千年の営みを未来へ繋ぐ挑戦に、ぜひご参加ください!

京都府伊根町にある限界集落・寺領を廃村の危機から守るため、合気道を主軸とした文化交流の場「寺領の寺子屋」と「ブックカフェ」を設立し、地域に残る貴重な文化財の保護に取り組みます。豊かな自然あふれる集落に学びと交流の場をつくることで新たな人の流れを生み出し、平安時代から続く千年の営みを未来へ繋ぎます!

現在の支援総額

2,930,000

146%

目標金額は2,000,000円

支援者数

150

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/04/19に募集を開始し、 150人の支援により 2,930,000円の資金を集め、 2025/05/30に募集を終了しました

千年の営みを未来へ繋ぐ挑戦に、ぜひご参加ください!

現在の支援総額

2,930,000

146%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数150

このプロジェクトは、2025/04/19に募集を開始し、 150人の支援により 2,930,000円の資金を集め、 2025/05/30に募集を終了しました

京都府伊根町にある限界集落・寺領を廃村の危機から守るため、合気道を主軸とした文化交流の場「寺領の寺子屋」と「ブックカフェ」を設立し、地域に残る貴重な文化財の保護に取り組みます。豊かな自然あふれる集落に学びと交流の場をつくることで新たな人の流れを生み出し、平安時代から続く千年の営みを未来へ繋ぎます!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

 こんにちは。一般社団法人ソーシャルクリエイティブラボの松田拓・かおりです。この度は「千年の営みを繋ぐプロジェクト」をご支援いただき、誠にありがとうございます。皆様の温かいご支援のおかげで、目標金額である200万円を無事達成することができました!心より感謝申し上げます。


 さて、次なる挑戦として「ネクストゴール300万円」を掲げて、伊根町人口の約1割にあたる「支援者様180人超え」を目標に設定いたしました。追加でご支援いただいた資金は、外装の修繕(特に傷みが激しい屋根)に使用させていただきます。山の家の屋根は長年の風雨や降雪によって相当なダメージを受けており、早々に修繕が必要です。この修繕は、建物をこの先数十年にわたり維持するために非常に重要なものです。皆様のご支援によって建物がより安全で快適な環境となるよう努めて参りますので、どうかお力添えよろしくお願いいたします。

過去に一度だけ、友人家族が集まり傷みの激しい部分に塗装しましたが…
(撮影:2021年11月)



 また、目標とする「支援者様180人超え」を達成した暁には、感謝の気持ちを込めまして達成記念として支援者様全員に「山の家・寺領の寺子屋入会証(※デジタルデータ形式)をメールにて送付させていただきます!

【ネクストゴール達成記念品】
山の家・寺領の寺子屋 デジタル入会証(※デジタルデータ形式)

【入会特典】

特典①:寺領の寺子屋「寺子(メンバー)」として正式に認定されます!

特典②:寺子(メンバー)向け「同窓会」など楽しいイベントの参加権利が付与されます!

特典③:山の家にて、寺子(メンバー)限定サービスなどご利用可能になります! ※詳細は別途お知らせいたします。


これからも皆様と共に、千年先の未来へと続く道を築いて参りたいと思っております。引き続きご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます!





 こんにちは。一般社団法人ソーシャルクリエイティブラボの松田拓・かおりです。私たちは兵庫県西宮市に住む一般企業の会社員でもあり、京都府与謝郡伊根町と二拠点生活をしながら、両拠点で地域活動を行っています。プライベートでは、思想家であり武道家の内田樹先生の主宰する神戸の合気道凱風館にてお稽古を続けています。

プロジェクトの舞台「山の家」にあるご本尊の前で。(写真左:松田拓、右:松田かおり)


 京都府丹後半島・伊根町の山奥にある集落・寺領(じりょう)。平安時代には恩教寺の伽藍(がらん)が広がり、神聖な祈りに満ちた地域であったと言われています。1200年以上もの歴史と自然のもたらす静けさと美しさの中、人々の暮らしと文化が息づいてきました。

 しかし現在、住民は高齢の女性2人を残すのみとなり、廃村の危機に瀕しています。この集落を消滅から守り次世代へと繋げるため、私たちは「山の家」と呼ばれる旧集会所を拠点に、DIYによる再生活動を始めました。

「山の家」の前にあったバス停。路線バスは廃線となり後に撤去された。(撮影:2021年9月)

旧集会所「山の家」。長らく放置されていたが私たちがDIYで改装し再生させた。

 2024年、ここに心と体を整える場として合気道伊根道場を開設。「強弱勝敗を論じない」という合気道の理念は、競争や成果に囚われない穏やかな生き方を体現しており、寺領の清々しい空気やゆったりとした時間と深く調和します。

