
「よみがえる20世紀の列車たち第2章4 私鉄1」はいよいよ仕上げ作業の佳境の段階に入り、まもなく最終チェックの作業に入ります。
今回は奥井宗夫氏が撮影した1990年代後半のデジタルビデオを再編集した作品で、能勢電・南海・ことでん・西鉄・京阪・近江鉄道というラインナップの西日本の私鉄各社の懐かしい映像がこれでもかと収録されています。
1990年代前半のアナログビデオカメラの撮影による前作から数年後だが、この時期に色々な鉄道風景が目まぐるしく姿を変えていった時期でもありました。ちょうど私は阪急系の撮影所・宝塚映像に勤めていたサラリーマン時代。その時関わった「FOREVER MALOON」という阪急のビデオ作品の撮影のために当時の川崎重工の兵庫工場に伺った時のことです。構内に何やら見たことのないピカピカの車両が留置されていました。赤と濃い黄色のようなツートンカラーの2階建車両で、その上下の窓の間に何やら雅な行列の様子を描いたイラストがありました。そう、それが京阪8000系のダブルデッカーとの初めての出会いでした。
この車両はすでに活躍していた8000系に組み込まれ、京阪本線の新しいスターとなりました。ちょうどその頃の映像が、この作品にはたっぷりと収録されています。





