デジタル結アプリNetroで都市と地域をつなぐ、“新しい豊かさ"を育てたい

現在の支援総額

666,505

55%

目標金額は1,200,000円

支援者数

46

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/06/27に募集を開始し、 46人の支援により 666,505円の資金を集め、 2025/07/27に募集を終了しました

デジタル結アプリNetroで都市と地域をつなぐ、“新しい豊かさ"を育てたい

現在の支援総額

666,505

55%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数46

このプロジェクトは、2025/06/27に募集を開始し、 46人の支援により 666,505円の資金を集め、 2025/07/27に募集を終了しました

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Netroプロジェクトをご支援いただいた皆様へこの度は、デジタル結アプリ「Netro」のクラウドファンディングプロジェクトにご支援をいただき、心より感謝申し上げます。皆様の温かいご支援により、2025年7月25日をもってプロジェクトが成功裏に終了いたしました。最終的に46名の方々から合計66万円のご支援をいただくことができました!■ 皆様のご支援に感謝です今回のクラウドファンディングでは、単なる資金調達を超えて、「日本の伝統的な結の精神をデジタルで現代に蘇らせたい」という私たちの想いに、これほど多くの方が共感してくださったことに深く感動しております。ご支援をいただいただけでなく、プロジェクトページやSNSで数多くの応援メッセージをお寄せいただき、拡散にもご協力いただきました。一つひとつのコメントが、私たちチーム全員の大きな励みとなり、プロジェクトを前に進める原動力となりました。特に、愛媛県松野町での開発体験や、インドでのハッカソンから始まったこのプロジェクトの背景をご理解いただき、「新しい豊かさ」という私たちの理念に賛同してくださったことに、代表の田中をはじめ、開発メンバーのRohan、Aman、Dhruv、そして一緒にNetroを作ってくれているコミュニティメンバーも感謝の気持ちでいっぱいです。■ 資金の活用計画につきまして皆様からいただいたご支援は、以下の用途で大切に活用させていただきます:主要適用→システム開発と改良:AIマッチング機能の向上、UI/UXの大幅アップデート※ご支援をいただいた皆様には、新Netroのリリース案内や事前のお披露目会&交流会などご案内をさせていただきます!■ 今後のスケジュールとロードマップ2025年9月〜:リターン品の発送・実施ご支援いただいた返礼を順次お届けいたします体験型リターンについては個別にご連絡させていただきます2025年8月〜10月:システム開発・改良期間コンセプトの仮説検証と概念の拡張(コンセプト刷新)利用者の使用体験の大幅改善新機能の実装2025年10月(予定):Netro正式版リリース一般向け利用のリリース2026年春以降:全国展開フェーズ100地域、1000クエストの達成を目指します各地の地域のハブとなる「人」ネットワーク作り企業との連携プログラム開始■ 皆様とのつながりを大切にこのクラウドファンディングの成功は、私たちの新たな始まりです。Netroを通じて生まれるコミュニティの一員として、今後も末永くお付き合いいただければ幸いです。プロジェクトの進捗状況は、定期的にメールニュースレターやNetro公式サイト(準備中)、SNSでご報告させていただきます。また、何かご質問やご意見がございましたら、いつでもお気軽にお声がけください。■ 現代版「結」の実現に向けて古来から受け継がれてきた「結」の精神を、デジタル技術で現代に蘇らせ、都市と地域をつなぐ新しい豊かさを創造する、大きな挑戦を、皆様と一緒に歩んでいけることを心より嬉しく思います。「足るを知る」という理念のもと、必要なものを理解し、今あるものに感謝しながら、余ったものは物と気持ちを分かち合う。そんな持続可能な生き方の輪を、Netroを通じて全国に広げてまいります。改めまして、この度は貴重なご支援を賜り、誠にありがとうございました。皆様のおかげで、新しい「結」の扉を開くことができました。今後とも末永く、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。Netropolis代表 田中雄揮開発チームおよびコミュティメンバー 一同



本日でクラウドファンディング最終日となりました!約30日間駆け抜けてきて、40名を超える方にご支援をいただいています。皆様からいただいた応援コメント、一つ一つが心に響きます。ありがとうございます!残り数時間、最後まで頑張っていきますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします!


