
本日は、ベストセラー『読書大全』の著者であり、六本木ヒルズの開発などで約2,700億円を調達された実績を持つ堀内勉さんのお話を聴いてきました。
堀内さんは、ゴールドマン・サックス出身、東京大学からハーバード大学に進学された、いわば「資本主義の本丸」を歩いてこられた方です。
その堀内さんが語る資本主義の光と影。そしてそれに対峙する「個のものさし」の重要性について、講演後の質問時間も含めて非常に多くの学びがありました。
個人的にこんな疑問がありました。資本主義の冷たさと、けどだからといって、無視することはできないシステムにどう向き合ったらいいのか。
全体の場で質問を投げかけました。
すると、こんな回答でした。
日本では1970〜80年代、学生運動を通じて「こんな社会おかしい」と声を上げる動きがありましたが、それが敗北に終わったルーツが、今の資本主義受容の構造にあるという視点には、目新しいものがありました。
とはいえ、マズローの欲求5段階説で言えば、最低限の生活を維持するには「手段としてのお金」が必要。お金自体が悪いわけではありません。
問題は、それが「目的」になってしまった時に、人生が空っぽになってしまうこと。
堀内さん曰く、ウォール街にはそういう人が多いそうです。
だからこそ、最終的に自分を支えるのは「自分自身のものさし」だと、彼は繰り返し話されていました。
私自身、小学生の頃に「自分のものさしを捨てる」ことを強要される社会に違和感を覚えて以来、このテーマをずっと抱えてきました。
知識や社会構造を学ぶのはもちろん大事。でも、それと同時に「自分の感覚」や「直感」を捨ててはいけない。
プロジェクトを進める中で、資本主義という手段とどう向き合い、自分らしい形で活用していけるか。その問いの土台が、少しずつ整ってきているのを感じます。