2024年8月「合気道伊根道場」を開設。内田樹師範と諸先輩方をお招きし、道場開きを執り行った。 現在、この地の魅力をより多くの方々に楽しんでいただけるよう、合気道を主軸とした文化交流の場「寺領の寺子屋」とブックカフェを設立することを計画しています。これらを通じ、地域に残る貴重な文化財の保護と発信に取り組んでいきます。

 私たちはこの取り組みを通じて、日本の限界集落の再生に向けたひとつの成功事例となることを目指します。都市一極集中がもたらす弊害へのカウンターアクションの一助になればと考えています。老若男女、近隣・遠方を問わず多くの皆さまと思いを共有し、小さな力を大きなうねりに変えていけたらと考えています。


 寺領は、伊根町北西部に位置し、舟屋(ふなや)で有名な伊根地区から車で約20分山奥に入った場所にあります。伊根町では舟屋地域に観光客が集中し、内陸には町内外の方々でもなかなか足が向かないそうです。寺領までのアクセスはさらに不便で、大阪から車で休憩なしだと2時間半。公共交通機関だと、大阪から宮津まで高速バス→地元のバス→コミュニティタクシー「いねタク」を乗り継いで・・・やっと到着できます。山奥のそのまた奥には、人工的な音がしないありのままの自然が広がっています。

寺領は、伊根町の住民でさえほとんど訪れる機会がない地域。(Googleマップより)

寺領の風景。中央・青い屋根の建物が今回の活動拠点となる「山の家」。(撮影:2021年9月)

 緑豊かな山々と澄んだ空気に包まれた環境の中、旧集会所「山の家」のインフラ設備を拡充し、地域再生の拠点として以下の3つを実現したいと考えています。


合気道を主軸とした文化交流の場「寺領の寺子屋」を開きます

 町内外の住民が交流する「寺領の寺子屋」を開き、合気道教室に加えさまざまなワークショップや体験会を開催します。例えば、地元産の食材を活かした料理教室や農作業体験、手工芸ワークショップ、映画鑑賞会など。町外の方へは地元の産物や伝統を活かしたアクティビティを、町内の方へは私たちの都市部でのネットワークを活かしたさまざまなプログラムを実施することで、地方と都市とがお互いの魅力を感じ合える場をつくります。


町外の方へ町内の魅力を伝える。
~地元・筒川そばのそば粉でそば打ち体験(イメージ)~

町内の方へ町外で活躍する方の文化を伝える。
~切り絵アーチストによる切り絵ワークショップ(イメージ)~

 また、オンライン参加での機会も設け、寺領に足を運ぶことが難しい方も含め多くの人々に楽しんでいただけるよう工夫します。これらの活動を継続的に行うことで、豊かで活気ある場づくりを目指していきます。


読書と地域の食文化を楽しむブックカフェを開きます

 訪れる人々が伊根町全域の食の魅力を味わい、ゆったりとした時間を過ごせるブックカフェをオープンします。カフェでは、地元特産の「筒川そば」のそば粉、地元の野菜、卵をつかったガレットをはじめ、自家焙煎コーヒーなどを提供。

 また私たちの蔵書を開架するブックコーナーを併設します。芸術・デザイン関連のものや小説、社会学・哲学の本、「暮しの手帖」をはじめ良質な雑誌のバックナンバーや絵本を揃え、ゆったりと時間を過ごせる空間にします。

フランスの田舎料理・そば粉のガレットを、伊根の産品で。(提供イメージ)

「山の家」で保管している昭和時代の古い「暮しの手帖」バックナンバー。

ブックカフェの営業は、当面はイベントを実施する日の週末に限定しますが、徐々にオープン頻度を上げていきたいと考えています。将来的にはセレクトした書籍の販売や物販も行い、訪れる人々にさらなる楽しみと価値を提供します。2026年3月頃オープンを目指します。


歴史的な資源の保護と発信を行います

 「山の家」には、平安時代から続く観音堂に安置されていた貴重なご本尊や、この地に伝わる祭具や伝統的な生活道具が保管されています。これらの歴史的価値のある文化財を適切に保存するとともに、地域の歴史を広く伝える活動を推進し、寺領が持つ文化的な魅力を多くの人々と共有する場を創出します。

「山の家」で発見された観音堂の図面を基に現地調査。調査には大学の研究チームなど約30名が参加。(撮影:2022年12月)

大学の専門家チームによるご本尊の調査の様子。(撮影:2022年12月)

学術資料とするため隅々まで記録撮影が行われた。(撮影:2022年12月)