5月4日の田植え体験に続いて、今回は古民家改修の体験レポートをお届けします。Netroの体験リンクはこちら: https://app.netro.world/quest-details/b9985c88-437e-4bce-9c37-54a2ad91538c今回も都心から電車で2時間、里山が残る千葉県いすみ市で、今度は7月19日に古民家の改修体験に参加してきました。体験主催は、前回の田植えでもお世話になった浦安で井関産業を経営される安並さんです。今回はNetroから2名、総勢11名が参加した古民家の改修作業でした。今回の舞台は竹藪に覆われた斜面。ここを手入れしながら、しっかりとした法面を作っていく作業です。<竹藪に覆われた斜面の状況>今回の古民家改修は昨年10月より月に一回のペースで開催されており、いすみ市で活躍される土中環境の専門家の方を講師にお招きして、皆で学びながらその場で実践作業する会でした。土中環境とは、自然や菌の力を利用した伝統的な土木技術を現代に甦らせている取り組みです。現代の重機に頼った土木とは違い、昔ながらの知恵が詰まった工法で、環境に優しく持続可能な土地づくりを実現しています。(土中環境について詳しくはPatagoniaさんの記事をご覧ください:https://www.patagonia.jp/stories/original-civil-engineering/story-129492.html)今回の作業は、まず竹藪を一度全て伐採するところから始まりました。そして傾斜になっている部分に、土中環境さんならではの伝統の知恵が詰まった工法で擁壁を作っていきます。表面を焼いた杭を打ち込む作業に、焼き杭は腐食に強いことや、長期間にわたって構造を支える伝統的な技術であることを紹介してもらったり、、竹、笹、竹炭、くん炭(籾殻の炭)をミルフィーユのように層にして積み重ねていったりした作業が印象的でした。現代土木とは全く違った、昔ながらの知恵が詰まったやり方に、参加者一同驚きと感動の連続でした。<焼き杭や斜面作業の風景>作業は10時頃から始めて、適度に休憩を挟みながら16時頃まで、みっちりと行いました。土を運ぶ作業も相当な重労働で、参加者の体力が試される場面でもあり、かなり体力勝負の一日でしたが、皆で話しながら作業を進めるのは本当に楽しい時間です。今日初めて会った方々ばかりでしたが、作業を共にするとすぐに話題もできて会話が弾むものですね。これぞまさに、Netroが大切にしている「同じ価値観の人との繋がり」そのものです。参加されたみなさんは、仕事では業種業界が全く違うのですが、この時間を通して、仕事では知り合えない一面を見られたように思います。最後は綺麗になった竹藪と出来上がった法面を皆で見て、その成果に圧巻。本当に満足のいく仕上がりでした。<完成後の法面>この法面には今後、どんぐりがなる紅葉樹(シイなど)を植樹していく予定です。樹木が成長することで根張りが効き、土が流れない丈夫な法面に生まれ変わるということでした。自然の力を活かした、まさに持続可能な土地づくりですね。ちなみに、お昼は、また安並さんにご準備いただき、地元の美味しいもので交流は、みんなで地元のハンバーガーをいただきながら、参加者同士の交流を深めました。そして、いすみ市の夏の恵み、甘くて美味しいスイカも味わうことができました。作業で疲れた体に、この自然の甘さが染み渡ります。今回の法面づくりに続いて、次回は紅葉樹の植樹の体験が開催されるかもしれません。手作りの法面が次は、実際に樹木を植える体験にシリーズ化していけたらと思います!Netroでは、このような「知り合いの知り合い」での繋がり方と、職場とも家庭とも違うサードプレイスとして共同作業を通した自然な交流の場を大切にしています。労働力として人を募集するのではなく、同じ価値観を持つ人同士が出会い、打ち解け合える関係性づくりを応援しています。今回も、古民家改修という共通の体験を通じて、人が笑い合い、学び合い、交流が深まる瞬間に立ち会えて、本当に充実した時間を過ごすことができました。伝統の知恵と現代の人々を結ぶ、素晴らしい体験でした。また、「こんなことやってみたい!」などのリクエストも大募集です!ぜひ、こちらからNetroの場づくりに関わってください!https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScwwmwCZTnGw9TUFteJnL4ojkWG4TkDJxgWnkjUnRm19aE1gQ/viewform?usp=preview


