プロジェクトのきっかけ発案された木村さんが、地元の上山市で講演されるそうです。これまでの取り組みを直接、ご本人にお会いし伺える機会かと思いますので、ぜひご予定いただければ幸いです。以下、上山市図書館のイベント情報からになります。詳しくはURLから直接ご確認ください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日時 2025年12月7日(日) 14:00~15:30場所 上山市立図書館 視聴覚室定員 50人 ※無料・要申込。内容 ●スマホを「目」にする技術 ●読書バリアフリーの最前線 ●視覚障がい者向けの「情報サポートグッズ」体験展示講師 木村 清 さん(全盲の視覚障がい者)上山市出身・在住。視覚障がい者支援アプリ「ナビレンス」の普及活動に精力的に取り組む。山形美術館での作品解説や施設案内に「ナビレンス」を活用する社会実験を実現。上山市図書館イベント情報https://www.kaminoyama-lib.jp/2025kouen-barrierfree.html
山形美術館でナビレンスを体験いただけたでしょうか?報告遅くなりましたが、写真は9月24日の体験会の様子です。視覚に障害のある当事者の方はもちろん、県外からや、他館の学芸員の方、行政の方、一般の方と参加者の幅も広く、充実した会になったかと思っています。体験会以外の日でも、美術館での設置事例が少ないということもあってから、県外からの問い合わせ、実際に体験に来ていただくことも少なくないようです。昨日11月7日の予約体験では仙台からもお越しいただきました。普段スマホを持たない方ということで、ボランティアの方と会場をまわられました。明日、11月9日(日)、来週13日(木)、15日(日)も菊地と木村さんが、山形美術館におりますので、ぜひナビレンスを使った鑑賞体験にお越しください。9月の設置以降、体験会やアンケートの意見を反映し、ナビレンスの大きさや設置場所、テキストの改良を重ねています。今後も設置期間中、工夫や検討を続けていきたいと思っています。設置して終わりではなく、当事者や関係者、一般の来場者を含めた皆さんと検討対話していくことが、合理的配慮の本質ではないかと思っています。今回のプロジェクトはナビレンスという技術や道具の紹介することが目的ではなく、美術館という広く開かれた場所をだれでも楽しめるようにすることだと思っています。たとえば視覚に障害があっても音声での情報保障あれば、一緒に鑑賞体験をすることができます。それは社会参加の一つのカタチであったり、ひいては人権の問題ではないでしょうか。そのための道具として今のところナビレンスがベターそうではないか、そういう社会実験です。体験会を通して、音声案内やガイドボランティアが充実していればよいのではないか、という意見や感想もありました。でも、そういうことでもないことがわかってきました。ナビレンスを使用すると、視覚に障害のある当事者の方が、自ら情報を掴みに行くことができます。これがすごく大事で、受け身(ケアの対象)ではなく、自分で選んだ情報をもとに、自分から周囲の人とコミニュケーションをとることができる、このことが社会参加の条件として大事なことではないかと思っています。そして、ここからがお願いなのですが、今回のプロジェクトは2月末までです。その後の維持費や設置は未定です。そこでぜひ、多くの方に山形美術館に来場いただき、ナビレンスを通した鑑賞体験をしていただき、アンケートに声を残していただけないでしょうか。その声を次のバトンにしていきます。
お待たせしました!山形美術館にナビレンスを設置する社会実験、詳細の調整がつき、9月5日(金)〜2月15日(日)までの間、ナビレンスを体験いただける予定です!期間中、体験会なども開催します。ぜひ、連れ立ってご参加ください!詳しくは、https://beherenow.myportfolio.com/culture にチラシの情報をテキストにしておりますので、音声読み上げ機能でもご確認いただけます。体験会のボランティアさんの募集も同時に行っております。期日のお知らせがギリギリになり大変恐縮ですが、ぜひご検討いただけたら幸いです。とりいそぎ、お知らせでした。改めて、ご支援応援いただいた皆さま、ありがとうございます!小さな声が集まって形になってきました。クラファンを通してご一緒できること嬉しく思っています。次は会場の山形美術館でお会いできたら嬉しいです。(きくち)
朝日新聞(2025年6月17日付)https://www.asahi.com/articles/AST6J3QDZT6JUNHB01DM.html河北新報(2025年6月18日付)https://kahoku.news/articles/20250617khn000054.html朝日新聞さんの記事は全文オンラインでお読みいただけます。河北新報さんは有料記事ですが、無料会員登録していただくと1日1記事無料で読めるようです。今回のプロジェクトの取材は、記者の皆さんにとても丁寧な取材をいただいております。いただく質問からも興味や関心といったものが伝わってきて、取材いただく時間も楽しい時間でした。記事にも表れているかと思いますので、ぜひご覧ください。残り、10日になりました。あと十日か、まだ十日もあるのか、ここまでいただいた応援ご支援を次のステップにつなげるべき、引き続き頑張っていきます。どうぞ、ご友人知人にシェアいただけたら幸いです!
今朝メールがあり、応募していた「やまがた社会貢献基金」、無事採択いただきました!これで、資金調達の計画は半分進みました。山形県として公的な援助いただけたことは、それだけ公共性の高いプロジェクトとして考えていただけたということだと思います。一歩前進、嬉しいですね。今回のプロジェクトの資金調達の計画は、公的な資金(やまがた社会貢献基金)と市民の思い(クラファン)の半分づつにかけました。残りの資金調達、クラファンも頑張りたいと思います!クラファンの残り日数も半分を切りました。もう一声二声の応援、ご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします!