 2021年の夏、偶然この地を訪れた私たちはすぐさま豊かな自然の虜になりました。しかしここは高齢の女性わずか二人のみの集落で廃村の危機にあることを知ります。その後頻繁に足を運ぶ中で、お二人から「山の家」の管理を任され、自力でコツコツと修繕を進めてきました。その過程で立派なご本尊、朽ちかけた祭具類の存在を知りました。古来の方々が残した大切な営みをこのまま朽ちさせたくない。何とかしてこの地の歴史と文化を存続させたい。そんな思いが、当プロジェクトを本格始動するきっかけとなりました。


① 水洗トイレとシャワー設備が欲しい

 「山の家」のトイレはいわゆる「ぼっとん便所」のまま。壊れた換気扇を交換し掃除して利用していますが、旧式トイレに抵抗がある方も多いと思われます。快適にご利用いただくためにも簡易水洗トイレへの改装が必須と考えています。また、夏場の合気道はかなり汗をかくことと今後のアクティビティでキャンプや周辺のトレッキングなども展開したいことを踏まえシャワー設備を整えたいと考えています。

右:「ぼっとん便所」にプラスチックの洋式便座をかぶせたトイレ。
左:カバーをかけた和式のぼっとん便器。男性用小便器は現在使用禁止中。


② エアコンを取り付けたい

 「山の家」は元は「実技訓練研修施設」として利用されており寝泊まりができる部屋が整っています。2階は5室・約70平米、1階は本堂・食堂・キッチン含め3室約140平米もある合宿所のような建物です。

「山の家」間取り図。2階建てで部屋数も多い。

 しかし、もともと設置されていた昭和の古いエアコン3台は作動しないため、自費で1台だけエアコンを設置しました。伊根町は日本海側で、冬は寒さがかなり厳しく、夏はじっとしていても汗がにじむほど暑く、夜は寝苦しい日が続きます。気候変動の影響で年々気温が上がる中、文化財の保存環境を維持するためにもエアコン設備の拡充は必須と考えています。

昭和時代に設置されたと思われる古いエアコン。


③ キッチン設備とブックカフェの家具・什器を整備したい

 「山の家」には昭和時代の建造当時のキッチンがそのまま残されていましたが、数十年使われないままで損傷がひどく、このままではカフェ開業向けた保健所の検査を通過できない可能性があります。また、ブックカフェの開業にあたりテーブル&チェア、およびブックシェルフの導入が必要です。

昭和時代の老朽化したシステムキッチン。


ブックカフェとする部屋。
床・壁の内装はDIYで完成させたものの、家具は元々あった長机とパイプ椅子を使用中。


 これまで4年にわたる活動にかかった費用は、床板の貼り替えや壁の塗装、お風呂やトイレの部分改修、薪ストーブやエアコン(1台)の購入・設置など、累計200万円以上・・・にものぼります。これらはすべて自分たちで捻出してきました。しかし、プロジェクトを本格化させ、より多くの人々に楽しく快適にご参加いただくために、適切な設備の導入と継続的なプロモーション活動が必要です。そのために必要な資金をクラウドファンディングにて募ることといたしました。

【資金内訳】

◉ 水洗トイレ、シャワー、キッチン、エアコン、ブックカフェの設備費 300万円

◉ イベント・ワークショップ運営、機材の購入費 140万円

◉ プロモーション活動にかかる経費 60万円

-------------------------------------------

合計 500万円

↓ ↓ ↓

このうち必要な資金の40%にあたる「200万円」を目標金額として、クラウドファンディングで支援をお願いしたいと考えています。

コチラがプロジェクトの進行スケジュール(予定)です。

↓ ↓ ↓

※目標金額を超える資金が集まった場合は、当プロジェクトの継続的な運営に充てさせていただく予定です。


 この限界集落に足を踏み入れたとき、寺領の自然と歴史が持つ静けさと美しさに深く心を打たれました。人口減少が進む日本の中で、今まさにこの小さな集落が消滅の危機に瀕している現状を知り、ただ傍観することはできませんでした。「山の家」を拠点に町内外の人々との交流の場を設けることは、皆さんと共に行動を起こすための舞台を築いていくことだと考えています。私たちは、当プロジェクトを通じて多くの人々と出会い、対話を積み重ねることで、この集落に再び活気を取り戻していけると強く確信しています。


 私たちは、伊根町・寺領を町内外の新しい関わり方を模索する「未来のモデル地域」として再生させていきたいと考えています。当プロジェクトを通じて、過疎地域再生の成功例となり、全国へと広がる先駆的な存在となることを目指しています。さらに、寺領を訪れる人々がこの地の魅力を体験し、それぞれの暮らしに持ち帰ることで、新たな循環が生まれます。そして、このような循環が日本各地で展開されることにより、地域再生への活力を取り戻すことができると考えています。