この記事はNetroで農業体験のホストを提供されている椎野滉平さんのインタビューを形式にまとめたものです。ラジオ形式で下記のリンクより聞くこともできます!Youtubeで聴くSpotifyで聴くタイトル:「機械メーカーから畑へ」それまで安定した職を得ていた椎野さんが、あえて農家になって、自然栽培をやることになったのか、インタビュー形式で生き方に触れていきます。田中: 自然栽培との出会いはいつだったのでしょうか?その前は何をやられていたか教えてください。椎野: もともとは機械メーカーで営業をしていました。大学卒業後、愛知県周辺の三重県を担当し、名古屋から伊勢、松阪まで一日300キロ運転してお客さんを巡っていました。自動車工場から小さなお豆腐屋さんまで多業種でしたが、私は食品関係を多く担当していました。大量生産する工場もあれば、一個のお饅頭、一個の豆腐に魂をかけているような職人さんもいて、いろんな作り方があると感じていました。田中: そこから自然栽培にはどのように?椎野: 当時付き合っていた妻の影響です。妻は小さな頃から自然栽培のお米を食べて育ち、「こういうお米もあるよ」と教えてくれました。私は安くてコスパの良いものばかり食べてきましたが、同じ形のお米なのになぜ味わいが違うのか、何かが違うと気づいたんです。自然の力を信じて栽培する方法に強く興味を惹かれました。メーカー勤務だったので、物の作り方や仕組みに興味があり、自分が食べているものがどう作られているのか知りたかったんです。田中: 実際に自然栽培に関わるようになったきっかけは?椎野: 愛媛の本社に戻った時、機械メーカーでは安定したキャリアが見込めましたが、「どうやったら健やかに生きることができるか」を深く考えるようになりました。週末に愛媛県内の畑を巡るようになったんです。農家さんに直接連絡して畑を見せてもらう土日が楽しみで、平日の仕事を頑張る原動力になっていました。半年ほど続けた頃、佐伯さんという自然栽培農家を知りました。連絡すると「いいよ、おいで」と快く迎えてくださり、土日に一緒に作業するようになりました。そこで「自然体という組織がスタートするから仲間を探している」と聞き、「ぜひ一緒にやりたい」とお答しました。それが機械メーカーから自然栽培への転機となり、今年で5年目になります。田中: 佐伯さんから何を学ばれましたか?椎野: 佐伯さんは観察眼がすごく、私を見て「椎野はこういう作物が向いてそうだよ」とおっしゃってくださいました。作物を育てた経験もなく、土日のスポット作業だけだった私に、「栽培技術も大事だけど、それ以前に観察が重要。畑そのものの観察、作物の観察、命の観察」と教えてくれました。「自然界がお前を育ててくれるから、もちろん俺も教えるけど、きっと大丈夫だよ」と後押ししてくれて、とても安心できました。田中: メーカー時代と自然栽培、ものづくりに対する感覚の違いはありますか?椎野: メーカーでも、一個のネジを組み立てて機械ができた時、「生きているなあ」という感覚がありました。思い入れのある機械は回転数が良く、大事にされている機械は誇らしげで、雑に扱われている機械は物悲しげに見えました。作物の場合は実際に土に根を張って現在進行形で生きている。人が想像している以上にセンシティブな命だと感じます。種をまく時に「頑張ってね」と声をかけ、芽が出てきたら撫でます。そうすると自分も嬉しいし、作物も喜んでくれているような気がします。田中: 椎野さんにとって自然や作物はどういう存在ですか?椎野: 最初は「育てる」と思っていましたが、今は「育つお手伝いをしている」と感じています。佐伯さんの教えで印象的だったのは、「この畑にこれを植えたいから植えるのではなく、この畑なら何が育てやすいかを考える。作物に寄り添う考え方が大事」ということでした。目で見て「この子は水が欲しいのか、日当たりが強すぎるのか」を判断し、手で触って乾き具合や土の様子、香りも感じることができます。五感で会話ができるのはとても面白く、いつも対話があるような感じです。田中: 自然の厳しさや困難はいかがですか?椎野: 自然は偉大で優しさもあれば厳しさもあります。指先から足先まで凍るような日もあれば、40℃近い炎天下の日もあります。夏は早朝から作業し、8時半頃までなら涼しく作業できます。暑い時間は車で田んぼを回る水管理に切り替えます。田んぼの水が火傷するほど熱くなるので、水を入れ替えてお米を冷やしてあげることもあります。冬は防寒して暖かい時間に短期集中で作業します。玉ねぎの収穫時期は梅雨前に終わらせないと雨で傷んでしまいます。佐伯さんから「この作物の命を守れるのは現場にいる畑に立つお前だけだ」と言われています。見守って育ってくれた命たちを美味しい形でお客さんに届けたいと思うと、力が湧いてきて、作物からもエールをもらっているような気がします。田中: 今後、自然栽培とどう関わっていきたいですか?椎野: 人に伝えることが好きで、特に畑に子どもたちが来た時は良い経験をさせてもらっています。収穫体験や植え付け体験で地域の子どもたちやママさんコミュニティが来ると、子どもたちの目がキラキラして「なんでこんな形してるの?」「根っこって短いのにこんなに広がってるね」と不思議そうに見ています。自然の仕組みに触れる子どもたちや大人たちを見て、良い経験をしてもらっているなと思います。そういう場づくりや機会を自然栽培を通して作っていきたいです。田中: 次世代への想いはいかがですか?椎野: 自然の力だけで育つのを目の当たりにして、偉大な自然の一部である自分の命にも自然の力が宿っていると感じ、生きる力が湧いてきます。私たちは耕作放棄地の再生にも取り組んでいます。再生1年目の土と、佐伯さんが何十年育ててきた素晴らしい土、両方を経験しました。草の生え方、種類、勢いが全然違い、ステージが変わってきます。良い土を後世に残していくのは尊いことです。これからの方たちにも体験してほしいし、良いコンディションの土がいっぱい増えてほしい。そういう体験を後世の人にしてもらいたいと思っています。田中: 自然栽培に興味のある方へのメッセージをお願いします。椎野: 今、自然栽培に興味のある方は全国に広まっていて、自然体の農学校もできています。自然栽培も農業もやったことがない方は、自然体の農学校もありますし、私のように機械メーカーから自然栽培の畑に転身して、今も活動できています。やったことがないから難しいという考えもあるでしょうが、踏み出してみて、そういう団体に関わっていただければ、自分に合った生き方ややり方が見つけられると思います。田中: 椎野さん、本日はありがとうございました。椎野: ありがとうございます。


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