
本日のクラウドファンディングの活動報告では、『真田まこと展』のお宝展示となることが確実な――ゲームの「試遊スペース」についてご報告します。
『殺戮の天使』制作中のデータが発見!
実は今回『真田まこと展』を開催するにあたり、展示物を検討するなかで古いデータを掘り起こしていたときに、真田先生の担当者をしている人物のHDDドライブから、なんと『殺戮の天使』制作中のデータが発見されました。
もちろん全てのデータが残っているわけではないのですが、真田先生が当時制作中のデータを見せた際にSkype(時代!)で送付されてきたデータの一部が、偶然にも現在もプレイ可能な状態で残っていたのが発見されたのです。それらは、真田先生も保管していないものたちです。
Ep3修正前グレイが「おじいちゃんすぎる」件
現在それらは調査中なのですが……例えば面白かったのが、Ep3の制作途中データです。
このフロアは真田先生がファンブックで語られていたように制作終盤において、グレイのセリフを最初から最後まで全て書き直すドラスティックな修正が、真田先生により断行されたのですが……なんと、それ以前の今は消滅したセリフたちが残っていました。
では、その修正前の彼が一体どんなセリフだったのかというと……なんというか、「おじいちゃん」そのものでした。老人であることが特に物語上の含意もなく強調されているグレイで、真田先生も「え!? こんなでしたっけ……」となっていたり。
一方で、まだ発見できていなくて、もしも見つかったら……と関係者が祈っているのが、『殺戮の天使』のエンディングの制作途中のバージョンです。真田先生が語っていた、レイチェルがあの女性を張り倒して逃走していくパターン、あるいは大人になったレイチェルの姿を見て「ああ、これでは“待つ女”だ」と真田先生が取りやめたパターン……。
それらは確実に存在したモノですが、残念ながら、そのデータは現時点では見つかっていません。真田先生もPJファイルは保管していても、制作途中のそうしたデータは保管していません。しかし、もし見つかれば……ぜひ展示したいと考えています。
生々しい制作過程をプレイできる貴重な機会
ただし、このような制作途中のデータは、当然ながら最終版に比べればクオリティは決して高くありません。
なので、本来であれば表に出す機会はほとんどない、生々しいデータです。
そもそも、そんなデータを展示して喜ばれる機会なんて世の中にほぼないかと思いますが、この展示会だけは、むしろそういったものが喜ばれる稀少な場ではないでしょうか。そういうデータの展示を快諾くださった真田先生のご厚意あってこそですが、ぜひ試遊スペースで、これらをご紹介できたらと思っています。
実はこの展示会では……真田先生ともお話をして、まだ世の中では知られていない個人でゲームを制作する趣味の、とてつもない面白さもお伝えできたら……と少しだけ欲張っています。その一環として、ぜひ皆さん会場で、創造の現場の息吹が伝わる生々しいデータをプレイしていただければ嬉しいです。
それでは、また次の活動報告で――。