寺領を北へ抜けると、碇(いかり)高原が広がり、その先には美しい日本海を望むことができます。


 最後までお読みいただき誠にありがとうございます。私たちはこの集落を愛し、その未来を繋ぐための活動に全力で取り組んでいます。しかし地域再生には多くの方々との「支援の輪」が欠かせません。寺領の美しい自然、平安時代から続く歴史、そしてかけがえのない文化を未来に継承していくために、一人でも多くの皆さまにご協力をいただければ幸いです。ここで生まれた「支援の輪」が広がり、このプロジェクトが素晴らしい未来をつくる原動力となることを願っています。


未来に希望を紡ぐ「千年の営みを繋ぐプロジェクト」どうぞご支援をよろしくお願いいたします!


皆で力を合わせて、素晴らしい未来をつくり上げていきましょう!



 当プロジェクトへの支援をご検討いただきありがとうございます。私たちの感謝の気持ちを込め心ばかりのリターン(支援のお返し)をご用意いたしました。寺領そして伊根町の特産品や「寺領の寺子屋」をはじめ寺領の魅力を体験いただけるよう工夫しました。また「山の家」は大変不便な場所にあるため、距離に関係なく参加いただけるリターンもご用意しました。これらを通じて私たちの思いが皆さまに届き、よりよきご縁で結ばれることを願っています。

※ご支援状況によりリターンを追加させていただく場合がございます、予めご了承ください。


大変申し訳ございませんが、殆どのリターンが数量限定となっております。

早めのお申し込みをお願いいたします。

◾️体験

【2025年】

・寺領金時芋ほり体験[9月13日(日)]

・切り絵ワークショップ[10月19日(日)]

・寺領エリア&「山の家」見学コース[11月16日(日)]

・ドラム体験[11月16日(日)]

【2026年】

・蕎麦打ち体験[3月15日(日)]

・合気道伊根道場の体験会[4月18日(土)]

・伊根の自然農法・養鶏場の見学コース[5月17日(日)]

・声のワークショップ[6月21日(日)]

・囲碁対局の観戦[7月12日(日)]

・星空観察会[8月22日(土)]

・農作業体験[9月20日(日)]

・DIY体験[10月18日(日)]

◾️観察 ※WEB(SNS)による観察

2025年6月~12月の期間、オンラインで観察いただけます!

・山の家ガルデン(畑)で「枝豆」を育てる

・山の家ガルデン(畑)で「トマト」を育てる

・山の家ガルデン(畑)で「さといも」を育てる

・山の家ガルデン(畑)で「落花生」を育てる

・山の家ガルデン(畑)で「じゃがいも」を育てる

◾️オンラインイベント

・オンライントークイベント ゲスト・ルチャ・リブロ青木真兵さん[2025年12月22日(金)]

・オンライン報告会[2026年2月20日(金)]

・オンライン直会(なおらい)[2026年4月18日(土)]

◾️特産品

・寺領金時ほしいも(80g) 

・薦池大納言小豆(350g)

・筒川そば 乾そば(3人前)

・伊根のイワシのバーニャカウダ(85g)

・CAFE&BB guri 伊根筒川産蕎麦のフィナンシェ(300g)

・筒川米(900g)

・イネノソラGOHAN お食事券(中華そば)

・山の家カフェ お食事券(ガレット+ドリンク)

◾️オリジナルグッズ

・山の家パンフレット

・山の家オリジナル手ぬぐい

・山の家オリジナルTシャツ

◾️貴重なアイテム

・書籍「図書館には人がいないほうがいい」 ※内田樹(著) 著者直筆サイン入り

・書籍「凱風館日乗」 ※内田樹(著) 著者直筆サイン入り


リターン(支援のお返し)の詳しい内容につきましては、記載されている詳細情報をご確認ください。





支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 歴史資源や文化財の保存活動費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

