい。
そして、事故を起こす前に。誰かを傷つけてしまう前に。
あなたの「ひじ」と、あなたの未来を守ってください。




