
人口減問題と言われますが、問題の本質は『減少』ではなく『一極化』です。明治40年代の日本の人口は5000万人でしたが、全国津々浦々で人々は生業を営み、固有の伝統や文化を守っていました。今その2倍以上の人口がありながら、『地方にはもう住めない。都市でしか暮らせない』というのは人口過密地と人口過疎地が作為的に創り出されているからです。
行政コストの削減のためにはそれが正解なのかも知れませんが、日本人は別に行政コストの削減のために生きているわけではありません。日本人が楽しく暮らせるようにするのが行政の仕事のはずです。話が転倒しています。
マクラが長くてすみません。松田さんご夫妻はこの過疎化にほとんど徒手空拳で立ち向かって、超限界集落を新しい生業と文化のための拠点として再建しようとしています。すばらしいことです。この壮図を聴いたら、かのカール・マルクスも『偉い!』と膝を打つことでしょう。泉下のマルクスに代わって私が申し上げます(代わる権利ないんですけど)。『偉い!』。