もっと見る
  • いつも山の家プロジェクトを応援いただき、本当にありがとうございます。一社)ソーシャルクリエイティブラボの松田かおりです。都市と地元の文化交流イベント「寺領の寺子屋」について、その後の進捗をご報告いたします。※TOP画像は、5月のイベントで伺った伊根町・三野養鶏さんでの様子です。実は、日々の活動や山の家の運営に奔走するあまり・・・支援者の皆様への活動報告が大変遅くなってしまいました。最後に寺領の寺子屋についてご報告したのが昨年の秋口であったのに、今や季節は7月・・・。大変長らくお待たせしてしまい、申し訳ありません。この半年間、私たちは二拠点生活を送りながら、山の家を単なる私有財産ではなく、地域の資源をみんなで分かち合う「コモン(共有地)」とするために、手作りで場を育んできました。その後の歩みと、これからの予定をダイジェストでご報告いたします。①【NEWS!】寺領の寺子屋イベントが、 京都府「京都文化力チャレンジ補助事業」に採択!大変嬉しいニュースです。私たちの取り組みが、京都府の「京都文化力チャレンジ補助事業」に正式に採択されました。この事業は、文化芸術の力で地域を元気にし、住民が地域文化に誇りを持てるような創意工夫のある活動を支援するものです。私たちが掲げる「地域の資源をコモン(共有地)として開き、文化交流拠点を育てる」という挑戦が、公的にも価値あるものと認めていただけた形になります。がんばって申請書を書いた甲斐がありました。今年度の寺領の寺子屋・全7回のうち既に4回を終えましたが、行政からの後押しも力に変えて、残りの期間も京都、そして寺領の文化力向上に資する場づくりに努めてまいります。② 12月~7月までの活動報告(これまで)冬の深い雪の期間を挟みながら、春から初夏にかけて山の家らしい時間を少しずつ積み重ねてきました。※1月~3月は雪のためお休み。12月:ルチャ・リブロ 青木真兵さん座談会「都会の時間から逃れて、私たちは何を『手作り』するか?」奈良・東吉野村で私設図書館「ルチャ・リブロ」を営む青木真兵さんをゲストに迎え、山で暮らすことについて対話しました。「山は数値化できない場所。身体のセンサーをオンにすると、都会の数字や効率に満ちた空間に耐えられなくなっていく」というお話は、一同の胸に深く響きました。山の家が、便利さの提供ではなく、自らの生き方を楽しく手作りする「アジール(避難所)」でありたいと強く再確認した回となりました。手作りのものに囲まれて暮らすことの心地よさを語る5月:地元・伊根町の自然農法見学会高砂道場の皆様の合宿と重ねて、地元の豊かな食と農を巡りました。三野養鶏さん: 数千羽という超マイクロ養鶏場で、鶏の命を大切に育てられている養鶏法と、鶏さんの体のあたたかさに直接触れる体験。自家配合の餌で育つ元気な鶏たちの姿に感動しました。同行した建築家の光嶋裕介先生(ブライアン)が養鶏場の構造を熱心に記録されていたのも印象的でした!平飼いの子屋の中で鶏さんに餌やり体験やさいやつちのこさん: 畝がなく、まるで「野菜の森」のように命が循環する畑を見学。まさに「合気道的な農業」の圧倒的な生命エネルギーに言葉を失うほどでした。都市と地元の人たちの深い文化交流の原点となる日になりました。畑の番人・藤原さんと見学する高砂道場の皆さん6月:声のワークショップ「声の響き 身体の再発見」ボイストレーナー・有田亜希子さん(神戸・合気道凱風館の同門の友人です)をお迎えし、神戸、大阪、豊岡、そして地元伊根町から、表現者、ヨガ実践者、合気道の同門など年齢も背景も異なるメンバーが山の家の本堂に集まりました。山あいの静かな空気のなか、大きな輪になって深い呼吸と声の響きを感じ合う時間は、まさに現代の「寺子屋」そのものの光景でした。ペアワークをしながら自分の声について確かめ合う。7月:囲碁のワークショップ「盤上の真剣勝負に学ぶ」関西棋院のプロ棋士・中野泰宏九段(神戸・合気道凱風館の同門の友人です)をゲストにお迎えしました。地元の囲碁サークルの皆様のご協力を得て、立派な碁盤と碁石を本堂にずらりと設営。ご本尊と碁盤が並ぶ凛々しい景色の中、地元の伊根町、与謝野町、豊岡市から、小学生からベテランまで世代を超えた囲碁愛好家が集結しました。中野先生が、5人の参加者と同時に真剣勝負を繰り広げる「指導碁」が行われ、本堂には静かで濃密な時間が流れました。中野先生が教えてくださった【手談(しゅだん)】—言葉を交わさなくとも碁を一局打てば心が通じ合う―という言葉の通り、静かに碁盤に向き合いながら深く対話する、山の家にぴったりな時間となりました。お着物姿の中野先生と参加者の皆さん③ 8月~10月の活動予定(これから)8月以降も、寺領の豊かな自然と深い思想に触れる企画を用意しています。8月22日(土):寺領の星空観察会 ゲスト:星空ガイド・徳本英明さん「丹後海と星が見える丘公園」で星空ガイドをされている徳本英明さんをお迎えします。街灯がひとつもない、山の家・寺領だからこそ体験できる「真っ暗な森の夜空」に広がる満天の星をみんなで観察します。既に地元の方々を中心に多数のお申し込みをいただいています!合気道高砂道場長・永山春菜さん撮影9月19日(土):秋の日暮れの哲学対話 ゲスト:哲学者・永井玲衣さん9月にはなんと、今をときめく哲学者・永井玲衣さんを寺領にお迎えします。秋が深まりゆく寺領の静けさの中で、日常から離れてじっくりと問いを重ね、言葉を交わす時間を過ごしましょう。10月18日(日):DIYワークショップ山の家の隣にある我らが「本丸」のDIYに挑戦します。本丸は、末は宿泊施設か、拓の夢であるマイクロブルワリーか?と夢見る古民家です。現在、内部はほぼスケルトン状態で、内田樹先生のサイン入りユンボが鎮座しています。10月時点でどんな作業ができるか未定ですが、DIYにご興味のある方はぜひ。世界に一台だけ!内田先生のネコマンガつきユンボ。これから夏から秋にかけて、週末のカフェ営業や、合気道の稽古も平日のコマ数も増やすなど、本格化させていきます。皆様、これからも山の家プロジェクトをどうぞよろしくお願いいたします! もっと見る
  • こんにちは。一社)ソーシャルクリエイティブラボの松田拓・かおりです。最後に進捗報告をしてからお時間をいただいてしまいましたが、皆様お変わりありませんでしょうか?この間私たちのプロジェクトでは、クラファンでの公約実現に向けて、暑い夏も雪降る夜も地道に活動を継続しておりました。(特に昨冬はかなりの雪があり、その影響もあって進捗に遅れが出ました)まず、改めてクラファンで掲げた私たちの公約を確認いたします。最終目標:山の家がある寺領という集落を存続させ「コモン(共有地)」をつくること。実現すること:・合気道を主軸とした文化交流の場「寺領の寺子屋」を開きます。・読書と地域の食文化を楽しむブックカフェを開きます。・歴史的な資源の保護と発信を行います。クラファン支援で実行したいこと:広く人が集う場のインフラ整備実施のため、① 水洗トイレとシャワー設備が欲しい。② エアコンを取り付けたい。③ キッチン設備とブックカフェの家具・什器を整備したい。この段階で会計報告をさせていただきます。【収入】まず、キャンプファイヤーでのクラファンを通じて振り込まれた金額は、2,153,040円でした。総支援額2,930,000円手数料(12%)    351,600円決済手数料(5%)    146,500円手数料・キャンペーン適用小計    498,100円手数料・キャンペーン適用にかかる消費税(10.0%)    49,810円手数料・キャンペーン適用合計    547,910円クーポン値引き分    135,550円サポート費    93,500円合計振込金額(総支援額)ー(手数料・キャンペーン適用合計)ー(クーポン値引き分)ー(サポート費)2,153,040円達成金額は2,930,000円と、300万近い額面に見えますが、実際は手数料などがあり、私たちの手元に残るのは210万強という金額になりました。また、キャンプファイヤーのプラットフォームを利用できないが支援をしたいという方が複数名いらっしゃり、合計17万円強のご支援を頂戴しました。皆様、本当にありがとうございました。上記合計2,323,040円の予算で、山の家のインフラ整備に着手しました。古いシンクを片付けている途中の様子以下が会計報告になります。【支出】●工事①・エアコン取付工事(本堂、キッチン、太鼓の間、会議室)・エアコン室外機雪害対策工事・照明取り付け工事(キッチン、食堂、会議室)・キッチン・レンジフード取り付け工事・上記に伴う分電盤の改修工事合計:1,006,600円※クラファンの現金支援者が友人の電気工事屋さんをご紹介くださり、協力価格で丁寧に対応してくださいました。京都市内からかけつけてくれた工事やさん・とくちゃん●工事2・ぼっとんトイレを簡易水洗トイレに改装・給湯器の取り付け・温水シャワー2か所の取り付け・ガスオーブンの取り付け合計:720,500円※地元でお世話になっているガスやさんが与謝野町の設備工事屋さんをご紹介くださり、こちらも協力価格で丁寧に対応してくださいました。旧・シンクをとっぱらってお掃除しました●厨房設備機器ガスコンロコンロ台調理台(アイランド型・収納付き)ガスオーブン用調理台卓上ガスオーブン家庭用冷蔵庫2台業務用炊飯器コーヒーメーカーレンジフード合計:527,406円※できるだけ中古の機器で賄えるよう、何カ月もPC画面とにらめっこして厳選しました。すべてを中古でというわけにはいきませんでしたが、オール新品にした場合と比べ、20万程度支出を抑えることができています。内窓よりも低い高さの冷蔵庫を選定し、搬入。●家具類(IKEA)・トイレ用洗面台・カフェ用のテーブル・チェア2セット・図書室用の本棚8台合計346,674円※かおりの夢であるカフェの家具・什器はこだわりたい・・・という気持ちもありましたが、夢であるだけにこだわりだすとキリがありません。「これが、いい」の追求ではなく、「これで、いい」と思えるものを厳選したつもりです。支出合計 2,601,180円これらの工事により、当初掲げていた「交流拠点としてのインフラ整備」は9割方完了いたしました。特に100万円近い多額のご支援をいただいた方を含め、皆様からのご支援はインフラ整備の要である電気・水回り、キッチン・図書室の再生に全額集中投下いたしました。長机で調理していた場所に、業務用調理台を導入。自己資金について、ここまでの累計・内訳です。カフェや宿泊で使用する食器類や細かな備品などは、全額自己資金にて充当しております。 ●自己資金による対応・上記の支出に対する赤字分278,140円・トイレの内装工事(拓によるDIY)材料費70,000円・鍋などのキッチン道具 25,000円・カフェ用の食器 130,000円・リターンの調達/発送およそ200,000円・「寺領の寺子屋」イベント運営費・および講師(謝礼・宿泊滞在費)およそ330,000円自己資金・現時点での累計 878,140円また、年間30往復ほどの高速・ガソリン代、交通費、山の家での消耗品、備品の調達、デザインや企画などのコストもありますが、ここでは割愛します。正直に申し上げますと、二拠点生活とこの規模の改修維持は、学齢期の子育て中で、高い税金と物価高に苦しむ家計にとって大変な挑戦です・・・(苦笑)。ですが、寺領の存続は私たちの社会的使命であり、山の家活動は私たちの生きがい。何のために考え、働いているのか?と問われたら、子どもたちを健全に自立させること、そして、コレを実現するためだ!と即答いたします。最後に我々の師匠・内田樹先生がいつも引かれる植木等の歌詞をこちらに記して〆とさせていただきたいと思います。♪ぜにのないやつぁ俺んとこへこい俺もないけど 心配すんなみろよ 青い空 白い雲そのうちなんとかなるだろう♪「だまって俺について来い」植木等作詞:青島幸男 作曲:萩原哲晶「そのうちなんとかなるだろう」というのは、明るく愉快に取り組もうという精神のことであり、手を抜くというつもりではありません!まさに「人事を尽くして天命を待つ」の心持ち。私たちは山の家の基盤づくりを終えた今、次のフェーズ、つまり持続性を高める仕組みづくりに向かって動き出しています。これからの社会により必要とされるであろう、寺領らしい「コモン」を未来に残していけるように—。さあ、皆様のご支援で見違えるようにバージョンアップした山の家を見に、あなたもぜひ遊びにいらしてください!4月から「寺領の寺子屋」イベントも再開しております。今後の予定も別の記事で告知させていただきます! もっと見る
  • こんにちは! 一社)ソーシャルクリエイティブラボの松田かおりです。秋晴れの中、10月19日(日)に「寺領の寺子屋」第2回目を開催いたしましたので、ご報告させていただきます!今回は、切り絵作家の三上亜希子さんをお迎えし「切り絵ワークショップ」を開催いたしました。講師の三上亜希子さん。なんと、自画像も切り絵です!今回は、地元伊根町から2名、京阪神から2名の、全員女性という華やかなメンバーがご参加。少人数ならではのとても温かい時間となりました。伊根町の「菊」が繋ぐ、それぞれの物語今回挑戦したモチーフは、かわいらしい「菊の花」。これは、伊根町の町の花でもあります。菊の花にキキョウを合わせて。秋らしいモチーフですね京阪神からご参加のお二人はグラフィックデザイナーさん。さすが手先が器用で、スルスルと美しい作品を仕上げていらっしゃいました。もうお一方は、お子さんのキャラ弁づくりがお得意で、海苔をカッターで細かくカットしてかわいい作品を毎日作っているという「つわもの」!図案をぱっと見ただけで作業の難易度が分かるほどの「経験者」レベル!とても楽しんで取り組んでいただけたようです。みなさん真剣に手先を動かします大輪の菊の花寺領「山の家」が繋いだ、過去と未来のご縁そして・・・今回、とてもびっくりな出会いがありました。地元・伊根町からご参加くださったH美さん。この方は「山の家」がある寺領地区で育った方だったのです!今も時折、ご自宅を見回りに戻られ、山の家の様子や私たちの畑のこともいつも気にかけてくださっていたそうです。平日に来られているからか、今までなかなか出会えていなかったのですね。「山の家」が集落の集会所として機能していた頃、H美さんご自身がよくお掃除をしてくださっていたそうで・・・。私たちが知らなかった在りし日の山の家の様子を、懐かしそうに話してくださいました。H美さんのお父様がご存命のころには、寺領地域で活発に地域活動をされており、多くの方が離村する中、寺領に残っていた仏像3体を丹後ミュージアムで保管してもらうための運動をリードされていたそうです。残された1体は今、山の家でお守りしており、H美さんも静かに手を合わせてくださいました。私たちが山の家を少しずつリノベーションし、クラウドファンディングでたくさんの方々からご支援を受け、この場所をご本尊を大切にお守りしていることを、心から喜んでくださり、「山の家を中心に寺領を存続させていきたい」という私たちの想いに、心からエールを送ってくださいました。(なんと、伊根の方に舟屋もお持ちとのことで、今度ご招待いただけることになりました!楽しみ!)少しずつ広がる、応援の輪お昼は、拓が腕をふるった天ぷらと、いつもの筒川蕎麦をみんなで囲み、美味しい地元の幸に舌鼓。食後のおしゃべりタイムも、話題が尽きません。拓が丹精する畑で、当日に収穫したなすを素揚げに地元名産筒川蕎麦。(株)筒川蕎麦の社長S尾さん自ら手打ちしてくださいます山の家の天ぷら三兄弟(秋編)。畑のなすと甘長唐辛子、宮津のちくわそんな中、H美さんをお迎えに来られた「いねタク」の運転手さんと、集落に仕掛けられた鹿の罠を見回りに来られたW田さんが、ふらりと山の家に立ち寄ってくださいました。お二人とも「都会から来た人たちが何か変わったことをやっているらしい」という噂はご存知だったそうです。実際に中に入ってご本尊をご覧になり「おお!あれがご本尊かー!」と感動されていました。お二人はそれぞれ合気道経験者、柔道経験者とのことで、本堂に広がる33畳の畳をご覧になって受け身でころころ転がりたそうにされていました(笑)。W田さんには、私たちが再生を目指す隣の古民家「本丸」もご案内。フルスケルトン化が進行中の姿を前にこれからの夢を語る私たちに「うん!自分らの好きなようにどんどんやったらええよ!本丸の工事も仲間を連れて手伝うよ!」とのお言葉も・・・!これ以上ない喜びでありました。秋の恵み、100個以上の渋柿を収穫!町の方々がお帰りになった後は、山の家の前にたわわに実る渋柿を、みんなで夢中になって収穫!長~い竹の先っちょを割った渋柿収穫用のツールは、お向かいのN村さんから貸していただきました。めちゃめちゃ楽しくて、もう帰らないといけない時間になり「そろそろ終わりますよー」と声をかけるも、講師の三上さんの手は全く止まらず(笑)。あっという間に農業用の箱2箱がパンパンに。この日だけで100個以上は収穫できましたが、まだ半分以上の実が残っています。美味しい干し柿になるのが楽しみです!おっとっと、落とさないように慎重に棒を動かしますめっちゃ高いところの実もヒョイっと収穫この道具を考えた人、天才!最終的にこの籠がいっぱいになりました町内外の方々が文化交流する場を続ける「寺領の寺子屋」活動で私たちが掲げた目的は、町内外の人たちが文化交流する場をつくることです。前回に続き今回も、ささやかな場でありながら、とても深く、そして温かくこの目的を果たせた一日となったと思います。何よりも、地元・伊根町の方々からそっと応援していただけている、という手応えを感じることができ、私たちの大きな力になりました。ご参加いただいた皆様、講師の三上さん、そして温かく見守ってくださった伊根町の皆様、本当にありがとうございました!後日談:伊根町内からの参加者さんからうれしい報告をいただきました。なんと、これを機に切り絵にハマり、新たな作品を制作して12月に地元で行われる筒川文化祭に出品されることにしたとのこと!「またやってほしいです!」のリクエストもいただきうれしい限り。今後もいろいろと楽しい企画を考えていきます! もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


  1. 2025/04/20 18:08

    なかなか行けない距離ではあるのですが、以前からお話を聞いていてとても美しい場所なんだろうなと想像を膨らませていました。応援しています。頑張ってください!

    1. 2025/04/20 22:10

      >SAWABE Yさん 応援コメントありがとうございます!なかなか来ていただくのは難しいと思うですので、ご本尊と一緒に京都から念をお送りしますね。引き続きプロジェクトを見守っていただけると嬉しいです!


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!